2週に1回、渡辺カウンセラー と一緒に「婚活」を担当しております、小川のりこです。いつもたくさんのコメントありがとうございます。このコメントの一つ一つにどれだけ励まされ、勇気を頂き、また学ばせて頂いているか分かりません。『反応』がある。というのは、本当に嬉しいことです♪
では、今回は皆様から頂いたご相談にお答えいたします。
******************** ご相談 ********************
いつもすてきな記事をありがとうございます。
今回は、ご相談したいことがありメッセージをかかせていただいています。
私には、３年間すきな人がいます。彼は、仕事が忙しく、年に何カ月しか日本にいません。男女の関係になったのは、であってすぐでしたが、付き合うことはできないといわれて、いまは、友人のひとりになりました。
それなのに、気持ちがすきなままでいてしまい、どうしても動けなくなっています。もうすぐ４０歳なのに、ほかの人に目をむけようと秘死で努力しても、やっぱり最後には彼のことがすきな自分にきずかされてしまいます。
メールは私からたまにしていますが、返事はたまにです。なんだか返事がこないと、やっぱりきらわれちゃったかな、とおもい、まいかいおちこんでしまいます。
こんな気持ちでは、次の恋愛ができないとおもい、どのようにして気持ちを整理したらよいか、先生にアドバイスをいただきたくてメッセージをかかせていただきました。
よろしくおねがいいたします。
ご相談者さん：パンプキンさん
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こんにちは、パンプキンさん。
ご相談ありがとうございます。
3年も好きで好きで、でも付き合うことが出来ないという彼。友人という付き合いしか出来なくなってしまった今でも、とても彼が好きで、忘れられないのですね。それだけ好きな人ですもん。すぐに”友人”と割り切れるはずもないですよね。だからといって、今のままでは、本当にすごく苦しいと思います。
どれだけ頭でこの事実を受け止めよう、理解しよう、忘れようと前を向いて新しい出会いを求めようとしても、私たちのこころは正直です。
大好き
があると、それはどうあっても消せませんし、何かで誤魔化すことも出来ません。
でも私たちの多くは、恋が叶わないと思ってしまうと、
断ち切るようにして、彼への”好きという気持ち”を見ないようにする。
相手の悪いところばかりに目を向ける。
彼のことをいっさい考えないように努力をする。
など、こころで思っていることと逆のことをしてしまいます。
切った方が楽だと思うから。
考えない方が忘れられると思うから。
嫌いになった方が、離れられると思うから。
だから本音とは違うことをしてしまいがちですが、これは実は逆なのね。
もし、今パンプキンさんも、こころの "好き" という気持ちとは逆のことをしているのなら、それは、ご自身をますます苦しめて傷つけてしまうだけのように思います。
でもじゃあ、どうしたら・・・。
好き。でも忘れなきゃ。でもどうしたらいい？
分からない。でもやっぱりすき・・・。
常に頭の中でぐるぐる回ってしまいそうです。
パンプキンさんは、「付き合えない」と言った彼が、どうしてこういう返事になったのか、ちゃんと受け止めることが出来ておられますか？
それが気になりました。
「私は彼の好みじゃないから、好きになられるのが迷惑なのかな…」
そんなふうに、ご自身では、少し感じられているんじゃないかなーって。
だとすると、すごく苦しいよね。
文章内にね、
「なんだか返事がこないと、やっぱりきらわれちゃったかな、とおもい、まいかいおちこんでしまいます。」
と書かれていますよね。なんで嫌われちゃったかな？って思うのでしょうね。
たまにメールを出すだけでしょう？
・事実はどうであれ、自分自身では、自分の行動が、どうしても、相手が迷惑がっているような気がしてしまう。
・彼が断ったのは、私のことが嫌いだからかも…。
そんなふうに、パンプキンさんは思ってはいませんでしょうか。
だとしたら、そう思ってしまうのは、なぜなのでしょうね。
これは私の考えですが・・・。
彼は、恋愛をしたいと思う反面、今はしちゃいけない・・・って、自ら歯止めをかけているように思うんです。
実はこういうことは、多くの男性が考えることでもあるの。
