自分の気持ちにそったことをしてみる〜幸せを感じる心を保つために〜

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

今日は、
パートナーとの関係で楽しいとか、幸せとか、愛情を敏感に感じる心を保つために自分の気持ちに沿ったことを意識的にしてみましょうねという提案です。

お楽しみに
 

自分の気持ちにそったことをしてみる
〜幸せを感じる心を保つために〜

●自分の気持ちを見ない、無視する、押し込める

自分の気持ちを見ないようにする、自分の心の声を無視する、自分の気持ちを心の奥に押し込めるなどをしながら、やらねばいけないことをするということをやっている。


そんなことをしていることは、あなたにはありませんか？


覚えがある方は、結構いらっしゃるんじゃないかなぁと思います。

＋＋＋

例えば、会社員の方だと、そうせざるおえないことってあると思うんです。


「今日はあのお客さんのところに営業に行く日か・・・、あの社長モラハラ気味だから会いたくないなぁ・・・」


と思っていたとしても、会社の命令で、絶対にそのお客さんのところに行かねばならないようなことってあると思うんです。


そうすると自分の会いたくないという気持ちを横において、その人に会いに行くことになる。


そして、たとえ、
営業先のお客さんが、なんらかしらの嫌なことを言ってきて、カチンと腹にくることがあっても、その怒りを我慢して、腹がたつ気持ちが顔に出てこないようにニコニコする。


こんな感じで、

自分の気持ちを見ないようにして、

自分の心の声を無視して、

自分の気持ちを心の奥に押し込めるなどをしながら

やらねばいけないことをすることってあると思うんです。

＋＋＋

仕事をしている方だったら、他にも、こんなことがあるかもしれませんね・・・

・家に帰りたい気持ちを見ないようにしてノルマ達成の為に残業をする。

・職場の人に腹がったって言いたいことがある気持ちを心に押し殺して、周りと上手くやっていこうとする。

・会いたくない人がいても、その気持ちを見ないようにして会いに行く。

・疲れたし休みたいという心の声を聞かないようにして、やるべきことをする。

・遊びたい気持ちを心にしまって、将来に向けて取っておいたほうが良い資格の勉強をする。


そうせざるおえないこともあると思うんです。

●感情の鈍麻

でも、

やらねばいけないことを優先するあまり、自分の気持ちを見ないようにする、自分の心の声を無視する、自分の気持ちを心の奥に押し込めるということを、あまりに多くやっていると感情の鈍麻が起きてしまうことがあるんですね。


感情の鈍麻というのは自分の感情なんだけど、自分の感情を感じることが前よりも鈍くなってしまうことです。


自分の気持ちを見ないようにする、
自分の心の声を無視する、
自分の気持ちを心の奥に押し込める、
をしすぎるあまりに、
自分の気持ちを掴みにくくなってしまうようになることがあるんですね。


感情の鈍麻が起こることによるメリットもあります。

「あの人に会いたくない」という気持ちをあまり感じなくなる、
「本当は帰りたい」という気持ちを感じながら職場に残らなくてよくなる、
「本当はゆっくりしたい」という気持ちを感じながら忙しく何かをしなくてよくなる、
というように、ネガティブな感情を鈍麻させるメリットがあります。

なのですが、
ポジティブな感情を感じにくくなるというデメリットもあるのですね。


例えば、
パートナー（彼氏、彼女、夫、妻）と旅行に行ってもさほど感動しなかったり、
昔から好きな趣味をしているはずなのに昔ほど楽しくなかったり、
パートナーの愛情を感じにくくなったり、
などなど、
ポジティブな感情を感じにくくなったりするのです。

楽しいとか、幸せとか、愛を感じるということの感度が鈍っちゃうわけですね。


嫌な感情を感じることは少なくなったほうがいいかもしれませんが、楽しいとか、幸せとか、愛を感じることが少なくなるのは、もったいないですね。
 

●自分の気持ちにそった行動をしてみる

そうならないためにも、
自分の気持ちを見ないようにする、
自分の心の声を無視する、
自分の気持ちを心の奥に押し込める、

ということを、
私はいっぱいしているかも・・・
と思う人は、

自分の気持ちを見て、その気持ちを大切することを意識的にしてみましょう。


全部が全部自分の気持ちそったことをするということはできないと思うんです。
そうできない事情も人それぞれあると思うんです。


だから、できる範囲でいいです。

無理せず、できる範囲でいいんで、
時には自分の気持ちを無視せず、心に押し込めることをせずに、自分の気持ちそった行動をする時間を作ってみましょう。

・「早く帰ってダーリンに会いたい」という心の声を聞いて、今日は早く帰る。

・疲れたからゆっくりしたいという心の声を聞いて家でゆっくりする、料理も洗濯も今日は中止。

・仕事を早く切り上げて楽しいことをしたいという気持ちにそって楽しいことをする。

などなどのように、できる範囲でいいんで、
自分の気持ちを大切にして、それにそった行動をしてみるんですね。

感情の鈍麻が起こらないようにする為の予防として、よかったらやってみてくださいませ。


すでに感情の鈍麻がすでに起きている人もやってみるのをオススメしたいです。

感情の鈍麻が起きている人も、自分の気持ちを大切にして、これを日常に取り入れていくと鈍麻が緩まっていくことがありますから。



パートナーとの関係で楽しいとか、幸せとか、愛情を敏感に感じる心を保つためにも、自分の気持ちを大切にして、それにそった行動をしてみる時間を作ってみてくださいね。

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

 

原裕輝の本がでました！

感情をひとやすみ。（王様文庫）三笠書房

『感情をひとやすみ。』という本がでました。
自分を大切にできる４３のヒントが書いています。
 

感情をひとやすみ。: 自分を大切にする43のヒント (王様文庫) 734円 Amazon

 

「つい「気にしすぎる自分」から抜け出す本 (青春文庫)」

つい気にしてしまう自分から卒業して気にしなーいあなたになってみませんか？

つい「気にしすぎる自分」から抜け出す本 (青春文庫) 745円 Amazon

 

 

「名古屋感謝祭2019」詳細はバナーをクリック！

 

カウンセリングサービス・名古屋感謝祭2019

 

名古屋を中心に全国から集結した、現役心理カウンセラーによる9講演を柱に、20分のミニカウンセリングが体験できるワンポイント相談会、景品付クイズ大会や、公開カウンセリング等、盛りだくさんな１日。カウンセリングや心理学を身近に感じていただけるイベントです。

是非、お越しくださいませ。心よりお待ちしております。

 

日　時：２０１９年９月１日（日） 10:00～19:40（受付9:30～）

場　所：愛知産業労働センター ウィンクあいち 名古屋駅徒歩５分

　　　　総合受付1208号室にお越しください

料　金：￥4,320- (税込)  出入り自由のフリーパス制

 

＊ 打ち上げに参加される場合は、別途ご用意ください。

＊ 参加条件：18歳以上の方。

　 2歳未満のお子様に限り、お一人様まで、無料でご参加頂けます。

　お子様の待機スペースなどはございませんのでご了承ください。