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男と女のすれ違い「会話編」

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みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。  

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

●結果主義VSプロセス主義

 

男性の皆さんは、女性の話を聞いていると、「まわりくどいなぁ?」「何が言いたいのかわからないよ?」と思うことはありませんか?

 

女性の皆さんは、男性の話を聞いていると、「え?それだけ?」「そっけないなぁ」と思うことはありませんか?

 

男性は結果主義ですから、話を結論から話そうとします。たとえば、「今日どこどこでこういうことがあって、それについてはこうかもしれないし、ああかもしれないし、こうしたほうがいいかもしれないと色々考えたけれども、最終的にはこうすることにしたんだ」という話をする場合、自分の頭のなかでいったん整理をしてから話そうとします。

 

そして、頭のなかで整理した部分については、ほとんど話ません。だって、わざわざ整理したのですから。だから「最終的にはこうすることにした」という結論部分だけを話すことが多くなります。

 

これが女性からしたら「え?どうしてそうなったの?」と思うわけです。なぜそうなったのか、ことの経緯がわからないので、頭の中が?マークでいっぱい。だから女性はよく言いますよね。「あなたはそうやって、なんでも自分で決めちゃうのね!!」。結論だけを述べられることを女性は「事後承諾」のように感じるわけですね。

 

女性はプロセス主義ですので、その過程が大事。そのため、そこに至るまでのプロセスを知りたいし、話したいのです。ですので、女性はなかなか結論を言おうとしません。もしくは、結論がないことすらあります。女性は、男性が頭のなかで整理をして話さなかったプロセス部分を全部話そうとします。

 

「今日さ、これこれこういうことがあったんだけどね。Aさんがこう言って、それに対してBさんがこう言ったんだけどね。そしたら、それを聞いていたCさんがこう言ったものだから、ますます大変なことになって。でも、私が言いたいのはそういうことじゃなくて、そもそも前に、AさんとBさんとCさんがもめたことがあって、その時も今回と似たようなことがあって、やっぱり私の言っていることがわかってもらえなくて…」

 

…みたいな。これは「実況中継スタイル」と呼ばれるもので、女性は見たまま聞いたまま感じたままをそのままを話していくわけです。

 

女性の場合は、今の自分の気持ちを話そうとするときに、過去の出来事からずっと順を追って話すことを好みます。プロセスが大事ですからね。すると、どうしても登場人物が多くなり、ストーリーが長くなるので、男性にしたら「で、結論はなに?」「いったい何の話をしているの?」と言いたくなるわけです。

 

女性はそもそも結論のない話をしていることも多いんです。結論よりも自分の気持ちを話して共感してもらうことが大事。同じものを見て同じことを感じてほしいと思うから、わざわざ事細かに話しているわけです。

 

「で?いったい何の話をしているの?」と男性が怪訝そうな顔をしていると、女性は「あれ?なんか伝わっていないみたいだな。そうか、もっと詳しく話さないと!」とさらにストーリーが長くなるという悪循環がとてもよく起こります。

 

●問題解決VS感情の共有

 

なぜこんなに違うかというと、男性と女性では、会話に対しての目的が大きく違っているわけです。

 

男性にとっての会話は、情報伝達と問題解決を目的として話をしています。男同士の会話では、「いつどこでこういうことがあった」という事実が重要であり、それを合理的に伝えることで、会話が成り立つと考えています。

 

それを聞いている側は「これはこうするとよいのでは?」「次からはこうするべきなのでは?」というアドバイスを頭のなかで用意しながら聞いています。もしなんの問題点もなければ「そうかわかった」で話しは終わるわけです。

 

ここが重要なのですが、男性にとっては「問題点を探り、その対応策を提案すること」が、親身になって聞いている状態なのです。

 

なので、男性がよく使うあいづちは「なるほど!」とか「たしかに」が多くなります。

それは、相手が伝えている情報や事柄を「ちゃんと聞いていますよ」という合図だからです。

 

女性にとっての会話は、感情の共有とお互いをより親密にすることを目的として話をしています。女性同士の会話では、「どこどこでこういうことがあった。その時に私はこう感じた」という感情が重要であり、それに共感されることで会話が成り立つと考えています。

 

女性にとって共感されるということは「私が感じることに寄り添ってもらうこと」ですし、さらに言うのならば「ありのままの私を受け入れてもらう」ということなのです。

 

女性にとっては、このとき相手がどういう気持ちだったのかに共感することが、親身になって聞いている状態なのです。

 

なので、女性がよく使うあいづちは、「わかる~」「そうだよね~」が多くなります。

それは、相手が感じている気持ちに対して、「私も同じ気持ちですよ」「私があなただったらそう思いますよ」という合図だからです。

 

あいづちは無意識にしているものですが、自分が男性に対して、女性に対して、どのようあいづちを打っているのかを、ぜひ意識して過ごしてみてください。

 

男性がビジネスの話しをしているときに、「わかる~」「そうだよね~」というあいづちをくり返すと、「お前、本当にわかっているのか?」と思われてしまうことがあります。

女性が悩み事を打ち明けているときに「なるほど」「たしかに」だけだと、「なんかそっけないわ」と思われてしまうことがあるかもしれません。

 

男性と女性では、会話の目的が違うんだなということをどうか覚えておいてください。

 

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大野愛子のプロフィール&ブログ 

Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。

婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。

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