カウンセリングサービスの秋葉秀海です。火曜日更新の「モテモーラ養成講座」を成井裕美
カウンセラー、阿部純也
カウンセラーとともに担当しています。
「新しいレストランがあるんだけど、もし良かったらどうかなと思って。」前回の記事では、こんなちょっとした会話が相手にネガティブなフィーリングを与えてしまうこともある、というお話をさせていただきました。
モテ男・モテ女の作り方をテーマにお送りしている秋葉の担当回。今回はもう少しこの「会話」について考えてみたいと思います。
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「もし良かったら」を避けるワケ
『もし良かったら○○しませんか?』
これってデートのお誘いでけでなくいろんな場面で普通に聞かれる会話だし、特に嫌な感じがすることもないけどなぁという方もいらっしゃるでしょう。もちろん、この表現が必ずしも相手に不快感をもたらすわけではありません。
けれど、私は経験上この表現をできるだけ使わないようにしています。なぜなら、仕事のオファーでも飲み会のお誘いでも、「もし良かったら」と前置きのあるリクエストに心が動いたことがないからです。
では、どんなリクエストなら心が動くか?こちらではどうでしょう。
「新しいレストランがあるんだけど、ぜひ君にも紹介したいんだ」
「もし良かったら」と「ぜひ行こうよ」あなたの心が動くとしたらそれはどちらのリクエストでしょうか?
「ぜひ行こうよ」というリクエスト
モテるオーラを身につけるという観点から会話を捉えた場合に大切なのは、結果よりもそれを通じてどんな印象を相手に与えるかです。
デートに誘うなら、結果的にお誘いを断られたとしても「いい感じ」を相手の心に残すことができればOKだと思いますし、仕事のオファーであればそれをきっかけに良い関係を育めれば良いのです。
もちろん、好意を感じる相手であればどんなリクエストであっても大歓迎でしょうし、気にならないでしょう。また、完全にアウトオブ眼中なのであればそれがどんなリクエストでも結果は「ノー」かもしれません。
問題は、そのどちらにも分類されないケース。「別に食事くらいならいってもいいけど」っていう場面では、「イエス」か「ノー」かよりも、その会話を通して相手をいい気分にさせることができればあなたのモテオーラは上昇します。
「もし良かったら」という前置きは、断り易く悪い印象を与えない反面、心もさほど動きません。つまり印象に残らないということです。
いっぽう「ぜひ行こうよ」というリクエストからは強い意志と願望が感じられます。そんなに強く誘ったら抵抗感を生むのでは?と心配になるという人もあるかもしれませんが、もしそこで何かしらの抵抗感が感じられたとしたらそれは心が動いている兆候。少なくとも印象に残るリクエストではあるということです。
求められるのは気分のいいこと
私たちの心は他者から投げかけられる言葉や仕向けられる態度の影響をいつも受けています。
モテる人というのは気分を良くさせる言葉を発し、心地よい態度をとることができる人ということができるでしょう。
「求めよ、さらば与えられん」聖書にある言葉のように、デートに誘ったり相手に何かをリクエストするならば、遠慮がちに伝えるよりも明快にはっきりと伝えたほうが効果的です。
なぜなら私たちには「人の期待に応えたい」という本質的な願望があるからです。
何度断っても懲りずに誘ってきたり、ストーカーまがいのしつこい要求は迷惑以外の何ものでもでありませんが、スマートなお誘いのリクエストというのは決して相手を嫌な気分にさせるものではないのです。
そればかりか、強く求められていると感じることは私たちにとって気分の良いことでさえあるのです。ところが遠慮がちな私たちは、ストレートに気持ちを伝えることを避けては、遠まわしな表現や控えめな言い回しを使い易いものです。
また求めてそれが叶わないというのはつらいことだから、最初からはっきり求めないで「もし良かったら」と断られた時のショックを和らげようとしたりもします。けれどそんな態度では気持ちが伝わらないばかりか、相手の印象にすら残らないということになりかねません。
デートに誘う。
そんな会話ひとつをとってみても、気分が良い印象を残すにはどうしたら良いか?たとえ断られたとしても心地良い会話というのはどういうものか?
意識しなければ見落としてしまい易い日常的な会話と表現をぜひ見直してみましょう。
意外なところから魅力のオーラを生み出す秘訣が見つかるかもしれません。
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回、秋葉秀海の登場は7月2日(火)となりますのでどうぞお楽しみに。
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