彼と別れられないのには“好き”意外に他の理由がある場合があるのかも

■別れたほうが良いと思っているけど離れられない彼

離れたほうがいいと思っているけど離れるふんぎりがつかない、彼を手放せない思いを整理していきたいというご相談をいただくことがあります。

離れたほうがいいと思っているけど離れるふんぎりがつかないというのは、彼を手放せないでいるというのは、
例えば・・・

・彼には妻子がいる。

彼は離婚はしたくないけど私とは付き合っていきたいと言っている。

三角関係の未来しかないのは嫌なのに彼を手放せないでいる。

・彼は結婚には興味がない。

彼はこのままで良いと思っている。

私は結婚したいと思っているのに結婚という未来がない彼との関係を手放せない。

・彼が私に求めるのは体の関係であり彼女という存在じゃない。

私はちゃんとたお付き合いがしたいのに・・・。

このままではいけないと思いつつも彼と会い続けてしまう。

などなど。


■彼のことが好きだから以外にも理由がある

ご本人が別れたほうがいいと思っているのに手放せないでいるには、“彼のことが好きだから”以外にも何らかの理由があったりするんです。


カウンセリングで、その理由を一緒に探していくことがあります。

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私は、カウンセリングで、
「彼から貰っているもので、あなたが良かったものって何だと思います？」
そんなご質問をしていくことがあります。


そんなご質問をして、例えば、

「彼は私の話を否定せずに聞いてくれるんです。君の考えが良くないよなんて否定をせずに私の味方の立場で話を聞いてくれます。彼から貰っているもので良かったものは、その安心感かな。私の欲しい関係にはならない彼だけど、私の欲しいものをくれている彼でもありますね。だから別れられないのかも」

なんて話がでたとします。


このような場合、今までにこれらが十分に手に入っていなかったから、ようやく手に入ったこれらをくれる彼を手放せなくなっている可能性があったりするんです。


その為、カウンセリングで、

「否定せずに聞いてくれる、味方でいてくれる安心感は彼と出会う前の人生で十分に手に入っていましたか？」

と、
そんなご質問をすることがあります。


■彼との関係以外に理由がある場合がある

すると、
話は子どもの頃の家族との関係の話にまで遡っていくことがあります。

・子どもの頃、家族の中で話をしても否定されることが多かった。

・友達とケンカしたことを家族に話したところ、そんな考えだからケンカになるんだと味方になってもらえず。

・姉とのケンカをした時は、姉は口が上手いので私が悪者になり、私ばかり怒られていた。味方が欲しかった。

などなど、

家族との間で、
否定させずに話を聞いてもらえるという体験、
味方でいてくれる安心感が十分手に入ってなかったという話がでてきたりします。


家族との関係で十分手に入っておらず、
心に飢えがあったものをくれる彼だったので、
問題がある彼ではあるものの別れがたかったことがわかってきたりするんですね。


このような場合、カウンセリングでは、
家族との関係に目を向けていく時間をとっていきましょう。
ということをしていきます。


否定されること多かった悲しみや、さみしさ。
味方でいてもらえなかった悲しみや、さみしさ。
心の中にある、そんな気持ちを癒やしていくことをテーマにカウンセリングを進めていくんですね。


そして、それらが癒えていくと・・・

「前は彼と別れたほうがいいと思っても離れられなかったけど、私が幸せになるのならば彼じゃなくてもいいのかなという思いに変わってきました」

なんて言葉をカウンセリングで聞けるようになったりします。


癒えていない思いが彼から離れられない気持ちを作っていたわけですね。

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別れた方がいいと思っているのに離れられない、手放せない。
そんな時は、何か理由があるのだと思います。


もしかした、彼のことが好きだからということが以外のところにも理由があるのかもしれません。


それは、上記の話のように彼がくれているものにヒントがあるかもしれません。

彼がくれているものが、私の今までの人生で十分に手に入ってなかったから執着してしまうのかなぁ？と、そんな視点が考えてみると今までと違った理由がみつかるかもしれません。

何かのヒントや参考になれれば幸いです。
今回も読んでいただいてありがとうございました。Image may be NSFW.
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