![ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-小川のりこ]()
2週に1回、池尾カウンセラーと記事を担当しております、小川のりこです。
暑くなってくると、8歳の息子が、虫取り、魚釣り、川遊びなどを希望して来ます。
で。
毎週。
毎週。。
毎週。。。月曜日に・・・・
「ママ、土日はどうする(☆Д☆)!?」
って聞いて来ます。
月曜日ですよ、月曜日。休み終わったとこじゃんよ。
と言いつつも45歳の身体にムチ打って、今週はバーベキューに行きます(-_-;*)
では、今回の記事です。
私たちは皆、今日まで多くの人に愛されて来たと私は思っています。だけど、それをなかなか感じられなかった方は多いようですね。
私も十数年前までそうだったのですが、それを感じられなかったのは、
知らなかった。
知ることが出来なかった。からだと思います。
なぜ知ることが出来なかったのか。
それは、私たちが昔から
多くを誤解する からだと思います。
私たちは皆、もともととても優しく愛情深い生き物として、産まれていると思うんですね。私たちがとっても小さな頃、親がしんどそうな顔をしたり、大変そうに見えたりすると、多くの人が無意識に思ったはずです。
何か出来ないかなと。
迷惑にならないようにしたいと。
出来るだけ我慢しようと。
子供ながらに、既に深い愛情が育まれているからなんですね。
でも私たちが産まれた時って、まだ何も教わっていないでしょう? なのにこういう気遣いや優しさを持っているというのは、産まれた直後から、誰かに教えてもらっている以外にないんですね。
じゃあ、誰から?
最初はやはり、ご両親からなんです。赤ちゃんの頃は、親が抱っこしないと全く動けないものですから、親は何度も何度も抱き上げたと思います。げっぷするときも抱き上げたし、おしっこやうんちをした時も、柔らかい布で丁寧に拭いてもらったことと思います。そんな小さな頃の事など、多くの人の記憶にはないと思いますが、そこからまず初めの、
”愛情” を学んだと思うんですね。
それを私たちは、
優しさ として学んでいったのだと思います。だから、少し大きくなると、親に気を遣ったり、親のために我慢したりしたのでしょうね。
でもね。
どんな親であっても、子供に対して社会のルールや、子供の命を守ることに関しては、ある程度厳しくしていると思います。
私もそうです。
子供が道路を飛び出したりすると、何度も何度もそこは叱ります。
あと、心配し過ぎて怒ることもありますね。
子供は親に怒られると、始めはそれがなぜ悪いことなのか、どうして怒られたのか分からないと思います。理由をきちんと話しても、あまりに幼いと、それもなかなか子供の頭では理解できないし、聞いてるのか聞いてないのか…ってこともありますね(-_-;)。それを親は何度も何度も忍耐強く教えて行きますが、そうやって叱られ怒られて、子供はよく誤解します。
私は出来ない子なんだな。
私は悪い子なの?
お父さんもお母さんも私に怒ってばかり。私が嫌いなのかな。と。
それだけでなく、例えばお母さんが傷ついていたり、苦しんでいたりすると、自分の子供を上手に愛することが出来ません。だから、自分の痛みを子供にぶつけることもあるかもしれません。
なのに産まれてすぐに、優しさをたくさんもらって学んだ私たちですから、幼い頃の私たちは、こんな時、お父さんやお母さんを悪者にあまりしないんですよね。
お父さんが悪いんだ!
よく怒るお母さんが悪者なんだ!
ほとんどこんな風に解釈しないものです。全部自分に向けてしまうようなのね。
私も以前、熱が出てしんどくて横になってたら、息子がそばに来て、
「ママ、いっぱい話しかけるからしんどくなっちゃったの? ぼくがわるかったかなぁ。」
って言われました\(◎o◎)/!
