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■マザコン?ファザコン?過保護?親離れ、子離れ?親に従順すぎる男性の心理

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恋愛テクニック-いつも、ありがとうございます

東京地区で、面談カウンセリング・心理学講座・講演を行う。恋愛・夫婦など男女関係、家族の問題、アダルトチャイルドの問題など、感情を癒すセラピーが人気で、その実績は東京地区ダントツNO1(全国では3番目)。コラージュをとりいれたマインドマップカウンセリングも好評。資格は日本産業カウンセラー協会認定、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントをもつ。(コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります)


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こんにちは、カウンセリングサービスの清水です。早いもので11月後半ですね。23日には弊社のイベント、カウンセリングサービス感謝祭が開催されます。

このイベントでも講演をします。タイトルは「私は依存?自立? 依存と自立の心理学」です。弊社のブログやサイトやカウンセリングを使っていただくと、もっと自立しましょうとアドバイスされることがあったり、自立していないで、もっと依存できるようになりましょうとアドバイスされることもあって、依存がいいのか、自立がいいのか、わかりにくかったり、自分は依存なのかもと思うけれど、別の場面では自立してる気もするし・・・という疑問を感じてしまうこともあると思うんですね。依存と自立、基本なんですが、知れば知るほどわかりにくい、このキーワードにフォーカスしてお話をしたいと思います。もちろん男女関係に役立ちます。午後一番の13:10-13:40の時間帯です。イベントに参加される方で、ご興味がある方はぜひ聴きにいらしてくださいね。

さて、このところ「自然消滅、音信不通、返信がない…連絡をしてこない男性の心理   」「思わせぶり?草食?自己愛?中途半端なアプローチと男性心理 はっきりしない,婚活,結婚,ふみきらない,無責任,結婚しない男性の心理   」など独身の方に役立つお話が続いたので、今回は、既婚の方にも役立つような内容にしてみました。独身の方にも、自分自身のため、家族との問題に役立つかもしれません。これまでにお伝えした内容と重複する部分もあるかと思いますが、ヒントにしてくださいね。



宝石緑親に従順すぎるとは?

ご主人が親の言うことやケアを優先しすぎてしまい、奥さんの言い分を聴いてくれなかったり、ないがしろにしてしまったりするケースを指しています。

マザコンやファザコンといったような親に依存しすぎているという問題もありますが、さらにはご主人は親には苦労をかけてきたからなどと親孝行をしている意識が強い場合もあり、例えば、お盆や正月などのお休みもたまには旅行に行ったりしてもよさそうなのに、結婚して以来ずっと、必ず実家に帰るとか、自分の実家なのに手土産にもとてもこだわるといったような様子で、奥さんの言い分が通らないので、奥さんは自分よりも親の方を大切にされている気持ちになってしまい、あまりの理不尽さに疲弊して離婚を考えるケースに至る場合もあります。

ご主人の問題だけでなく、ご主人の親側も子離れができていないところもあって、過干渉で、必ず実家に帰るものだとあたりまえに思っていたり、親側の好みで買った、電化製品だとか農産物などを勝手に送ってきて、それを奥さんは必ず喜ばなければいけないという空気で圧力をかけられるので、奥さんはかなり気疲れします。

不思議なようですが、こういうケースは全体の中では多くはないものの、確実に存在するんです。非常に困難な問題なので、極端に悩んでいらっしゃる方が多いです。



宝石緑背景にある心理とは?

1親が過保護である

昭和の日本の家庭に多い、オーソドックスな理由なのですが、ご主人の親が例えば、父親は会社人間だと、母親は孤独になるため、その分を子供に目を向けることになります。子供に目を向けることを正当化するために、教育熱心になります。ご主人が親離れ、つまり母親から離れてしまうと、母親が極端な孤独におちいるので、それがかわいそうで、離れるわけにいかないと感じてしまってうため、親孝行な息子になります。本当は母親を手放すことができると、父親と母親との関係がこれまでとは違ったよい関係に変化していくのですが・・・。

