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復縁を望むときの心構え~彼を忘れられない心の処方箋~

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みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。

今週は、大野が担当させて頂きます。

 

星 お月様 星

 

お付き合いしていた彼と別れて数か月…。
いまだに彼のことを忘れられないというご相談はあとを絶ちません。
 
時間がたてば忘れられるかと思いきや、ますます思いが募るばかり…。本当につらいですよね。
 
●自分がふった側だけど復縁したい
 
自分がふった側であるにもかかわらず復縁したいと思うのは、すごく身勝手なことに思うかもしれません。ですが、少なからずあるケースです。カウンセリングでも2割ほどがこれに当てはまります。
 
当てはまるのは、自分に自信がなくて愛情を確かめたくなる人、うまく甘えられない人、甘えたいときほど不機嫌になってしまう人、自分なんか愛されるわけがないと思っている人に多いですね。
 
ちょっと勝気で負けず嫌いな人、ついついアマノジャクになりやすい人、その時の感情で口を滑らせやすい人、好きになったら負けだと考える人にも当てはまるかと思います。
 
いずれにせよ、本心ではなかったのです。
「もういい!別れる!」という言葉は別れを告げるためではなく、「僕は別れたくない。絶対に別れたくない!」という愛の言葉を引き出すための作戦だったのでしょう。
 
でも、この作戦がうまくいくのはお付き合いはじめのロマンスがある頃です。ロマンスがある頃ならば、どんなに駄々をこねようが「かわいいな」で済んでしまうのですが。
 
「なんで素直になれなかったのだろう…。あんなこと言うんじゃなかった」という気持ちが残りやすく後悔してしまうこともしばしば。
 
お互い好きだったにもかかわらず衝動的に別れた場合、別れた理由がさほど深刻ではない場合は復縁できる可能性があるかもしれません。ただ、何度も使える手ではないことを知っておきましょう。
 
●自分がふられた側だけど復縁したい
 
ふられてしまった側だけれども、どうしても彼とやり直したい。できることはなんでもするからとにかく復縁する方法を教えてほしい。カウンセリングの8割ほどがこれに当てはまります。
 
当てはまるのは、言いたいことが言えない人、我慢が多い人、自分を表現できない人、あとになってから自分の気持ちに気がつく人、自己肯定感の低い人に多いですね。
 
恋愛経験が少ない人、自分を好きになってくれた人を好きになりやすい人、心にいつもさみしさを抱えている人にも当てはまるかと思います。
 
復縁したい人の多くは、どこかでまだ付き合っているかのような感覚をもっている人が多いです。一日中反省をし、一日中後悔をすることで、心がまだ彼と一緒にいるからです。
 
ここでいちばん大切なことは、「今は別れているのだ」ということをしっかりと受け入れること。「まだ別れたわけではない」「なんとかなるはずだ」という感覚をもっていると、復縁は遠のきやすくなるのです。
 
なぜならば、別れた事実をしっかりと受け止めることで、復縁するための課題が自然と見えてくるからです。別れた原因は相手にあるかもしれないけれども、自分にもなにかしらの原因があるはずだと考えてみるのです。
 
自分のほうにある原因をクリアしていない場合、そのままの状態で復縁を求めても相手は応じてくれないでしょう。以前とは違った自分を見てもらうことで「あれ、前と変わった」と感じさせることで復縁の可能性をつくるのです。
 
●復縁するための心がまえ
 
復縁したいと思うときには、彼のどんなところが良かったのかを思い出してみてください。
なにが思い浮かびますか?
 
・私にやさしくしてくれたこと
・私を必要としてくれたこと
・私の話を聞いてくれたこと
・私を好きだと言ってくれたこと
・私をいろいろな場所に連れて行ってくれたこと
 
…など、いろいろなことが思い出されることでしょう。
 
ですが、これらの多くが「彼が私にしてくれたこと」であって、「彼のすばらしさ」ではないのだとしたら、もう少しだけ振り返ってみましょう。
 
あなたの未練があるのは彼のすばらしさではなく、彼が私にしてくれたことなのかもしれません。つまりは、「あの頃、愛されていた自分」を忘れられないという未練なのかもしれないということです。
 
彼を取り戻せたら、幸せな自分を取り戻せるかもしれないと考えてしまう人がたくさんいます。
 
だからこそ、彼への未練なのか、幸せだった頃の自分への未練なのか。それについてはよく見極めてみる必要があります。
 
彼はもうあなたが好きだった頃の彼ではないかもしれません。それを受け入れることはとてもつらく、とてもさみしいことです。
 
ですが、復縁を望む人の多くは、過去の良かった頃のワンシーンを何度も頭のなかで再現しては、「あの頃に戻りたい」と願ってしまうようなところがあるのです。
 
ワンシーンをずっと眺めたままで、そこで何年も過ごす人もいます。まるで時が止まってしまったかのように。
 
●彼を忘れられないときの処方箋
 
愛されていた頃の自分を取り戻したいのであれば、まずは自分自身を愛することから始めませんか?
 
それは、ひとりの時間を愛することであったり、自分という人間を好きになることであったりもします。
 
彼と一緒にいた時よりも、「今の自分のほうが好きだ」と言えるようになれたら、きっと未練は断ち切れてしまうでしょう。
 
だって、その時はもう「誰にも愛されないひとりぼっちの自分」ではないからです。そうなれたら、もう一度復縁を望むかどうか、選んでみてもよいかもしれませんね。
 
過去にとらわれるのではなく、新しいあなたの幸せを選んでいってくださいね。それが復縁のための心構えです。
 
 

大野愛子のプロフィール&ブログ 

Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。

婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。

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