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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
*** カウンセリングサービス・イベントのご案内 ***
今秋もオンラインで開催します!「K-1グランプリ2021秋」
\あなたの1票がグランプリを決める!/
2021年、カウンセリングサービスの講演イベントは、コンテスト形式に生まれ変わりました!
予選を勝ち抜いた7名の講演者が「講演者№1」を目指して講演を行います。
グランプリを決めるのは、あなたの1票Image may be NSFW.
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見逃し配信も行いますので、お気に入りの講演を何度もリピートして心にインプットしてくださいねImage may be NSFW.
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・日時:2021/11/23(火祝)13:00~17:00
・会場:Zoom|オンライン会議システム
・料金:3,300円
・参加条件:18才以上の方
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***
【池尾家・オンライン心理学セミナーのご案内】
次回の開催は以下の日程です。
2022年1月15日(土)10:00~18:00
◎講師:池尾昌紀・池尾千里
*詳細は決定次第、公式ブログにアップします。
***
<YouTube:池尾家ちゃんねる・動画講座のご案内>
『池尾家ちゃんねる』もどうぞご覧くださいね。Image may be NSFW.
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なかなか手強い「バツイチさんとの恋」について、お話ししています。
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「池尾昌紀の『シリーズ・自立三点セット(我慢強い・弱音が吐けない・一人でやってしまう)の心理学』」
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お待たせしました。
本日の記事をお届けします。
失恋から回復して次の恋愛に進んでいくために大切なのは、自分のがんばりを認めてあげること。
自分に厳しい人ほど、うまくいかなくなった時に、過去の自分にダメ出しをしてしまいがちですが、必ずそこにはベストを尽くしたあなたがいます。
カウンセリングの中では失恋のご相談を伺う機会も多いのですが、私がよく感じることがあります。
それは、すごくがんばってきたのに、それに気づいていない、ということです。
失恋した時は、ものすごく傷つきますから自分に価値を感じられないし、自信をなくすし、未来がないと感じます。
すると、去っていくパートナーと恋愛をしていた期間について、全て自分が悪かったのだ、と思いやすくなってしまいます。
ケースによっては逆に、相手の悪い態度に激怒していることもあるのですが、その怒りの下にはやはり自分が悪かったのではないかという罪悪感が隠れているので、自分を責めていることになります。
パートナーのことを好きだからこそ、また、この状況下では自分を責めてしまうのも無理ないことなのですが、実際にはそうでないことの方が多いのです。
◎自分ではなかなか気づけないがんばりがある
冒頭でも書きましたが、失恋から回復して次の恋愛に進んでいくためには、自分のがんばりを認めてあげることが大切です。
しかし、失恋した時は何もかもが自分を責める材料になってしまうので、自分を認めることが難しい。
つまり、自分のがんばりも、自分の良さも魅力も、認めることが難しくなります。
まずは、あなたのがんばりから認めてあげることで、自分の価値を取り戻していきましょう。
あなたに価値があることが少しずつでも実感できていけば、次の恋愛に進んでいく勇気も少しずつ持っていくことができます。
しかしながら、自分で自分を認めることはとても難しい。
ですから、こうした時は、あなたをよく知る人に手伝ってもらったり、カウンセラーをうまく使ってもらったりしながら取り組んでいくとやりやすくなります。
やり方は、今回の恋愛で、後悔していること、反省していること、自分のよくなかったところなどを紙に書き出して、その事実の一つずつについて「あえてやってみる。実際は、私が悪くなかったとしたら」という視点で整理していきます。
これ、一人でやるのは苦しすぎるのでおすすめしません。
また、必ずやる前に
「これは、過去を思い出して苦しむためにやるのではなく、そこを通して本当の自分のがんばりに気づくためにやるんだ」
と自分に言い聞かせてあげる、手伝ってくれる人にも理解してもらってからやることがとても大切です。
自分以外の人の視点が入ると、自分では気づくことができなかった「私が悪くない」可能性が見えてきます。
例えば、
「別れ話に発展した原因になった大喧嘩で私が彼を罵倒した」ことは「彼にそんなにまで怒るにはちゃんとした理由があったのではないか」という視点を持つことで変わる可能性があるのです。
確かに彼に酷い言葉をぶつけるとか悪い態度をとってしまったとしたら、それはよくないことだったかもしれません。
それを後悔して自分を責めてしまうのも無理のないことです。
しかしながら、あなたにはそこまで怒るだけの理由があります。
その中の一つに「彼に怒っていることとは別の理由で自分に余裕が全くなかった」というものがあります。
これはカウンセリングの中で良く出てくる話なのですが、彼と大喧嘩したことがきっかけで別れに発展したようなケースだと、そのことが大きすぎて見えなくなっている場合がある話です。
例えば、どんなことが考えられるかというと
・仕事が睡眠時間がほとんどないほど大変だった
・実家の母が急な入院をして付き添いと心配で疲労困憊していた
・自分の健康診断の結果が再検査しても悪く、よくない病気の可能性が高くなっている
こんな感じです。
そこで重要になってくるのが
「こうした自分の悩みや心配や苦しい状況を誰かに話していたか」
ということ。
自分に厳しくてがんばり屋の方ほど、誰にも言わずに一人でがんばって耐えていた、ということが多いんですね。
しかし、自分に厳しくてがんばり屋の方ほど「人に頼らず自分でがんばるのが当たり前」と感じているので、我慢すること、誰にも言わないことが前提になっていますから、それがどれほど大変なことなのか、気づくことができない場合が多いのです。
彼を罵倒したことは悪かったにせよ、こんな大変な状況だったらあなたの心に余裕はありませんから、まずはこのことに気づいてあげることが大切な糸口になってきます。
◎まずは「がんばり屋さん」の自分を認めて寄り添ってあげましょう
「自分ではなかなか気づけないがんばり」は誰かに教えてもらうことが早道です。
先のやり方で述べましたが、あなたのお友達などと一緒にこの恋愛を振り返ってもらう時、
「私ってがんばり屋なのかな?。もしそうだとしたらどこをがんばってるのかな?」
と聞いてみてください。
すると、あなたのお友達はいろいろ教えてくれるでしょう。
「あなたはいつも自分のことより私たちのことを心配してくれるよね」
「本当に辛い時まで相談せずにがんばってる」
「泣き言を言ってもいい時でも笑ってる」
こうした言葉を聴きながら、是非、この言葉の意味を感じてみてください。
それは
「こんなにがんばってきたんだから、もう、このやり方はやめていいよ」
ということ。
お友達はみんな、あなたにこう言いたいのです。
こうした自分のやり方は、すぐには変えられないものですが、まずはいつも「自分はがんばりすぎてるかも」「またがんばっちゃってるかも」と気づきを持つ練習をしていってください。
そして気づく度に「がんばってるんだね、わたし」と自分自身に寄り添ってあげてください。
この自分への寄り添いは自分を大切に扱ってあげていることになります。
これを積み重ねていくことで、がんばりすぎないでもいいという許可を自分に出せるように少しずつなっていきます。
そうしたら、次に恋愛する時のパートナーには辛いこと苦しいこと悲しいことを「がんばって我慢せずに言えるようになれる」ようになれることを目指して進んでいきましょう。
このことが、幸せなパートナーシップを手に入れるために役に立ちます。