こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の〈大人の恋愛術コラム〉をお届けしています。
皆さま、コロナ自粛をどう生き延びていらっしゃいますか?
「人と人が近づいてはいけない」からこそ、自分の人との関わり方を考える時間になっている方も多いのではないでしょうか。
今、感じているストレスは、これまでもどこかで感じていた不安や恐れではありませんか?
一人で、一日中、誰とも口を聞かずに過ごしていらっしゃる方もいるでしょう。
逆に、普段は自分のペースで家事を進めているのに、3食作らなければならない、朝から子供は大騒ぎだし、テレワークの夫もいるしで、起きてから寝るまでずーっと「お母さん!」「お母さん!」と用事が絶え間なく降ってきてグロッキーという方もおられるでしょう。
働きたくても働けずに、収入が途絶えているのに支払いばかりがかさみ、不安で夜も眠れずにいる方もおられるでしょう。
何かできることを探してみるものの、家でじっとしていることしかなくて、罪悪感と無力感でいっぱいの方もいれば、
社会を動かすのに不可欠な仕事で、感染の恐怖にさらされながらいつもの何倍もの仕事量をこなさなければならない方もいらっしゃいます。
そして、このstayhome生活のおかげで、かえって楽になり、これからもこの生活を続けられるとしたらいいんじゃないの?と思いながら、それを言うのが憚られると感じておられる方もおいででしょう。「恵まれていてごめんなさい」という気持ちになってしまうこともありますね。
今、多くの方がストレスにさらされて、我慢を強いられています。不安、恐れ、悲しみ、寂しさ、怒り。さまざまにネガティブな感情があがってきては、疲れているのではないでしょうか。
でも、どんなネガティブな感情も、実は、コロナの問題が起きる前から、私たちの心の奥底にあったものなのです。
コロナ禍は、それを具体的な問題として突きつけてきました。人によっては、待った無しに取り組まざるを得なくて、大変、苦しい状況に追い込まれているかもしれません。
この「一言」が言えなくて追い込まれる!
多くの方が大変な状況にあります。
だからこそ、極端なことを言いますので、それをヒントにして考えてみていただきたいのです。
あなたが今抱えていらっしゃるストレスは、「誰に」、次のうちの「どの」言葉を言えないから、でしょうか?
「ありがとう」という感謝を伝えられないから、遠慮しなくてはならないのですか?あるいは、誤解をされたままなのでしょうか?あるいは「援助の手」を、受け取れないのでしょうか。
「ごめんなさい」と詫びることができないから、攻撃されるがままになっているのでしょうか?あるいは、助けてもらえないのでしょうか?そして「お願い」ができなくなっているのでしょうか?
「お願い」が言えないから、すべてを自分で抱えなくてはならないのでしょうか。無理に無理を重ねなくてはならないのでしょうか。
「愛している」が言えないから、助けてもらえないのでしょうか。居場所を見つけられないのでしょうか。
どんな問題も、どこか人との関係性で詰まっているところがあって生じている、と見ることができます。
あえて、皆さまに応用していただきたいので単純化していますけれど、この4つの言葉のどれかを「誰か」に言えないことで、余計に追い詰められているのかもしれない、と考えてみてください。
すでに多くの方が、自分で頑張れるところはやってこられていて、「もう頑張れない」と思うほど頑張ってこられたのではないかと思います。
あなたの打開策が、「どこ」に隠れているのか、それを見つけるためにも、自分が言えない「一言」、それも、「誰に」言えないのか、問い直してみませんか。
一番大切なのは「信頼」すること
感染症の問題は、「人との距離」の問題です。
距離を取ることで生じた問題は、「つながる」ことで解決の糸口を見つけます。
でも、「つながる」のって、思いの外、怖いんです。
今回のような、自分ではどうしようもないような問題に遭遇すると、私たちは、どうしても、最悪のシナリオばかりを考えてしまいます。
なので、そのことから何が学べるかとか、まさか「いい」ことがあるなんて想像もつきません。人によっては、そんな見方や考え方をすること自体が、「極楽トンボ」のようで、不謹慎に思えるかもしれません。
でも、いつだって絶体絶命のピンチを救うのは、どこか「棚ぼた」っぽいラッキーな出来事なんです。
そんなラッキーを呼び込むのは、起きていることへの「信頼」だし、自分を取り巻く人々への「信頼」、そして、自分の存在への「信頼」です。
状況が「最悪」に見えるときの「おまじない」は、
「あなたはあなたが思っているほど悪くない」
です。
本当に。
状況が「最悪」に見えるときというのは、私たちは、罪悪感に囚われて、自分のこともちっぽけに感じてしまいます。自分を「いいもの」と思えないと、上に書いた4つの言葉は、自然と会話から消えてしまいます。そして、それが人間関係を拗らせて、さらに状況を厳しいものにしてしまいます。
状況が「最悪」なときほど、「味方」や「応援」が必要です。そんな「味方」や「応援」を引き込む「魔法の言葉」を使えると、ラッキーを呼び込めます。
あなたにとって魔法の言葉になる、その「一言」を見つけられますように。
その「一言」を、然るべき人に言える勇気と「信頼」を持てますように。
あなたが、本来のあなたらしさを生きることで、人生を楽しめますように。
今日も、幸せ。明日も、幸せ。そんな、ずっと続く幸せを見つけられますように。
love and abundance,
みずがきひろみ
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