毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
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◎2022年7月24日(日)10:00~18:00
◎講師:池尾昌紀・池尾千里
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なかなか手強い「バツイチさんとの恋」について、お話ししています。
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お待たせしました。
本日の記事をお届けします。
失恋をした時は本当に苦しく悲しく、心は傷ついています。
そこから立ち直っていくというのは大変なことですが、その意欲を持って、今の状態から良くなっていきたいと強く思っている時には
「この失恋に何か意味があるとしたら」
ということを考えていくことが、その力になっていきます。
こうした意味を考えていく時、
「自分にとっての幸せとは何か」
という、幸せの意味に気づくチャンスがきていると考えることもできます。
◇この恋愛と自分の幸せはつながっていたかを考えてみる
失恋した時は、その相手を簡単に忘れられない、好きな思いを感じ続けて辛いことがほとんどだと思います。
すると、好きな相手だからこそ、この人じゃないと自分の幸せはない、と感じることも多いのではないでしょうか。
それは当然のことなのですが、
「失恋した相手と恋人であること=幸せ」
という図式が本当に成り立つのか、ということがとても大切になってきます。
しかしながら、失恋した相手に執着がある度合いだけ、この幸せを感じることが難しくなってしまいます。
この人が戻ってきてくれることを一番求めてしまうので、他のことが後回しになってしまうのですね。
苦しい思いを抱えながらではあるのですが、ここでは失恋した理由について考えること、そして、もし付き合いが続いていて苦しくなることはなかったか、ということを考えてみることで、
「この人と付き合い続けることが自分にとっての幸せなのか」
ということに段々と気づいていくこともできます。
◇「自分にとっての幸せ」が叶えられる相手という視点
失恋をすると自信をなくしますから、自分の至らなさを感じて自己攻撃をしてしまうのですが、そこには後悔していることを修正していくという学びがあります。
そして、自分にとって合う相手のタイプかどうか、ということを知るチャンスにもなっています。
もしかすると、男らしい人がいいのか、優しい人がいいのか、今回の恋愛相手とは違うタイプの人の方がいいのかもしれません。
この時、自分が感じていることを素直に言えるか、一緒にいて楽か、楽しいことが共有できるか、などの視点で整理してみると、自分にとって何が幸せなのかに気づけるチャンスにもしていくことができるのです。
もし、この視点で整理する時に大切なのは、今回の恋愛相手を選んでしまった自分を責める気持ちになった時には、ベストを尽くして恋愛をしていたこと、この恋愛には必ず意味があるはずだと思うこと、を忘れないように私はお伝えしています。
失恋を学びにつなげていくために最も大切なのは「自分を責めすぎない」ことなんです。
こんなことを念頭におきながら、自分にとっての幸せを探してみてください。
相手ありきのあなたの幸せではなく、あなたの幸せが先にあって、それを叶えてくれる人を選ぶ、という順番にパートナーを選んでいくことが、幸せなパートナーシップの道であると私は思っています。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。