カウンセリングサービスの清水三季央(しみずみきお)です。新型コロナウイルス感染症での犠牲者の方々、感染警戒中のすべての方々へお悔やみお見舞い申し上げます。感染リスクを負いながらお仕事等に従事されているすべての方々へ敬意を表します。
今回も男女関係と新型コロナウイルスの問題に役立つ内容にしました。
◆コロナ疲れ ZOOM疲れ 婚活疲れ 結婚疲れ あらゆる疲れ
男女関係では婚活疲れという言葉がありますし、ベテラン夫婦がマンネリに陥るという昔からずっとある問題も、結婚疲れとも言えます。新型コロナの問題では、コロナ疲れや、自粛疲れ、ZOOM疲れという言葉も登場しています。
新しい物事を始めるときは、新しい物事を学んで慣れていく必要があり、そのためにパワーを使います。また新しい物事は学んで少し慣れ始めるとモチベーションが高まりますので、さらにパワーを使ってがんばりやすいです。
がんばりやすい分だけ、自分のキャパ以上にがんばってしまいがちで、後から疲れがやってきても自覚するのも遅れやすいです。その結果、疲れを自覚したときには、かなり疲れているという状態に陥りやすいです。
仕事などでは、休日や休憩時間などスケジュール管理されていて休みやすいですし、仕事は疲れそうなことをしたと自覚しやすいので、休もうと思いやすいです。けれども、婚活や結婚生活、新型コロナ対策や、リモートワークや在宅ワークなどのライフスタイルは自分でスケジュール管理しますし、日常生活にまぎれこんでいて疲れそうなことをしていると自覚しにくいので、家事や育児と似ていて、休むこと休憩をとることを忘れやすいです。このため、仕事よりも、疲れている状態に陥りやすい面があるかもしれません。
特に、何事も完璧(カンペキ)にしないと気が済まないという完璧主義の方は、そのがんばりの内容も完璧にしようとしますので、その情報量や作業量も多くなり、〇〇疲れに陥りやすいです。新型コロナウイルスへの対処は、やるべきことは完璧にしないと感染してしまいますので、調整がより難しいです。
◆疲れに早く気づく
〇〇疲れがやってきてしまったとしたら、自分で疲れたと自覚できれば、それなら休もうと判断して休めますが、疲れていることに気づいていないときは対処できませんので、疲れていることに気づくことが大切です。疲れに早く気づけば疲れが深刻化する前に対処できます。早めに対処すると、疲れの回復も早いです。さらには疲れる前に適度な休息をとって、いつもゆとりをもっていられると理想的です。
自分の疲れに気づくサインの1つはイライラです。イライラというのは少し弱い怒りの感情ですが、怒りには、助けてほしいというメッセージが込められていると捉えることができます。つまりイライラしているということは、「疲れたよぅ~助けて~」というメッセージを発信していると捉えることができるのです。そんな自分がいたとしたら早く気づいてあげたいですよね。
特にがんばって疲れてイライラしているときは、がんばれていない人にイライラしやすいかもしれません。
例えば、婚活なら、メッセージの返信が遅い相手やメッセージが雑な相手にイラっとしたり、結婚生活ならば、家事や生活をがんばらない相手にイライラするかもしれません。
新型コロナの問題ならば、対策をがんばらない人に対してですね。街でマスクをしていない人を見たらイラっとなるとか、外出後の、手洗いが雑なご主人やお子さんにイライラするとか、何も心配せずにのんきに笑っている彼やご主人やお子さんや家族にイライラするかもしれません。
自分が一生懸命、自分や周りのためにがんばっているのに、がんばれていない人を見れば、人はイライラしてしまう気持ちにもなるものです。特に新型コロナ対策は、彼やご主人やお子さんや家族が対策をがんばらなくていいわけではないので、しっかり伝えて愛する人とともに対策しないと一人だけ助かっても意味がなくなってしまいますね。イライラして伝えるよりは、穏やかに伝えられるならば、その方が相手に伝わりやすいです。イライラしているとしたら、それは自分が気づかない間に疲れているのかもしれないと、自分の疲れを知る目安にして下さいね。
◆疲れていると感じたら
疲れているときは、休むことが大切です。休み方には多くの方法がありますが、これまでと逆のことをしてみると上手な休みになりやすいです。
大まかには、完璧にしようとがんばっていたならば、だらだらと何もしない時間をつくるといういことになります。
具体的には、婚活疲れではLINEのメッセージで疲れたなら、ZOOMや通話など直接話す方法に変えてみる。異性と関わるのが疲れたなら婚活本をじっくり読んでみる。結婚疲れでは、将来のキャリアのことを考えてみる。
コロナ疲れ・自粛疲れでは、室内にこもってPCに向き合ってばかりだった方は、体操したり、人を避けて屋外を散歩したり、遠くの自然の景色を見る。PCやスマホ、テレビを見る時間を減らす。子育てや家事などで疲れたという方は、何もしない時間をつくる。一人の時間をつくる。ZOOM疲れの方は、ZOOM飲みの断り文句をつくっておいて誘われたら断る(正直にZOOM疲れと言うと楽かも)。ビデオを停止して使うなどですね。
◆終わりに
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。婚活も結婚生活も、コロナ対策や外出自粛も、ZOOMも、疲れたからといってやめるわけにいかないところがありますね。疲れてイライラしすぎて投げ出してしまったりしないためにも、心の疲れを感じたら上手に休んだり、カウンセリングで早めにケアを心がけて下さいね。
◆臨床経験1万5千件以上、東京地区実績NO1
清水三季央のカウンセリングを受けてみませんか?
【カウンセリングルーム】 東京都目黒区駒場4-6-8-2F
【アクセス】 渋谷から京王線・駒場東大前駅、新宿から小田急線・代々木上原駅 いずれも徒歩約15 分
【予約センター】06-6190-5131(受付12時~20時30分月曜定休日)
お会いできることを楽しみにしています!
プロフィール 清水のプロフィール
お客様からのご感想 カウンセリングのご感想
心理学講座 職場や家族や人間関係、男女関係などオールジャンルの心理学
男女関係の心理学 恋愛・失恋・婚活・結婚・浮気・離婚など男女関係の心理学
やさしい心理学 気軽に読んでいただけるシンプルな心理学
■Q&Aのコーナーのご案内
※すでにお申し込みいただいたお客様、ありがとうございました。いただいたご相談から厳選し、回答させていただきますので、しばらくお待ちくださいね。
水曜日「男心のウラオモテ」担当の清水三季央が、みなさんのご相談にお答えするQ&Aのコーナーを行うことになりました。男性心理以外のご相談も大歓迎!清水に回答してほしいご相談がある方は、メッセージ でご相談をお送りください。
件名に「清水三季央への相談」と明記してください。
いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りくださいね。(IDは公開いたしません)