 2親に極端な問題がある

1に加えてさらには、ご主人の父親がとてつもなく頑固であるとか、人の話を聴けないとか、自分中心すぎるといったような極端な問題があると、その家族は昔からどんなにケンカしてもがんばってもどうにもならない絶望的な気持ちを抱えることになります。当然、母親もまた絶望的な気持ちを抱えることになりますので、1のような単純な孤独というよりも、母親を一人残しては生きていけないだろうと深刻な気持ちをご主人は感じてしまいます。母親側もご主人にすがるような気持ちになってしまいます。ご主人自身にも、またこの家族全体にも漂う深い悲しみを、許し受け入れて、そして手放していく勇気がないと、結婚してもなお、家族の問題を背負い込んだままになってしまいます。



宝石緑女性側はどうしたらいいの?

ではどうしたらよいのでしょうか?たくさんのアプローチの考え方ができますが、次の2つを挙げますので、ヒントにしてみてください。

1ご主人との関係に着目する

ご主人が親離れをするようにと、言って聞かせるというやり方はたいていケンカの元になってしまい、かえって夫婦仲を悪くさせて逆効果になってしまいますし、親にも原因があると言って、3者で話し合ったり、親を説得したりするのも問題をさらに広げてしまいやすいです。

ご主人の親  →  ご主人 → 奥さん

3者の関係は、心理的にこういう位置関係になっているので、ご主人が奥さんとの関係が深まる、つまり心の距離が近くなればなるほど、ご主人は右へ移動する形になるので、自然に親離れが進んでいきます。

すでにケンカが多くなっている場合には、ご主人と奥さんの心の距離が遠くなってしまっていますので、ケンカだけはしないようにして、現状維持につとめながら、奥さん側にこれまでたまってきたストレスだけでも解消しておくことで、今後、関係を改善していくという、次のアクションに備えるとよいです。


2未来へのビジョンを描く

ご主人の親  →  ご主人 → 奥さん → 未来へのビジョン

さきほどの図をさらに発展させると、奥さんは、ご主人との関係を深めつつ、心のつながりをもって、ご主人を未来へのビジョンへと導いていけると理想的です。

未来へのビジョンとは、家族がこうなりたいなとか、自分だけでもこんな自分になりたいといったようなものです。例えば、家族で正月に旅行に行っている様子とか、奥さんだけでも、趣味のフラダンスのステージに立つとか、素敵なキラキラママになるとかそういうものです。それも無理なら、離婚して自由になりたいから、仕事をみつけようというものでもOKです。ビジョンを描くだけでも心は前向きになり、ご主人を本来あるべき方向に導いていくその一歩を歩み始めることになります。

ご主人を導いてあげることに成功し、見事、親離れが進むと、そこからは奥さんが幸せを手に入れる番です。家族での幸せを手に入れて、これまでがんばってよかったなと苦労が報われるその日がやってくるのです。



宝石緑最後に

今回のテーマは実際に問題におちいっている方からすると、簡単ではいかない、かなり複雑で困難な問題であることが多いです。奥さんに長年のストレスや不満や怒りがたまっている場合には、カウンセリングを使える方は、カウンセリングで心を癒しながら、とりくむことをオススメします。ご主人も、問題を自覚していて、とりくむ意志があればカウンセリングが役立つと思います。

どんな困難な状態にあるとしても、乗り越えられない課題はやってきません。あなたの心には解決する力があります!あきらめないでどうか自分を信じて、勇気をもってとりくんでください。最後まで読んでくださってありがとうございました。



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Q&Aのコーナーのご案内

すでにお申し込みいただいたお客さま、ありがとうございました。いただいたご相談から厳選し、回答させていただきますので、しばらくお待ちくださいね。

水曜日「男心のウラオモテ」担当の清水三季央が、みなさんのご相談にお答えするQ&Aのコーナーを行うことになりました。男性心理以外のご相談も大歓迎!清水に回答してほしいご相談がある方は、メッセージ でご相談をお送りください。

なお、件名に「清水三季央への相談」と明記してください。& lt;/font>

いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。

なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りくださいね。(IDは公開いたしません)

みなさんのご相談をお待ちしています!

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