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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
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お待たせしました。本日の記事をお届けします
彼は仕事が忙しい人。面倒なのか本当に忙しいのか、LINEを自分からなかなか送ってくれない。
逆に私はLINEをマメに送っているのに、返信がなかったり遅かったりすることにイライラしたり、不安になっちゃうけど、彼にはぶつけられない。
友達には、彼に気を使いすぎ、と言われるけど、どうしたらうまくやり取りできるかわからない。
こんなご相談、よく伺います。
このすれ違いをなくすポイントは「返信がないこと=私が彼の負担になっている」という誤解を解くことにあります。
◇大切な人だからこそ連絡を大切にする彼女
彼女にしてみれば、LINEをマメに送っている理由は、彼とやり取りしたい、何を感じているか共有したい、つながりを感じたい、みたいに思っているからです。
それは彼女が彼のことを大好きで大切な存在だと思っているから。
だからこそ、彼から反応がない、遅いということは、自分の思いとは反対なのではないか、と感じてしまいます。
マメに連絡を取る=相手が好きで大切
マメに連絡を取らない=相手が好きではない大切ではない
こんな風に感じてしまいやすくなります。
頭では違うんじゃないか、とは考えられる時もあるんです。
でも、思考では感情が止められれないことも多いので、どうしてもイライラします。
さらに、もしかして彼は私のことを嫌いになったんじゃないか、という不安が襲ってくるんですね。
すると、心は、嫌いになった(と思われる)理由をオートマティックに探し始めます。
こないだのランチで彼の食べたいレストランより私のお店を優先させたからかな?
LINEの返事がないことをまた言ってしまったから怒ったのかな?
こんな感じで、まるで犯人探しのように、自分が嫌われているのではないか、と思えてきたりします。
そして、すれ違いの元になっているLINEの使い方の違いがどんどん気になってきたりするんですね。
「そもそも、LINEが多すぎることで彼に迷惑をかけているのかな?」
みたいに。
しかし、ここで大切なのは「私がLINEを大切に思っているように、彼も思っているのかどうか」という視点で整理してみることなのです。
◇連絡頻度に無頓着な男性たち
彼女がこんな風にLINEのことで悩み苦しんでいる時に、当の彼はどう考えているのでしょう。
実は、LINEのことを特別気にしていないことって多いんです。
中には繊細に反応する男性もいるのですが、無頓着な人も結構います。
もちろん、次のデートでどこにいきたい?とか、次にいつ会える?みたいな問いかけには答えます。
でも、頻度とか、内容とかを気にしてないタイプの男性もいるのです。
そうなると、彼女が意を決してLINEの返信がない理由や、LINEが負担になっているのではないか、と伝えてみても、何を言っているのかわからなかったりするんですね。
なぜなら、彼がLINEのことを気にしていないからです。
その彼の態度にものすごく腹が立つ!という女性もいますが、逆に、彼がここまで無頓着なのは自分に関心がないからではないか、と不安になる方もいます。
しかし、彼に取っては「LINEとは関係なく彼女のことが好き」以外に何もないってことがあるんですね。
ところが不安になっている時というのは、核心部分を聞くのが怖くなってしまうもの。
LINEが負担とか、好きじゃないとか言われるのが怖いからです。
特にこのケースの彼女のように友達に彼に気を使いすぎと指摘されているような場合では、もともと気を遣って遠慮するタイプですから、ますます聞きにくくなってしまいます。
この場合の解決方法は直球で彼にきちんと質問すること、なのです。
遠慮して伝えるのではなく、
「私からのLINEは負担になってる?」
と聞くことなんですね。
◇彼に悪気がなくとも「私をご機嫌にする方法」を知っておいてもらう
こうしたケースでは、彼が無頓着であるが故に、彼が全く悪気なくLINEに反応していなかったりします。
すると気を遣うタイプの女性は、悪気がないんだから仕方ない、と自らを納得させることがありますが、これだとイライラや不安が再びたまっていくこと、さらに、これが繰り返されてしまうことで苦しくなってしまいます。
ですから、遠慮せずに「私はLINEの返信をくれると嬉しい」と伝えてみてください。
実は、LINEの返信はあまり関係ないこともあります。
彼の愛情表現が足らないことが不安の原因なのかもしれません。
そこで、『お互いに』自分が喜ぶことを伝え合う、意識し合うことをあらかじめ伝え合う機会を作ってみることをオススメしています。
LINEの返事だけでなく「タルトを食べる」「晴れた公園を散歩」など、自分の喜ぶことを伝え、彼の喜ぶことを聞いてあげる。
この『お互いに』というところがポイント。
こうすることで、気を遣うタイプの方も自分のことを言いやすくなります。
もう一つのポイントは、男性はこうした喜びポイントをうっかり忘れがちなことを覚えておくこと。
忘れても、あきらめないで、伝えて思い出させてあげてください。
その際は、あなたも彼の喜びポイントを改めて伝えてあげると、やはり言いやすくなります。
単に思い違いをしているだけで、きちんと聞いてみたら解決することもたくさんあります。
気を遣うタイプの方は相手の気持ちを聞く時にとても勇気が必要ですが、勇気を振り絞る価値があります。
是非、チャレンジしてみてください。
次週、2020年6月15日(月)は妻、「池尾千里」が担当します。
どうぞ、お楽しみに。