
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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「つきあう前は、やさしく話をきいくれたのに、つきあってしばらくしたら、私の話を聞いてくれなくなった」
「つきあってすぐの頃は、こまめに連絡くれていたのに、最近はメッセージを送ってもなかなか返事をくれない」
こんなお話しをお伺いすることがあります。
「私にあきちゃったんですかね?」とか、「よく言われる釣った魚に餌をあげないタイプってやつなんですかね?」などと女性から質問されことがあるのですが、あきたということも考えられなくもないですし、男はハンターだから、しとめた獲物に興味を失うという心理もないとは言えないのかもしれません。
ですが、あきるというのは、長い間お付き合いした場合に起こることが多いものですので、つきあってしばらくしたらという場合は、ちょっと違うかもしれない。
また、男はハンターだからというのも、最近の男性はハンター気質の人が少なくなっているというのもありますので、どうだろう?その確率は低いかもしれない。
「じゃあどうして?」
色々原因は考えられるのです。
まず一つ目は、女性側が「こんな私でいいのかな?」と、少し自信がないタイプだった場合、たまたま彼の仕事が忙しいとか、彼の体調が悪いなんてことがあって、彼に彼女の話をきいてあげられる余裕がない時期と、「こんな私でいいのかな?」という女性側の恐れが大きくなっている時期が一致したというのがあります。
元々自信がないタイプの女性の場合、つねに不安を抱えてはいます。
「本当に私でいいのかな?」
「他にいい人が出てきたら、私なんて捨てられちゃうかも?」
こんな感じで不安は持ってはいるのですが、つきあいはじめや、つきあう前に、彼がその女性とつきあいたい一心で、必死にアピールしてくれることで、不安が少々ましになっていたりします。
「本当に私でいいのかな?」
「他にいい人が出てきたら、私なんて捨てられちゃうかも?」
こんな感じで不安は持ってはいるのですが、つきあいはじめや、つきあう前に、彼がその女性とつきあいたい一心で、必死にアピールしてくれることで、不安が少々ましになっていたりします。
ところが、おつきあいが始まってしばらくしてくると、女性側もいつも完璧にお化粧したり、いつも完璧な受け答えができるわけではないので、「あの時、あの対応はまずかったかな・・・」と不安になる出来事がチラホラ出てきてしまいます。
本当は、彼はそんなこと全く気にしていないのだけれど、自信がない分だけ自分が気になって不安が大きくなってしまいます。
そんな時に、たまたま彼の仕事が忙しくなったとか、彼の体調が悪くなったとか、何か彼側にあって彼に余裕がなくなった。
そうすると、「彼のあの態度は、きっと私があのとき、あんな態度をしてしまったからだ・・・」「きっと私があのとき、だらしない態度をしたからだ・・・」と、彼の態度の変化の原因が自分にあるのだと思ってしまうのです。
たまたま彼に余裕がないだけであっても、彼の状況を推し量るなんてことができなくなってしまいます。
そうなってしまうと、無意識に集めてしまう情報は、「男はすぐにあきるもの」とか「釣った魚には餌はやらない」なんてことばかりになってしまうのです。
そうなってしまうと、無意識に集めてしまう情報は、「男はすぐにあきるもの」とか「釣った魚には餌はやらない」なんてことばかりになってしまうのです。
本当は、他にも世の中にはたくさんの情報があるのですが、「きっとそうなのだ!」と思い込んでしまうと、その思い込んだことを証明しようと私たちの心は動きだすので、うれしくない情報ばかり収集してしまうんですよね。
原因二つ目は、あきたわけでも、釣った魚に餌をあげないタイプなわけでもなく、つきあってしばらくしたことで、彼のモードが切り替わったこと。
モードが切り替わったということは、やっぱりあきたということですよね?なんて思う人もいるかもしれませんが、そうではなくって、つきあう前の状態が通常モードではなく、つきあってしばらくした今が通常モード。
ただ通常モードに彼は戻っただけなのかもしれないのです。
もちろん一概に言えることではないのですが、男性の多くは、そもそも女性の話を聞くのが苦手だったりします。
女性の話には結論がなかったり、楽しかった悔しかった悲しかったなど、感情のお話しが多く、登場人物も多かったりするので、男性としてはとても苦手意識を持っていたりします。
でも、おつきあいしたい気持ちが大きいときは、男性も必死になります。
女性が話していることが、よく理解できなかったとしても、「そうなんだね」なんて聞き続けていてくれたりするのです。
話しは理解できなくても、彼女のそばにいれるだけで嬉しいという状態ですね。
女性が話していることが、よく理解できなかったとしても、「そうなんだね」なんて聞き続けていてくれたりするのです。
話しは理解できなくても、彼女のそばにいれるだけで嬉しいという状態ですね。
ところが、おつきあいが始まると、彼女のことが好きというのは変わらないのですが、話しをよく理解できないという苦手意識が出てきたりします。
苦手だな、嫌だなという気持ちが出てくるので、できるだけ女性の話を聞くような状況を作らないようにしようとしている。
これはある意味、男性にとって通常モードなのかもしれないのです。
つきあってすぐは、メッセージにすぐ返信くれたけれど・・・という場合も同じです。
彼女とやりとりしているだけで、嬉しいし楽しいので、メッセージへの返信は苦手だけれど、いつもとは違うモードで一生懸命頑張った。
つきあい始めてしばらくすると、彼女への気持ちは変わりなく好きなのだけれど、通常モードはやっぱり楽なので、苦手な返信はスルーさせてもらって、通常モードでの対応をするという状態。
どちらの場合も、彼女のことが好きということには、違いないのです。
ただ、長く通常モードから離れると疲れてしまうので、しばらくして通常モードに戻っただけなのです。
もちろん元々、女性の話を聞くのが得意であったり、メッセージへの返信がこまめなタイプの男性もいらっしゃいますが、意外と多いのがこの通常モードに戻っただけというやつですね。
「つきあう前は、やさしく話をきいくれたのに、つきあってしばらくしたら、私の話を聞いてくれなくなった」
「つきあってすぐの頃は、こまめに連絡くれていたのに、最近はメッセージを送ってもなかなか返事をくれない」
そんな不安が出てきたら、つきあう前や、つきあってすぐの頃はという見方ではなく、彼をちょっと観察してみるといいかもです。
彼の話し方はどうでしょうか?
気持ちや感情を話すのではなく、理屈や理論、必要なことだけを端的に話しているのであれば、もしかしたら女性の話を聞くのが苦手なだけかもしれません。
友だちへのメッセージ返信はどうでしょうか?
すぐに返していますか?
それとも、そもそもメッセージのやりとりを、ほとんどしない人ですか?
もしそうならば、やはり彼は通常モードに切り替わっただけかもしれません。
通常モードに切り替わるということは、安心しているということでもあります。
また、通常モードに切り替わったからといって彼女への好きという気持ちが減ってしまったということではないのです。
また、通常モードに切り替わったからといって彼女への好きという気持ちが減ってしまったということではないのです。
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