こんにちは、三好成子です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』は
那賀まきと桑野量と服部希美と担当しております。
よろしくお願いいたします。
あんなに素敵なパートナーがいるのに浮気をするなんて…「どうなってるの?」って不思議に感じることはありませんか?
ワイドショーなどで芸能人同士の不倫だの浮気だの話題が盛り上がっている時「どうしてあんなにきれいな奥さんがいて浮気するんだろう?」「あんなに素敵なご主人のどこが不満だったんだろう?」って思ったりしませんか?
美人は三日で飽きるってほんとうだったの?って首を傾げそうなことがいっぱいあるんですけど、相手が素晴らしい人であればあるほど『浮気せずにはいられない』心理状態になっているかもしれないんです。
今日はそんなお話をしたいと思います。
◆自分にはパートナーよりも価値がないと思うともう一人足したくなる変な心理
自分に自信が無くて、自分一人だとパートナーに太刀打ちできないと感じる人がいます。
すごく素敵なパートナーを持ったのはいいけれど…自分よりもすごく優れている、自分より価値がある人だと思い過ぎると、一緒にいてもどこかで緊張するし、負けている感覚があって楽じゃないって感じる人がいるのです。
一緒にいるとめちゃくちゃバランスが悪い・・・
私(俺)がめちゃくちゃ軽く扱われているような気がする・・・
(↑この写真の場合は男性が、パートナーより自己価値が軽いと思っている・・・というパターンを表しています))
なんかヤダ!
対等に扱われたい!
って思い始めた時、自分の魅力を上げてバランスをとれないと思うとパートナー以外の人を横に置いてでも対等な重さになりたいという心理状態になることがあるというのです。
パートナーが素晴らしすぎて、こんな自分があの人とつり合わないと思えば悲しくなるので、パートナーと釣り合う重さになるくらいの、ちょうど良い重さの人を探して自分の価値のなさを埋めようとするのです。
この浮気相手がいて「やっと、パートナーと対等になれた」って思うのです。
「バランスが良いわ~」って思うのです。
これ、体重の話じゃなくて、心の中で起きている自分という存在の重さなのですね。
浮気する相手の存在価値が大きければ大きいほど自分の価値はパートナーとかけ離れていると感じていると思ってください。
◆自分の価値をちゃんと受け止められると浮気相手は必要ではなくなってくるかも?
いけない、いけないと思っていてもパートナー以外の人を必要としてしまう心理に、自分の価値の低さがあるのであれば、もっと自分の素晴らしさに気付いていかなくてはいけませんね。
大切なパートナーで、すごく素敵だと思うから、今の自分では不釣り合いだと思って、もう一人をシーソーの上に乗せようとしているのであれば、あなた一人でもちゃんと釣り合っているのだという事をもっと知らなくてはいけませんね。
釣り合っているからこそパートナーシップを組んだのです。
あなたはパートナーを選んで、パートナーに選ばれた人なのです。
もう一人は必要ないのです。
そう思っていくことで、浮気相手の必要性はどんどん消えていき、
最後にはもう必要なくなると思います。
自分という人間の存在の大きさを自分で理解する事で、本当に大切な人とちゃんと向き合う事が出来ると思います。
◆完璧さと自分らしさのバランス
浮気が二人の間に入り込むシーンのもう一つは《本当の自分でいる時間を、パートナー以外の人に求めなければならなくなる》ことも挙げられると思います。
良い面ばかりを見せ続けなければいけないって思っていると、疲れてしまって、ダメな自分を見せる場所を探してしまう・・・というパターンです。
ジグソーパズルのピースのように 私たちも同じでへこんだ部分と飛び出た部分があって当然なのです。
それが「個性」です。
私が私である理由がこのピースの凹凸です。
だけど私たちはこの凹凸を嫌って、きれいな、欠けのない四角形になろうとします。
欠点だと感じている、ジグソーのピースで言うところの凹んだ部分を嫌うというのは、わかる気もするのですが
不思議なことに私たちは飛び出た部分でさえ嫌っていることがあります。
人よりも秀でた部分を持っているとあまりにも目立ってしまうために嫉妬されたり特別な目で見られたりして、ちょっと辛い思いをしたら、 その経験から、自分の魅力でさえ隠そうとしてしまうようです。
みんなと同じということで安心してくらそうとしてしまいます。
自分の個性を隠そうとするんですね。
だけど、集団生活の、ある一定時期の一つのルールに守られている間は良かったんです。 みんなと同じが安全でした。 でも、社会に出ると「あなたは何ができますか?」と聞かれます。
個人としての資質を問われるんですね。
パートナーシップを持とうとする時に、「あなたはどんな魅力がありますか?」そして、「何ができませんか?」と聞かれます。
それはパートナーに何を助けさせてもらえる人ですか?と尋ねられると言うことなんです。
それはすなわち、「どんな愛し方をすれば喜んでくれる人ですか?」と聞かれているんですね。
凸凹しているからこそ、自分にピッタリの仕事につけたり、真実のパートナーに出会えるのだと思います。
過去のありとあらゆる他人と違うということで感じた嫌な感情が自分の最適な場所を見つけるために必要な凸凹を隠して、そして私に、ぴったりな人がいないとか、自分に合う暮らしは何ですか?と悩んでいるんです。
自分らしさである凹凸をもうちょっと大切にしてあげたいですね。
この凸凹した部分を嫌ってちゃんとした四角い私を頑張っていると、 一人になった時くらいはだら〜っと凸凹解放したくなります。
そんな時「ピンポーン」ってインターホンが鳴ります。
「なんだろう?」と思ってモニターを覗くと、大好きな彼がいるんですね。
さあどうします?
大好きな彼です。私にとっては完璧な四角い彼です。
「近くまで来たから寄ったけど、大丈夫?」彼は言います
「もちろん、大歓迎」と言いながら心の中は「連絡ぐらいしてよっ」って思います。
で、急いで凹んだところを隠して、きれいな形のピースになろうと繕います。
本当の私を隠して向き合っているので、その隠した部分が気になって、気になって、目の前の彼が何を話していても上の空。
バレていないか?と考えていると、彼といる間も疲れるし 「早く帰ってくれないかな?」な~んて思っちゃったりして。
そういうのって彼も感じ取って「あれ?歓迎されていないのかな?」って思い始めると、なんとなく ぎこちない時間が流れて、お互いに気疲れしちゃうこともあるかもしれませんよね?
こういう時は、彼が帰った後も、大丈夫だっただろうか?って不安になるんです。
素敵な欠けのない自分になって、素敵な欠けのない相手をゲットしたらすごく幸せになれるんじゃないかって思ったんだけど
無理している部分、頑張り続けなくっちゃならないことに激しく疲れて、どうしていいかわからなくなっていたりもするんですよ。
よく、「あんなに素敵な奥さんがいて、なぜ浮気しちゃうんだろう?」って思う人いますよね?
それって、本当の自分を見せても良い人の前で、ダメな自分でいられる時間が欲しいからなんじゃないかな?って思うんです。
パートナーシップといのは、このままの自分でもちゃんと受け入れてもらっているんだって思えること、相手の良いところも悪いところも丸ごと愛していけるようになりたいものですね。
あなたはあなたの出来る事をしっかりやっていく、それでいいんだと思います。
あなたの素晴らしさをちゃんと受け止めて 本当に大切な人と幸せになってくださいね。