例えば、学生であったとしても、受験勉強を控えていたり、スポーツの大きな大会などを目前にしていたら、
恋愛にうつつを抜かしている状況じゃない！！
って、大好きな人がいても、無理して我慢してしまうの。それは、目の前のことに集中出来なくなってしまうからなんです。社会人になると特にですね。
多くの男性が、自分のこれから先、未来のことを考えると、まず自分自身の基盤をしっかりしたいと思うもの。でなければ、好きになった女性を、幸せには出来ないと考えてしまうんです。
大好きな人が目前にいるのに、どうしてそこまで我慢して、”好き”を抑え付けるのでしょう。
それは、私たち 女性と男性の違い です。
私たち女性は、"感情"というものに日頃から慣れ親しんでいます。だから、”感情一色” に近い恋愛でも、大好きな人がいて、楽しかったりわくわくしていると、他とのバランスはある程度上手にとれるものです。むしろ、彼がいる方が、仕事が上手くいったり、人間関係の多少のストレスがあっても乗り越えていけるんですよね。
でも男性は違うの。
やらなきゃいけないことが目前にあるのに、恋愛をしてしまうと、ほとんどの男性が日常のバランスを崩します。
感情に慣れ親しんでいないのに、”恋愛”という、100％に近いほど感情が動くことに手を出してしまうため、仕事と恋愛を上手にこなせなくなるの。
もちろん彼らの本音は、
わくわくやドキドキの多い恋愛を、すごく優先したい
んです。でもそれをすると、仕事がおろそかになり、ミスが多くなり、社会での付き合いが悪くなり、仕事も人間関係もぐだぐだになってしまうようなんです。（男性が女性に夢中になりすぎて、初めはがんがん来るけれど、そのうち元の自分に返っていくのは、こうした状況に気づき、仕事や友人関係を修復するためもあります♪）
彼は、自分が今忙しくて、しかも日本にほとんどいないんですよね。そんな状況で、
彼女と楽しく付き合えるか。
彼女を幸せに出来るか？
男性の脳で考えたとき、答えはほとんどの場合NOね。
彼女を待たせるだけ。
彼女を泣かせるだけ。
彼女を不安がらせるだけ。
そして、
仕事に手がつかなくなる。
仕事がいい加減になってしまう。
社会人としての自分もきちんと成長出来ないし、彼女の笑顔も守ってあげられない。
だから、彼は付き合えないと言ったんじゃないかな。
あなたからのメールの返事がなかなかないのも、しないのも、これ以上不必要に関わって、あなたに期待をさせて、傷つくことを恐れているのかもしれません。
それに加え、実際の忙しさのため、レスの暇がないのかもしれませんし、実はすごく毎日の大変さにストレスを抱え、それでも仕事に集中せざるを得なくて、いっぱいいっぱいなのかもしれません。
私はそう思います。
だけどあなたは、嫌われちゃった・・・とどこかで感じてしまったよう。
自分の思いを受け止めてもらえなかったとき、私たち女性は二通りね。
① そっかー。今は無理だったんだ。辛いけどまたいい人に出会えるかな。
（自分が原因じゃないと考え、辛くても前を向いて行こうと思える人）
② 私が嫌いだったのかな。私のどこが好かれなかった原因なんだろう。
（自分に何が原因があるのではないかと、悪く考え込んでしまう人）
②のように、自分を好きになってもらえない原因が何処かにあると考えて、責めてしまったり、この経験を、
”選ばれなかった自分や失敗した自分”
などと考えてしまった場合は、とてもとても苦しいし、その相手を忘れられなかったりすることも多いんです。
そしてもう一つあります。
それは、
あなたが彼に思いをきちんと告げたかどうか。
です。
思い残した気持ちがあると、やはり前には進みにくい場合が多いですね。
言葉を濁すのでなく、遠まわしに言うのでなく、「好きです」「好きでした」と言えましたでしょうか。
・告白したか。
・自分を責めてないか。
とても大事なことですが、まず今のパンプキンさんには、ご自身でも書いておられますが、やはりまず第一には こころの整理 が必要です。
彼のどんなところに惹かれたのか。
彼のどんな魅力をあなたは見たのか。
彼にどんな嬉しいことをしてもらったのか。
彼といて嬉しかった、楽しかったこと。
逆に彼といて、辛かったこと、悔しかったり腹立たしかったこと。
彼とやりたかったこと、やり残したことなどなど…。
