
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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禁止は欲求を生みます。
「見ちゃダメ!」と禁止されると、「見たい!」という欲求が生まれる。
鶴の恩返しは、これですね。
鶴の恩返しは、これですね。
「開けちゃダメ!」と禁止すると、「開けたい!」という欲求が生まれる。
浦島太郎は、これかな。
浦島太郎は、これかな。
「甘い物ダメ!」と禁止すると、「甘い物食べたい!」という欲求が生まれる。
ダイエット失敗は、これが影響しているかも?
ダイエット失敗は、これが影響しているかも?
「買っちゃダメ!」と禁止すると、「買いたい!」という欲求が生まれる。
我慢していたお買い物欲が爆発するのは、これかも?
我慢していたお買い物欲が爆発するのは、これかも?
これと同じような感じで、「外出しちゃダメ!」と自粛生活を厳しめに送っていた人の中には、外出してもよい状態になったときに、「よし!遊ぶぞ!」と外出欲が爆発しているかもしれないですね。
さてさて、今日のお話しは、恋愛において、以前付き合っていた人と真逆のタイプに走ってしまい、恋愛がうまくいかないというパターンについて。
真逆のタイプに惹かれるのは、別の悪いことでもないですし、ある意味ストライクゾーンが広いとも言えるので、恋愛のチャンスが広がると言える。
でも、真逆のタイプに走った結果、とんでもない目にあってしまった場合、ちょっと違うタイプの人にも興味を持った方がいいのかもしれないけれど、気が付くと「あれ?またうまくいかないぞ・・・」となり、相手のタイプを観察してみると、最初のタイプに戻っている。
わかりやすく例を出してご説明すると、こんな感じ。
すごく真面目なタイプの男性とお付き合いしていたAさん。
「結婚するなら、こんな人がいいのかもな」とは思うけれど、何だから言うことが堅苦しい。
仕事はとてもまじめにしているけれど、遊びとなると、いつもワンパターンでたいくつしてしまう。
規則正しく生活しているので、とても健康的なのだけれど、ドキドキワクワクすることも最近は減ってきた。
なんだか、彼といても楽しくないので、お別れすることになった。
「結婚するなら、こんな人がいいのかもな」とは思うけれど、何だから言うことが堅苦しい。
仕事はとてもまじめにしているけれど、遊びとなると、いつもワンパターンでたいくつしてしまう。
規則正しく生活しているので、とても健康的なのだけれど、ドキドキワクワクすることも最近は減ってきた。
なんだか、彼といても楽しくないので、お別れすることになった。
Aさんが次に付き合った男性は、お仕事は何をしているのかよくわからない。
突然電話がかかってきて、呼び出されることもあるし、それが昼間のこともあれば夜中のこともある。
遊ぶときは、思いっきり全力で遊ぶタイプで、多趣味なので、一緒に遊ぶと楽しい。
ただ、金銭感覚はめちゃくちゃで、遊びにはお金を惜しまないけれど、どうやら多額の借金もあるようだ。
予想外の行動をする彼なので、しょっちゅうドキドキさせられる。
彼と一緒に居ると、ドキドキハラハラさせられるばかりで、生活も安定していない様子だから結婚は無理だろうなと思い、お別れした。
突然電話がかかってきて、呼び出されることもあるし、それが昼間のこともあれば夜中のこともある。
遊ぶときは、思いっきり全力で遊ぶタイプで、多趣味なので、一緒に遊ぶと楽しい。
ただ、金銭感覚はめちゃくちゃで、遊びにはお金を惜しまないけれど、どうやら多額の借金もあるようだ。
予想外の行動をする彼なので、しょっちゅうドキドキさせられる。
彼と一緒に居ると、ドキドキハラハラさせられるばかりで、生活も安定していない様子だから結婚は無理だろうなと思い、お別れした。
次にAさんがお付き合いしたのは、真面目で仕事熱心。
規則正しい生活をきっちりしている健康的だけれど、遊ぶことにはまったく興味がない人。
規則正しい生活をきっちりしている健康的だけれど、遊ぶことにはまったく興味がない人。
あれ??「前の前の彼に似ている・・・」と思う。
という感じ。
実はこれも、最初に書かせていただいた「禁止が欲求を生む」というのが、関係していることがあります。
真面目な人が悪いわけではないですよ。
でも、真面目な人とお付き合いしていて、遊びというものをその間禁止していたとしたら、「遊びたい!」という欲求が生まれます。
でも、真面目な人とお付き合いしていて、遊びというものをその間禁止していたとしたら、「遊びたい!」という欲求が生まれます。
そんなところに、楽しそうに遊んでいる男性を見つける。
「あら、この人と一緒に居ると、きっと楽しく遊べるに違いない!」「遊べるぞ!」となる。
ところが、楽しく遊べるけれど、生活が安定してない。
ずっとドキドキしてハラハラしているのは、ストレスになるので、「遊びすぎるのはダメ!」となる。
そうすると、「安定性がほしい!」となる。
で、安定性抜群だけれど、一緒に楽しむということができないタイプの人を選んでしまう。
これはあくまでも例えなので、真面目な人がダメとか、遊びに全力投球の人がダメというお話しではないです。
禁止した結果、生まれた欲求は、極端になってしまうことがあるというお話しなのです。
ダメだダメだと強く禁止した「遊びたい!」という欲求は、彼とお別れして禁止しなくてもよくなった途端に極端に「遊びたい!」になってしまうのです。
その結果、極端な遊び大好きな彼に興味を持つようになるけれど、極端な遊び大好きな彼だから、遊び方がハデ。
そうすると、「遊びはダメ!」と遊び自体を禁止してしまうことになる。
そうすると、「遊びはダメ!」と遊び自体を禁止してしまうことになる。
その結果、禁止は欲求を生むわけですし、しかも極端になることが多いわけですから、遊び大好き彼とは真逆という極端なタイプに惹かれるという結果になるというわけですね。
極端な恋愛を繰り返すと、とても疲れてしまいます。
様々なタイプの人に興味があるのは、ストライクゾーンが広くていいですし、多くの刺激を受けることができますから、自分を成長させていくこともできます。
ただ、極端な場合は、ストライクゾーンが広いというよりは、「0」か「100」かという状態で、途中の「30」や「50」がない状態なので、実はストライクゾーンはめちゃくちゃ狭いということになるんですよね。
おまけに振り幅が激しいので、とても疲れる。
おまけに振り幅が激しいので、とても疲れる。
例に出したAさんの場合だと、最初に付き合った真面目な彼と一緒にいるときに、自分自身が遊ぶということを我慢して禁止してしまったことが、その後の振り幅の大きさに影響を与えているといえます。
Aさんの例だと、真面目な彼とお付き合いしていたときにも、自分自身が遊ぶということを我慢して強く禁止しなければ、真逆に振ってしまうような欲求は生まれなかったかもしれません。
真面目な彼とお付き合いしていて、自分でもそれなりに遊んで楽しんでいたけれど、やっぱり一緒に楽しめるような彼がいいなと思ったのであれば、「一緒に楽しめる彼」を探すことができますから、そこまで極端になることはなかったかもしれません。
自分と合う人を見つけるには、強い禁止をしないで、幅広いタイプの人を見てみるのがいいのかもしれませんね。
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