カウンセリングサービスの中村陽子です。
金曜日の「大人の恋愛術」は沼田みえ子カウンセラー、吉村ひろえカウンセラーと担当しています。
今月、
恋人できました報告を2人から
結婚しました報告を2人の方からいただきました。
なかなか彼氏ができない、婚活がうまくいかない、自分は幸せな恋愛とは縁がない……。
みなさん、そんなふうに自分のことを思っていたタイプの方々です。
そのなかで、
婚活して10年、ぜんぜん彼氏ができなかったB子さん(40代)から、彼氏ができたヒントをお届けします。
(ご本人の許可をいただいています)
B子さんは30代前半、結婚を考えていた彼と結婚できなくなった体験をしました。
やっと結婚できると思ったのに。またダメだった。
どうして自分だけ、彼氏ができないんだろう。
どうして自分だけ、結婚できないんだろう。
私には手に入らないんだ、私には手に入らないんだ。
ずっとそう思ってきたといいます。
結婚相談所で婚活をしても、1回会っただけで終わってしまうことが続いていたり
いいなと思う男友達がいて、その人に一生懸命アプローチをするんだけど、ぜんぜん距離が縮まらなかったり。
うまくいかないことの繰り返しで、そのたびに「どうして、私だけ手に入らないんだろう。どうして私だけ、彼氏ができないんだろう」と思ってきました。
B子さんなりに、いろんなことを試しました。
B子さんは、ごはんをつくるのが得意だったので、いいなと思う男友達に手作り料理を振舞ったりもしたんです。
また、自分の気分がよくなることをしたほうがいいというので、そういうこともいろいろやりました。
だけど、なぜだか
恋愛がうまくいく兆しが見えませんでした。
こんなに頑張ってるのに、どうして結婚できないのか。
きっと、自分の過去に原因があるんじゃないだろうか。
そう思って、高校生の時もしこうだったら、もっとうまく恋愛できる自分になってたんじゃないかとか、「うまくいかない原因探し」もいっぱいしました。
だけど、いっこうにうまくいく兆しが見えてきません。
「私は男性に結婚したいと思ってもらえないんだ」
「私に魅力がないから、価値がないからうまくいかないんだ」
「私は男性に誘ってもらえない、私は男性に選ばれない」
いつも頭の中がこんな気持ちでいっぱいになっていました。
自分にはもう無理なんじゃないかという気持ちが凹む波も、定期的にやってきます。
本当に嫌。もう嫌だ。
そんな婚活がうまくいかない日々を送っていたB子さんでしたが、ある日、突然。
こう言ったのです。
「もう婚活するの嫌。だから私、GWまでに彼氏つくる。GWまでに彼氏できなかったら、もうやめる」
それが去年の暮れのことでした。
すると、マッチングサイトでやりとりしている男性ができて、「男性と付き合うことができた」と連絡がありました。
彼氏、できた。私にも彼氏できるんだ。
なんだ、そんなに難しいことじゃなかったんだ。
だけど。付き合ってるけど、この彼のこと男性として好きってわけじゃない。
そう思って、すぐにお別れすることになったのでした。
そしてまた、「やっぱり婚活しても結果が出ないんじゃないか。結果が出ないなら、婚活しても意味ないんじゃないか」という気持ちがムクムクわいてくることもありました。
「私のこの人生は、もう、結婚しない人生と決まってるんじゃないか。前世からそう決まってるんじゃないか」という気持ちさえ出てきたりもしました。
それでも、GWまでは続けるって決めたからと続けたんだそうです。
すると、なんと。
5月に、婚活サイトとはまったくちがうところで出会った男性とお付き合いが始まり
「彼氏できました。幸せです」と報告をいただきました。
「うまくいかない」に意識を向けていませんか?
なにかがうまくいかないとき
なんでだめなんだろう、何がよくなかったんだろうという原因探しをしてしまうものです。
だけどこの原因探しを続けていると、なんらかの答えがほしくなります。
すると「きっと自分に足りないところがあるからだ」「高校生のときのあの体験がよくなかったからだ」など、「なぜ?」の答えを見つけるために、「よくない(かもしれない)ところ」や「うまくいかなかった(かもしれない)ところ」ばかりに意識が向くようになってしまうんですね。
自分自身について
「よくない(かもしれない)ところ」
「うまくいかなかった(かもしれない)ところ」
を一生懸命見つけていくとどうなるかというと……
自信がなくなってしまいますよね。
きっと私じゃだめなんだと思うようになりますよね。
しかも、四六時中
自分の「よくないかもしれないところ」「うまくいかなかったかもしれないところ」ばかりに意識を向けて、私じゃだめなんだ、私じゃだめなんだ、私じゃだめなんだと言い続けていたらどうなるか。
それが、自分の意識に刷り込まれます。
そして、男性を前にしたときに「私じゃだめなんだ」と思って、相手と接するようになってしまうこともあるのです。
男性からいい反応がもらえないことが、先じゃないんです。
「私じゃだめなんだ」が、先にあるんです。
「私じゃだめなんだ」と思って、男性と接する。
すると「私じゃだめですよね」的な態度を、知らず知らずのうちにすることになるんです。
LINEを送るにしても、デートで話をするにしても
「私じゃだめですよね」を招くような行動を、知らず知らずのうちにしてしまうんです。
その結果
「私じゃだめなんだ」という反応が相手から返ってくる。
そういうことが、起こっていたりするんです。
この「私じゃだめなんだ」スパイラルを抜けるきっかけになったのが
コミットメント(決めること)だったんです。
「GWまでに、彼氏をつくる」と決めた。
それによって「私じゃだめなんだ」と言ってる場合じゃなくなった。
「私じゃだめなんだ」「私では選ばれないんだ」とうまくいかないほうに意識を向けるのではなく
「とにかくどうすれば、彼氏ができるんだ?」に意識が向くようになった。
つまり、意識を向ける方向が変わったんですね。
だけど、途中、「やっぱりうまくいかない」ということも起こりますよね。
すると「やっぱり私は選ばれないんだ」という馴染みの思考が出てきます。
だけどそんなときこそ
「うまくいく」の方向に、意識を向けることが大事なんです。
私には彼がいて、幸せです。
私には一緒にいて楽しい彼がいて幸せです。
毎日が楽しいです。
私は女性として十分、魅力的です。
そこに男性が引き寄せられてきます。
こんなアファメーションをしばらくの間、唱えてもらうよう提案しました。
「うまくいかない」に意識が向きそうになるのを
「ほしい状態」に意識を向けること。
それが大事なんです。
GWまでに彼氏をつくる!と決めたこと。
そのB子さんのコミットが、意識の流れを変えたんです。
そして、引き寄せる現実を変えたんですね。
うまくいかないことがあると、「どうしてうまくいかないんだ」というほうに意識をとられてしまいます。
そういうものです。
だけど、そんなときほど
「ほしいもの」「うまくいくほう」に意識を向けてみる。
それがとっても大事なんだなと、B子さんは教えてくれました。
お読みいただいたみなさまの参考になれば幸いです。
あなたの恋愛がうまくいきますように~。
この記事を書いた人
心理カウンセラー中村陽子
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