「えー!! 全然ちゃう! ママね風邪引いたみたいで、元気でないだけだよ。いっぱい話しかけていいよ!」
焦ってそう答えました。
この時、息子はまだ言ってくれたからいいものの、言わなかったら、きっと、
「ぼくがわるい子だから、ママはつかれちゃったのかな。」
なんて、誤解したままだったのかもしれません。でも多くの言わなかった子供は、きっとたくさんたくさん誤解しちゃうと思います。
ただそう誤解したままだと、それから先もきっといろんな誤解をしてしまうのではないでしょうか。
私が嫌いなんだ…。
私が悪い子なんだ…。そんなふうに一度思ってしまうと、
思っている相手のそばにはなかなか近づけないし、
相手に不必要に気を遣うし、
緊張感が出てしまうし…。
緊張感が出ると、自然に話すことは困難になりますから、事実はどうなのかを聞くことはとても難しくなりますね。
真相はいつまでも分かりません。
そんな状況で、
私は愛されてるんだ。なんて、とてもじゃないですが、思えませんよね。
真実は、表舞台に立つことが少ないんですよ。
ほとんどが、陰に潜んだままなんです。
例えばね。
カウンセリングの現場では、子供を持った多くの親御さんからも、自分と子供との関わりでの悩みをお聴きすることが多いんですね。
自分の子供を叱ったり厳しくしたり、怒鳴ったり、イライラをぶつけてしまったりと、そういうことが、良くないことだと十分分かっているのに、ついやってしまう自分を責めてしまう方、本当に大勢いらっしゃいます。
でも多くの人がこんなこともたくさんおっしゃいます。
・子供が寝ている時に、子供の手を握りながら、”ごめんなさい”と大泣きしていると。
・子供が学校に行った後、服や靴下を畳みながら、”まだこんなに小さい体なのに、私は何でこんなに厳しくしちゃうのか”とすごく悲しくなると。
・怒鳴ってしまった後、冷静になって、子供のいないところで一人自分を責め続けるばかりと。
それは、
本当は子供を誰よりも守りたくて愛したいから
なんです。でも母親って多くの方がいろんなものを抱えすぎてしまっているんですよね。そして、そんなお母さんたちの親御さんも、きっと多くのモノを抱えていて、誤解をたくさんしすぎて親になり、その頃子供だったお母さんと接して来たのだと思います。だから、今、目の前の子供に堂々と、
あなたをきちんと見てるからね。
あなたを私はとても愛しているからね。
あなたは私の宝物で、大切な存在なのだからね。と言えなくなってしまっているんです。
じゃあ、私たちの親はなぜどこで誤解しているのか。
それは、もちろん私たちと同じように、子どもの頃、そして生きて来た過程で、私たちよりもたくさん生きて来た年数分、更に誤解しているのでしょう。
だってね。
こころの動きは私たちの親になればなるほど知りません。
今よりももっとメンタルなサポートが、親の時代はないのですから。
本当は言えなかったこと、本当はいいたいこと。
それは、親の胸の内にあるもので、今更表に出せないのかもしれません。
これは、男女関係でももちろんあります。
特に男性は、真実を表に出すことはあまりありません。
自分はあなたをこう思っているけど、今はこういう状態だから、傍になかなかいてあげられない。そんな言葉の愛情表現は、本当に言えないのが日本男子です。自分の気持ちをきちんと表に出せないがために、逆に暴言を吐くことで、「自分のような男とは関係を切った方がいい。」という隠れたメッセージを伝える方もおられるくらいですから(ーー;)
親も男性も、あなたの知らないところで、愛情表現をしてしまうものです。カウンセリングなど、相談する場所が今よりなかったご両親と、もともとそういったサポートを求めない男性たちは、メンタル的なことが学べなかったため、上手にコミュニケーションが出来なくて、堂々と自分の気持ちを表現出来なかったのでしょう。
親ならば、あなたがいない時に反省したり、あなたが寝ている時にそばに居たり。
あなたを喜ばせようと料理に力を入れたり、困らないようにあなたの衣服などの洗濯をしていたり、部屋や机の整頓をしていたり。
男性ならば、あなたと一緒にいる時に、出来るだけのことをしてあげようと頑張ったり、傍にいてあげられなくとも、ぶっきらぼうであったとしてもメールをしていたり。
でもこれは、あなたを愛しているという不器用なご両親や彼からのメッセージなの。
私の友人にもこんな人がいます。
すごく子供に厳しくて子供にもよく叱りつけ、周りからも厳しすぎると言われているママ友達。でも彼女の子供が持っているものは、手作りがすごく多いこと。そして、彼女の買い物に付き合うと、圧倒的に子供のモノが多いこと。
厳しいやり方をしてしまうようですが、とても子供を愛しています。
奥さんとしょっちゅう喧嘩して、すぐ離婚の話を出される男友達。彼も言われたら言い返すで暴言を吐いてしまうようですが、本当はとても奥さんを愛していて、離婚を言われても、本気でそれを実行する気には全くならなくて、彼女がどうしたら幸せになれるかを本当によく考えています。(←なら、それを伝えてやれ(▼▼)と言ってますが、本人今更口が裂けても言えないようです。)
自分の気持ちをどう表現していいか分からない彼らですから、結局はそんな優しい真実は、隠されてしまって、表舞台に立てないものなんです。あなたはこれまでずっと知ることが出来なかったのかもしれません。けれどもあなたが一度でも深く愛したご両親と男性ならば、真実は影に潜んでいただけだと思います。
その表舞台に立てない真実を、これからも分かりやすくしっかりと伝えていきたいと思っています。そうすることで、皆さんの生き方も少しずつ楽になれると私は思っています♪
この文章が、皆さんのこれからのお役に立てれば幸いです。
♪小川のプロフィールでございます~♪ 小川のりこの赤裸々ブログはこちら~
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