そういうことを、たくさん思い出し考え、自分の思うがまま自分の言葉で口から出してあげて、外に思いを吐き出すことがとても大事です。
これは、こころの整理をする上で、絶大な効果がありますv(￣ｰ￣)v。
「えー。そんなことでなんとかなるのかなぁ・・・。」
・・・実は小川がここのお客様だったときに、これを言われて思ったことです。でも私たちは悩んだときに、まず ”どうしたらいいか（方法論）” を求めてしまうので、話すことで整理されるという発想も、思い浮かばない人が意外におられます。
それに、そんなに何度も何度も、しかも自分が自由に彼の話をして、良い悪いの判断やアドバイスなく、ただじっと聴いてくれる人がいない場合もありますよね。
特に家族や友人などは、あなたのことを大切に思うがゆえ、ついつい何か言ってあげたくなっちゃうもの。でもその言葉で、逆に傷ついたり、そうじゃない！と反論したくなることも、結構あると思うんです。
でもそうなると、ご自身でやはりなんとかしなくちゃ・・・と、なぜ上手くいかなかったのか、なぜ断られたのか…と、自分のせいにして、原因を突き詰めてしまったり、彼のことを思い出さないように努力したり、忘れようとすることに力を注いでしまいがちです。
彼の話、いちから全部、整理してみませんか？
出会いから、今日まですべてです。
いっぱい話したいこと、誰かにただ聴いて欲しいことたくさんありませんか？
悲しみ、悔しさ、辛さ、怒り・・・など、自然に出してあげて、いっぱいっぱい泣いて怒ってするんです。
それを繰り返すことで、こころの中に溜まったもやもやした感情や、ネガティブな感情は、ちゃんと外に吐き出されます。そしたらこころはどうなると思います？
出せば出すほどすっきりするんです♪(*￣ー￣)ｖ。
ぐぐぐっと抱え込んでいた苦しみが無くなります。
そしたらね、こころには ”余裕” が生まれます。この場合の余裕とは、
彼以外のことを考えること。
視野が広がること。
なんです。
”希望”が見えてきたり、”勇気”が出てきたりするの。
そうすると、ちゃんと前を向けるものですヽ(^◇^*)/
カウンセラーとして、今までたくさんの恋を乗り越えて来た人を見てきました。
皆さんから、まずは、彼（彼女）のことをたくさんたくさん話してもらいます。多くの方が、何度も何度も、相手の話をします。
でもね。
話を聴いているうちに、始めは彼（彼女）の話がほとんどだったはずなのに、いつしか、それ以外の話もするようになってくるんです。家族や姉妹の話や、自分自身の話などです。
それはね。彼（彼女）の話がどんどん整理されて来た証拠なの。
そんなとき、小川は折を見てつっこみます♪
「最近、彼の話があまり出て来ませんね～。」
って。
「ああ！ そうですよね！」 とおっしゃる方もいれば、
「そうなんですよ～。」 とおっしゃる方もおられますね。
よろしければ、いつでも私たちに話して見て下さい。
何度も何度も何度もです。
あなたのこころがすっきりするまでね。とことんお付き合いしますよ♪
これらは多くの女性に伝えたいことでもあります。
彼への苦しい思いを、何とかしたい、楽になりたい！
そんなときは、気持ちを押えつけず、
今どれだけ辛いか、
どれだけ苦しいか、
どれだけ彼を愛していたか、
どれだけ今も愛したい、愛されたいか。
そんな思いを今も持っている自分のことを理解して、いっぱいいっぱい誰かに聴いてもらってください。それが何よりも、どんな方法論よりもあなたを楽にしてくれますよ。
このパンプキンさんの勇気あるご相談が、パンプキンさんはもちろん、多くの恋する皆さんにも、少しでもお役に立てれば幸いです。
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お知らせ ～～～～～
2週に1度の「婚活」担当、
小川のりこが、みなさんのご相談にお答えいたします
小川に回答してほしいご相談がある方は、メッセージでご相談をお送りください。
なお、件名に「小川のりこへの相談」と明記してください。
いただいたご相談の中から、1～2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。
メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りください。（IDは公開いたしません）
みなさんのご相談をお待ちしています！