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つい相手の気持ちを深読みしては空回りしているあなたはココを変えてみて!

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mizugaki

こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の〈大人の恋愛術〉をお届けしています。

 

東京は、ここ数日、梅雨のようなお天気になっています。皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?雨

 

相手の気持ちを拾いすぎていませんか?

 

カウンセリングでお話を伺っていると、相手の気持ちを汲んであげたいという思いが強すぎて、コミュニケーションが空回りしているかも、と残念なケースが少なくありません。

 

たいがいは、とても思いやりの深い方なんですね。それだけにお聞きしていても、歯痒い気持ちになります。

きっといつも、

「彼はこうしてほしいんだろうなぁ」、
「こんなふうに言ってもらいたいんだろうなぁ」、

ってことばかり考えていらっしゃるのでしょう。

だから、彼が言ったちょっとした一言、例えば、

 

「疲れた」

 

に、

「そうか。じゃあ私と話すのは億劫かもしれない」と思い、
話したいことはたくさんあったけれど、それはまた後日にすることにして、身体に優しい食べ物をみつくろって、お風呂を入れて、彼が休めば、「今度の休みにどこか温泉にでも行けないか」、といいくつろぎスポットを探すなど、心を尽くします。

これ、全部いいことですよね。

 

これをしている人は、優しい人ですよ、間違いなく。

最初は、彼も感激して、「なんて気が利く、優しい女性なんだろう」とあなたのポイントは上がるでしょう。

ところが、成功は失敗の始まりで、人はうまくいくとついその路線で頑張り続けます。

彼がちょっとでも疲れた表情を見せようものなら、オシボリが目の前に出てきて、「週末の温泉旅行はココなんかどう?」と宿のリンクが送られてきて、彼もサービスに目をパチクリ、なんてこともありそう。

 

もちろん、お仕事で秘書の方にこんな、「先、先」を見越して段取りをつけてもらえたら、「仕事できるな!」となりますね。

もちろん、相手のニーズに敏感で、それを引き受けようという優しさのある方は、彼だけではなく、他の人にもこのような一級品の気の使い方をするでしょう。

なので、へたをすると「疲れた」と言っている彼以上に、あなたの神経が疲れてしまいそうです。

しかも、察してもらうことに慣れてしまった相手は、今度はピンポイントでニーズを拾ってくれないと、

 

「なんかズレているんだよなぁ」

 

と、微妙に違う「ズレ」の方が気になったりします。

せっかく相手のことを考えて、動いているのに、喜んでもらえないとテンションは下がりますし、だんだん怒りがわいてきます。

「何よ!自分のことばっかりで!」。

彼がして欲しいだろうことを読んで、読んで、深読みした分、それがハズレた時の、あの徒労感たるや!

 

あなたの神経がすり減った分、心の中で相手は悪者になってしまいますよね。

 

愛と優しさと思いやりから出発したのですが、いつの間にかやりすぎて「犠牲感」でいっぱいになっちゃう、パートナーシップでアルアルのパターンです。

 

こんな時は、相手の気持ちを拾いすぎているのです。

 

 

その「して欲しい」は、誰の「して欲しい」だろう?

 

相手の気持ちを拾いすぎてしまうのは、あなたがあまりに一生懸命なことが仇になります。

普通、私たちは相手の気持ちを慮ろうとするとき、

 

「私が相手の立場だったらどうしてほしいかしら?」

 

と考えます。

そして、多くの場合、相手は喜んでくれます。ですから、これはアプローチとして決して悪くありません。


ところが、盲点なのは、これがあくまでも

 

私だったらどうしてほしいか?」

 

だということなのです。

私たちは常に、自分の心の中にあるデータベースを漁り、どうしたら相手が一番喜ぶかを考えます。

 

それでも、あなたが「彼が〇〇で喜んだ」と思った、ということで、本当に相手が喜んだのかどうかは、確かめないとわかりません、ね。

 

相手は、「疲れた」とため息をついたかもしれませんが、それを「癒してほしい」とか、「喜ばせて欲しい」とまでは思わなかったのかもしれません。

 

にもかかわらず、察して、「なんとかしなくっちゃ!」と闘志を燃やしてしまったのは、もしかしたら、あなたが、「喜ばせてほしい」と思っているのかもしれません。


だって、こんなに彼を喜ばせたくて一生懸命になってしまうのは、あなたがそうしてもらうと嬉しいからでしょう?


相手も大事だけれど、ご自分の取扱説明書を差し出すことも忘れないで

もしも、一生懸命に彼のことを想って言ったりやったりしているのに、相手の反応がイマイチだとしたら、それはちょっと小休止をとりましょうね、というサインかもしれません。

相手を喜ばせるために頑張るのを少し休んで、温かいお茶でも飲みながら、

自分が何を欲しがっているのか、


自分はどう喜ばせてほしいのか、

自分のニーズに目を向けてみませんか?

自分で思う以上に頑張り過ぎていて疲れているかもしれませんよ。

そんなに一生懸命な私にどうご褒美をあげたいですか?


自分のどんなニーズを満たしてあげたいですか?

もしわかったとしたら、是非、「私は」という主語を大切にしながら、その気持ちを相手に伝えるつもりで声に出してみませんか?

「私は疲れているみたいだから、のんびり温泉につかりたい気分なのだけれど、あなたはどうかしら?」って。

案外、あなたを喜ばせたい彼は、やっと自分にできることがあると思ってほっとしてニコッとあなたが欲しい笑顔をくれたりするかもしれません。
 

love and abundance,

みずがきひろみ

 

 

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