Quantcast
Channel: 恋愛テクニック
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

あれもこれもそれも「欲しい」私へ

$
0
0



こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。

ふと見上げると桜の木の花芽がぷくっとなっていました。春なんですね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

この春も、カウンセリングサービスではいろいろなイベントやワークショップをご用意しております。私が参加するものをご紹介させて下さいね。

お知らせ!行きます!講演します!福岡感謝祭いよいよ来週です!

3月30日(日)、久しぶりに福岡に行きます。九州の皆さまと顔を合わせて、目を見ながらお話できるのがすごく楽しみです。講演もします。クイックカウンセリングもします。カウンセリングってどんなものだろうと思っていらっしゃる方、お試しのチャンスです。ぜひ、この機会にご自身で体験してみて下さい。お待ちしています。

みずがきひろみの講演は、

15:20~15:50 「『私』を幸せにする処方箋」

皆さまのお越しをお待ちしています。



第3回【みずがきひろみの心理学サロン】は「孤独」にアプローチします。

4月24日(木)13:30~15:30の【心理学サロン】は、「孤独に別れを告げる」と題して、つい「わかってもらえない」と思ってしまう気持ちについて考えます。こちらもお楽しみに。





さて、本題。

今日は、昨日の第2回【みずがきひろみの心理学サロン】で取り上げた「嫉妬」について、補足の意味もこめて書きます。そう言えば、先週、村本明嬉子カウンセラーも「嫉妬心」について書いていますね。ちょっとブームかな?(笑)嫉妬のテーマに関心のある方はそちらもご覧下さいね。すごく上手にまとめてあります。



実は、私は「羨ましい」病なのです。

「羨ましいわ」と言っていただくことも多いのですが、私自身がしょっちゅう人を、才能を「羨ましい」と思ってしまいます。だから、私は自分が「羨ましい」病を抱えていると思っていますし、発症して出てくるジェラシーを「モンスター」と呼んでいます。

そんな私が心理学を学んで、

「嫉妬」は「欲しい」という気持ちなんだよ、

と教えてもらってからは、自分の中の「モンスター」が出てきて暴れ出すと、

「そうか、そんなに『欲しい』のね」

と話しかけるようにしてきました。

すると、このブログのタイトルのように、

「あれもこれもそれも『欲しい』」

になってしまいました。まぁ、私ってなんて欲深なこと!

「あの人のあのバッグが羨ましい!」→「あのバッグが欲しい」
「あの人の彼氏がカッコイイのが羨ましい!」→「カッコイイ彼氏が欲しい」
「あの人が羨ましい!」→「あの人になりたい」
「あの才能が羨ましい!」→「あの才能が欲しい」
「あのセンスが羨ましい!」→「あのセンスが欲しい」
・・・

キリがありませぬ。

でも、「羨ましい」を「欲しい」に変えてみると、それまでは「手に入らない」と感じていたのが、一縷の望みがあるように感じられるから不思議です。

ちょっぴりモヤモヤとした抵抗感を覚えながらも、「羨ましい!キーッ」と思うたびに心の中で「欲しい」と言い直してみると少しだけ残っている冷静さが「じゃあ、どうしようか?」と考え始めるようなのでした。

そうやって相当たくさんの「羨ましい」を「欲しい」に変えて、それを原動力に「挑戦」して、その中でも本気度の高かったものは、それらしいものが手に入って、いつのまにか「羨ましい!キーッ」は「あんなのもいいかも」くらいに小さく丸くなっていったのでした。

でも、キリがないのです。

いいんですけれどね。それでパワーアップできますから。
そして、実は、自分の中にも似たような才能があって、その才能が開けば、同じようなものを手に入れることができるということに気づくと、嫉妬も、辛いけど、そんなに悪いものではないかもしれない、くらいには思えますから。

でも、キリがないのです。

「あれもこれもそれも『欲しい』」私は、

実は、「あれもこれもそれも」本当に「欲しい」わけではないのです。

本当は何がそんなに「欲しい」のかしら?

そこを見つめ続けてわかったのは、

私が本当に欲しいのは、「私は私が好き」と自信をもって思えることだった、

ということ。

「私は私を好きになっていい」という許可をいつも他者に求めていたから、他人からの評価に一喜一憂し、それが怖いから自分を他人と比べては「まだまだ」と人から指摘される前に落ち込む、ということを繰り返していたみたいです。

自分を好きと思いたかったから、自分が「素晴らしい」と思う人と同じになりたかったみたいです。

本当に欲しかったのは、モノでも才能でもなく、「愛されている」という安心感でした。

この「愛されている」という安心感は、「愛している」という自信と裏表になっていると気づいたとき、

「嫉妬」の一番パワフルな癒しは、「愛したい」という自分の気持ちの中にあることも見えてきました。

今、「モンスター」が大暴れしていて苦しい想いをしているとしたら、

どうかその「モンスター」を労ってくださいね。

愛情深いのにうまく愛せない、って泣いているだけですから。






みずがきひろみが仕事やパートナーシップについて日頃思うことを書いています。


みずがきひろみの毎日、好きなものについてつぶやいています。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

Trending Articles