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こんにちは カウンセリングサービスの近藤あきとしです。
いつもありがとうございます。
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。
●パートナーの愛を信じられないのには理由がある~あなたが隠したいモノの正体~
最近のパートナーシップに関するカウンセリングの傾向は、「幸せを受けとることへの抵抗を癒す」だったように感じます。
パートナーとの関係が良くなっていくと、当然2人の距離感も近づきますよね。そして近くなればなるほどパートナーへの愛情は深くなりますし、パートナーから自分へ向けられた愛情もより深く感じられますよね。
ただ、その一方で、過去に同じくらい近い距離にいた人との関係で感じた心の傷も同時に浮かび上がってきます。
「子供の頃、親に甘えようとして怒られたなあ」
とか
「寂しくて近くへ行ったら『ちょっとあっちへ行ってて!』って言われてしまった・・・」
とか
言っていたのは両親家族であったり、昔のパートナーだったはずなのに、今目の前にいるパートナーに対しても同じような気持ちになってしまう。なんてことは珍しくありません。
また逆のパターンの人もいるでしょう。
「いつも私が彼の母親みたいになってしまう」
とか
「今度は依存されすぎないように、近づき過ぎないように距離をとっておこう」
とか
こうした過去の体験からくる心の痛みが、今現在の人間関係に影響して、まるで再現ドラマのように同じことを繰り返している気がして、欲しかったはずの幸せにたどり着けない。そんな状況の方にお会いすることもよくあります。
*
たとえば、ある女性は子供時代に見ていた両親の姿が幸せそうではなかった(あくまで子供の目線からなので、それが真実かどうはまた別ですが)ことから、結婚や夫婦というものにネガティブなイメージを抱いていました。
大人になってパートナーから「結婚しよう」とプロポーズされたことで、「結婚しても幸せになれるはずがない」「両親みたいな夫婦にはなりたくない」という思い、
そして「私を一生愛してくれる人なんて本当にいるの?」という不安が、心の奥から湧き上がってきてパートナーとの結婚に踏み切れずに悩んでいたのです。
彼女に限らず、私たちの多くは潜在意識にある、人間関係に感じる不安やネガティブな思い込みに気づかないように、あるいは気づいていても目を背けながら、痛みに触れないように生きているんですね。
彼女に詳しく話を聞くと「つきあい始めから彼が結婚を意識しているのは感じていたので、いつ切り出されるかと不安で怖かったんです」と話してくれました。
これまでは結婚の話になりそうな雰囲気を感じると、それとなく話題を変えて誤魔化してきたとのことでした。
私たちはそれくらい、心の中にしまってある不安に気づいてしまうくらいなら、未来の幸せよりも、今のままでい続ける方を選びたくなってしまうようです。
そして、幸せを目の前にした時に「本当にこの幸せを信じて良いのだろうか?」と不安になったり、疑いを持ってしまうんですね。
「これくらいだったら受けとれる」という幸せの器を誰しも持っていますが、その器を越える質量の幸せがやってきた時に、混乱したり不安になってしまい、欲しいはずの幸せを選べなくなるのです。
彼女の場合、恋愛だったら自分を好きになってくれる男性がいることは受け入れられました。でも結婚という一生の関係を考えた時に
「ずっと私を愛してくれる人なんているはずがない!」
「一生続く愛なんてあるはずがない!」
そう思っていたので、結婚が目の前にやってきた時に怖くなってしまったのです。
そして、未来の幸せを蹴り飛ばしてでも、痛みを感じなくて済む人生を選びそうになっていたのです。(その後、彼女はカウンセリングを通して、心を癒し思い込みから解放されて無事に彼と結婚しました)
*
これを読んでいる人の中には「私はそんな不安ないです。結婚したいと思ってますよ。」と思われたかもいるかもしれませんね。
たしかに意識的にはそう思っている方が多いと思います。でも、心のどこかに「私は愛される価値があるの?」という不安を感じたことはあるんじゃないかと思います。
その理由は人によって様々で、外見だったり、学歴だったり、勤務先の会社、出身地、性格、中には知られたくない過去がある人、彼に会わせたくない家族がいる・・・。
そういったコンプレックスや知られたくないことを隠すために、私たちは多大な心のエネルギーを使っていることが少なくないんですね。
それはまるで、身体の右半身は後ろに引いて何かを隠しつつ、残った左側だけでパートナーに向き合おうとしているようなものです。
もしあなたのパートナーが、いつもそんな姿勢で関わってきたとしたら
「どうしたの?」
「その隠そうとしているものは何?」
って思うのではないでしょうか?
私たちがパートナーに隠したいモノの正体。それは「過去に愛してもらえなかった自分の一部」なんです。
でも心のどこかでは、そんな自分も受け入れて愛してくれるパートナーを待ち望んで、待っていたりもします。
そういう人は、お互いに愛されなかった痛みを愛しあい癒しあえるようなパートナーシップを築きたいと、心から願っているんです。きっとこのブログの読者もそんな人がたくさんいるのではないかと思いますよ。
ひょっとしたら、あなたは過去の経験から「幸せなパートナーシップが欲しいけど、そんなの手に入らない」、「私を愛してくれる人なんていない」そう自分に言い聞かせてきたのかもしれません。
でも今日は自分の心に聞いてみてください。
「それを信じていて、私は幸せなの?」
もし、幸せじゃないと感じるのなら、あなたには痛みを避けることよりももっと大切なことがあります。
それは「私はどんな幸せなパートナーシップが欲しいと願っているのか」を良く知ること。
そして、「私には幸せなパートナーシップを受けとる価値がある」ことを自分自身に許そうと決めることです。
もう少し続きがありますので次回にお届しますね。
それでは、皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。
心理カウンセラー
近藤あきとし
***
最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は8月15日(土)です。お楽しみに!
来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。
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読者さまからステキな感想をいただきました。
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html
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