心理カウンセラーの清水三季央(しみずみきお)です。今回は女性らしさについて考えてみたいと思います。男性やLGBTの方等は以下、他の方と表現しますので、ご自身の性に上手に当てはめて読んで頂くとヒントにして頂けると思います。
◆女性らしさ?
ざっくりな恋愛テクニックでは、女性らしくあることが、恋愛での秘訣になっているといった考えやメッセージは多くあるかもしれません。ざっくりな考え方では、恋愛ではお互いに自分にないものを相手に求めるところがあると言えるからです。
でもこういう言い方をすると、女性の中には、男性らしい男性よりも、女性っぽい男性が好きだという声も出てくると思います。こういう場合は、完全に女性らしい男性が好きということではないと思うんですね。あえて細かく言うと、基本的な男性らしさがある中で、女性らしさが少し加えられている男性を指しているのかもしれませんね。
本質的には、女性らしさというものは、女性なのだから当たり前に本来備わっているものなので、あえて女性らしくする必要はないとも言えるんですね。(他の方も同じことが言えます)より自分らしさを求めていくと、女性の方は、その人特有の女性らしさを表現することになっていきます。さらに言えば、男性にも女性らしさはあり、女性にも男性らしさがあり、女性らしさと男性らしさの割合で、女性や他の方も含めて、その人、特有の魅力が表現されると言えるので、社会で言うところの女性らしさ、男性らしさに左右される必要はないとも言えるんですね。
けれども、社会の中に、女性らしさ、男性らしさという言葉や捉え方があって、恋愛や結婚や人間関係がこの影響を受けているので、恋愛や結婚での「うまくいく方法」を考える上では、性らしさというものを考える意味はあると私は考えますので、今回のコラムでとり挙げてみました。
◆誰にとっての女性らしさ?
今の時代は性についても、多様になってきているので、前置きが長くなりましたね。今回お伝えしたいことは、誰にとっての女性らしさ?という主語がけっこう大切というお話です。
◆〇〇が求めている女性らしさ
カウンセリングをしていると、恋愛が苦手な方は、親にとっての女性らしさを身に着けている方が多いということです。
もちろん、本人に自覚はないことが多いのですが、お話を伺い、私の洞察で捉えていくと、無自覚なうちに、また子供の頃からの習慣で、親にとっての女性らしさを身に着けてしまっているように捉えられます。カウンセリングの中で実際にお客様が気づいていかれることも多いです。
人によって、父親が好む女性らしさを身に着けている方もいますし、母親が好む女性らしさを身に着けている方もいます。
父親が好む女性らしさを身に着けている方は、父親っぽい男性からのウケがよくなるので、既婚の年輩の方にモテるかもしれませんが、本人が望んでいない場合は恋愛がうまくいかないことになってしまいますね。
母親が好む女性らしさであれば、男性との出会いが少なくなったり、男性と出会ってもあまり深い関係になりにくかったりするかもしれません。
具体的には、20代後半から40代50代なのだけれど、真面目で清楚な女子学生のような雰囲気であったり、部活をがんばる元気な女子!のような雰囲気であったり。親が好むわざわざダメな雰囲気だったりという場合があります。
◆恋愛の相手が求めている女性らしさ
もし親が求めている女性らしさを身に着けているかもと心当たりがあった方は、恋愛の相手が求める女性らしさを意識してみてはいかがでしょうか。
ここで、先程、社会の中に、女性らしさ、男性らしさという言葉や捉え方があって、恋愛や結婚や人間関係がこの影響を受けているとお伝えしましたが、この影響を恋愛の相手が受けているので、それを考えの中に入れると上手に、相手が求める女性らしさを思い描きやすいと思います。
恋愛の相手が求めている女らしさのポイントとなるところは、恋愛をするとその延長上には性的な関係がありますので、性的なエネルギー(雰囲気)が伴うというところです。
親にとって好まれる女性らしさには、普通は(性的虐待その他等、例外もあります)性的なものは伴わないからです。
恋愛の相手が求めている女性らしさというと、何でも恋愛相手に合わせなければいけないのかというご批判もあるかもしれませんが、下記の図で右か左かという方向で考えると、どちらかと言えば右方向の方が、恋愛や結婚がうまくいきやすいとシンプルに捉えて頂くとわかりやすいかと思います。
過去 親(父、母) ← 私 → 恋愛や結婚の相手 未来
(どちらに近づいて、誰とともにどちらへ向かうのか?)
◆終わりに
今回は女性らしさについてお伝えしました。現代の社会では、男女の差が減ってきているので厳密な書き方をすると非常にデリケートな話題のため、簡単なコラムではざっくりなお伝えの仕方になってしまうのですが、皆さんの幸せな恋愛や結婚へのヒントにして頂ければと思います。
◆臨床経験1万5千件以上、東京地区実績NO1
清水三季央のカウンセリングを受けてみませんか?
【カウンセリングルーム】 東京都目黒区駒場4-6-8-2F
【アクセス】 渋谷から京王線・駒場東大前駅、新宿から小田急線・代々木上原駅 いずれも徒歩約15 分
【予約センター】06-6190-5131(受付12時~20時30分月曜定休日)
お会いできることを楽しみにしています!
プロフィール 清水のプロフィール
お客様からのご感想 カウンセリングのご感想
心理学講座 職場や家族や人間関係、男女関係などオールジャンルの心理学
男女関係の心理学 恋愛・失恋・婚活・結婚・浮気・離婚など男女関係の心理学
やさしい心理学 気軽に読んでいただけるシンプルな心理学
■Q&Aのコーナーのご案内
※すでにお申し込みいただいたお客様、ありがとうございました。いただいたご相談から厳選し、回答させていただきますので、しばらくお待ちくださいね。
水曜日「男心のウラオモテ」担当の清水三季央が、みなさんのご相談にお答えするQ&Aのコーナーを行うことになりました。男性心理以外のご相談も大歓迎!清水に回答してほしいご相談がある方は、メッセージ でご相談をお送りください。
件名に「清水三季央への相談」と明記してください。
いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りくださいね。(IDは公開いたしません)