こんにちは、成井です。
今日もご覧いただきありがとうございます(^^♪
火曜日更新の「モテオーラ養成講座」では、魅力アップの為の秘訣や、ココロの仕組みや在り方についてお話しています。
第1週を野村香英が担当し、第2・4・5週を那賀まき、第3週を私、成井が担当させていただいております。
先日「平成の終わりまであと2ヶ月!」というパワーワードを見てからずっとそわそわしていている成井です(笑)
でもなんやかんやであ2週間もしない間に「新しい元号」が発表されるんですよね。
元号が変わること時代も大きなことですが、「事前にわかる」というのは今を生きてる私たちにとってとてもレアなことなので、ワクワクとともに、やっぱりそわそわします。
私自身が変化に弱いので、ドラえもんのように地上から3ミリ浮いているような、
浮足立った感覚を落ち着かせるべく、前回から勝手に始めている「処方箋シリーズ」。
前回は「安心感」を作るために”ぬくもり”をキーワードにしたお話でした。
・夜になると寂しくて落ち込んでしまうあなたへの処方箋
今回は、ココロの声に耳を傾けてみませんか?という提案です。
*
カウンセリングをしているとよくわかるのですが、
普段私たちは”自分のココロの声”をほとんどきいてあげていません。
喜怒哀楽や快・不快という本能的な意味では、感情が動けばそれを認識したり、
自分の思いや気持ちに名前をつけて「そんなことを感じているんだな」と理解したりはちゃんとできていても、
「私は本当は何を求めているんだろう?」
「私にとっての本当の幸せは何なんだろう?」
という『自分が本当に欲しいもの』については、あまり真剣にきいてあげてはいないようです。
人によっては「そもそも、それがなんなのか分からない」と、全く浮かばない人もいれば、
心の奥底では本当に欲しいものが分かっているからこそ、今の自分の生活や人生に違和感があるんだけれども、
「じゃあ、その1番欲しい物を望んでもいいよ」という許可が自分に出せない。という場合があります。
例えばそれが仕事の中で出てくる時には
「会社に気に入られるように、上司に気に入られる様に仕事を頑張ってきた。
それなりに仕事も1人で出来る様になった。
でも、毎日働いていても、あまりやりがいが感じられない・・・。」
「何度か転職も経験してきた。
時には職種自体も新しいものにチャレンジしてきた。
人間関係で挫けて転職する事もあったけれど、
真面目に仕事に取り組んできたつもり。
・・・でも、そもそも私に向いている仕事がなんなのか?が分からない。」
例えばそれがパートナーとの関係の中で出てくる時には
「今付き合っている人に、全く不満がない訳ではない。
でも相手が私の為に頑張ってくれているのも分かるし、
自分にも至らないところはある。
だからお互い様なんだとは思うんだけど、
それでも時々、どうしても腹がたってケンカをふっかけてしまう私がいる。
そんな自分が嫌で、後で落ち込む。」
「嫌われないように、相手にすごく気を使っている私がいる。
彼の役に立ててないと不安で、つい尽くしすぎてしまう私がいる。
自分の意志でそうしているつもりだったけど、
何だか私ばっかり頑張っているように感じて悲しくなるし、
都合よく利用されているような気もして、
愛されている実感なくて寂しい・・・。」
*
私たちに起こる問題の形は多種多様なので、ケースを書き出しているだけで何週にも渡る勢いの長さになりそうですが、どの問題もポイントになってくるのは
”それなりには手に入っている”
です。
それぞれの人に
「あなたは今、不幸ですか?」
「あなたは今、何も持っていない状態ですか?」
と質問すれば、きっと多くの人が
「そんなことはないです。
不満はあるけれども”それなりに”幸せな方だと思います。」
「すべてを手にしている訳ではないけれど、
”それなりに”私は恵まれて方だと思います。」
とこたえてくださることでしょう
中には「これ以上高望みなんてしないで、今手に入っているこの幸せをもっと受け取った方がいいんですよね?」と質問される方もいらっしゃるかもしれません。
*
「私は何を求めているのか?」
「私はどこにたどり着きたいのか?」
その答えはあなた自身の”本質”に繋がるような、
他の誰とも違うあなただけのキラキラ輝くオリジナル
な部分です。
それは他の誰も「あなたの望みは○○ですよ」と出来上がった形を与えてはくれないものです。
何故ならそれは、あなた自身の心の奥から沸き上がってくるものだからです。
しかし私達は、あまり自分自身のココロの声に耳を傾けた経験がありませんから、
日常的に「自分のココロの声をきいてみる」という時間をもうけることがないのです。
それよりも、例えば「私はこうしたい」よりも「こうした方がいいだろう」とか、「○○さんはこう望んでいるだろう」といった風に自分以外の声をたくさん聞いています。
すると、相手の期待や要望をキャッチして応えるのは上手になっても、自分自身の想いや要望はどんどん取り残されてしまいます。
そして、そこに自分自身との分離が生まれ、
「私は一体どうしたいんだろう?」「私は何者なんだろう?」
が分からなくなってしまうのです。
時には「いい・悪い」という概念や、「可能・不可能」という物理的な制限をちょっと横において、
「あなたが欲しいものはなんですか?」
と自分自身に向けて問いかけてみましょう。
このエクササイズのポイントは、自分自身に質問するんだけれども、
「私が?」ではなく、
「あなたが欲しいもの」と
二人称の形を取ることです。
そして、答える時には「私は」と一人称にしてみてくださいね。
自分1人では難しい場合は、相手役にカウンセラーを使っていただくのもいいでしょうし、友達や家族が手伝ってくれるようであれば、5分とか短めの時間を決めて交代しながらゲーム感覚でされてもいいと思います。
すぐに出てこない場合は、
「それくらい私は自分のことを後回しにしてきたのかもしれないなぁ・・・」と、
ただ自分自身を労り、「今日はあなたの番ですよ」と自分に許可してあげてください。
その許可が心の中に浸透していった分だけ、「私は○○したい」「私は○○が欲しい」というのが出てきやすくなりますよ。
平成の終わりに、そんな時間を自分につくってあげてくださいね。
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