木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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「デートもたまにするし、身体の関係もあるけれど、私たち付き合っているのかな?」
「家庭内別居状態で、長い間会話もないけれど、離婚したいとも言ってこないし、夫はこの先どうするつもりなのだろうか?」
いわゆるあいまいな関係というものは、何だか落ち着かないので、ハッキリさせたいという女性が多い一方で、特に問題はないので、このままでもいいんじゃないの的な感じで、あいまいな関係を継続しようとする男性。
※もちろんその傾向があるというだけで、全ての男女に当てはまるわけではないです。
女性は関係性を明確にしたいという人が多いものです。
つきあっているのか、身体だけの関係なのか、夫婦としてやっていくのか、離婚するのかなど、事情は色々ありますが、「私たちはこのような関係性です」と明確なものにしたい。
だから、「私のこと、どう思っている?」や、「私と離婚したいの?」と相手に聞きたくなってしまう。
もちろん、聞いてみることはいいのですが、できればその前に「私はこの関係をどうしたいのだろうか?」と自問してみてくださいね。
関係性を明確にしたいけれど、決断は苦手という女性も多くいらっしゃるので、判断は相手任せになってしまうことがあります。
ところが、「あいまいな状態ってことは、責任が発生しないよね」と考えがちな男性からすると、判断を求められた途端に、責任をとらなくてはと思ってしまいます。
離婚の場合は、諸般の事情が絡み合うでしょうから、すぐに判断ができなくて、あいまいな状態にしているということも多々ありますが、つきあうのかどうなのか、相手を大切に思っているのかどうなのかに関しては、結婚や離婚ほどの責任は発生しないはず。
それにも関わらず、自分の気持ちを伝えたり、つきあうかどうかをハッキリさせられない男性に、いきなり「私のこと、どう思っている?」「私たち、つき合っているってことなのかな?」というように、関係性を明確にすることを求めると、【関係性を明確にする=責任が発生する】という図式になってしまい、その責任から逃れるために、のらりくらりのよくわからない返答をしちゃうなんてことになってしまいます。
ですから、「私のこと、どう思っている?」と聞く前に、自分はどうしたいと思っているのかを明確にしておいたほうがいいのです。
そのうえで、「私は、あなたとつきあいたいと思っている」とか、「私は、あなたとたまにデートするだけの関係を望んでいる」というように、先に伝える。
このままだと、要求を突き付けられたと思われてしまう可能性もあるので、「あなたが私と同じ気持ちでいてくれると嬉しいけれど、あなたが違う気持ちならハッキリそう言ってもらえると助かる」とか、「あなたが、違う関係を望んでいるなら教えてもらえると嬉しい」という具合に、相手にも選択権がありますよと伝えてあげるといいかもしれませんね。
関係性を明確にしたいけれど、決断するのは苦手という女性の場合、ついつい男性側に決断を委ねたくなってしまうのですが、いきなり「決断して!」と言ってしまうと、そのつもりは全くないにも関わらず「責任を突き付けられた」と誤解されてしまいます。
まずは、自分自身がどうしたいのかを明確にして、それから「あなたにも選択権がありますよ」「責任を押し付けているのではないですよ」ということを伝えることができると、「そうだよな。あいまいな状態というのも良くないよな。考えてみよう」と、ここから考え出してくれるわけです。
これでも考えないような、逃げちゃう場合は、「この人と、パートナーでいいのかな?」と、もう一度自分自身で考えてみるといいかもしれません。
ただ、あいまいな関係性を良しとしている男性の場合、考えようとするけれど、しばらくするとまたあいまいな状態が責任がなくって心地よいとなってしまうことも多々起こりますので、早く関係性をハッキリさせる必要があるなら、期限を決める方がいいかもしれません。
早く結婚したいとか、子どもを持つことを考えたいとか、関係性を早く明確にしたいこともあるでしょうからね。
この辺りのことに関しても、男性と女性では事情が異なることが多いですから、あいまいな関係が長く続くと困る女性と、あいまいな関係のままでも困らない男性という図式になってしまいます。
まず自分です。
そのうえで、急ぐ事情があるかもしれませんが、男性が責任というものを女性以上に重くとらえてしまうという傾向を理解して、気持ちを伝えるといいですね。
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