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好きになられると気持ちが悪い。

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こんにちは。カウンセリングサービス根本裕幸 です。いつもありがとうございます。






根本のスケジュールはこちらのホームページ に随時掲載しています。

予約状況、予約日、ワークショップの日程、出張予定などがカレンダー形式で確認いただけます。



タイトルのようなご相談をよく頂きます。

この言葉にはたいてい続きがあって、「でも、好きになった人とはうまくいかない」と。


でも、なぜ、好意を寄せられると気持ちが悪くなるのでしょう?

(もちろん、キモい男からではなく、ふつう以上の男性からの好意の場合ですね)


結論を言えば「自分ことが気持ち悪いから」。

すなわち、自己嫌悪。(これは隠れていて意識できない場合もあります)


自分のことを気持ち悪いと思っているので、そんなものを好きな人は気持ち悪い、と感じるようなものです。


具体的に言えば、たとえば皆さんが「ゴキブリは気持ち悪いし、嫌い」と思ってるとしてください。

そんなところに「ゴキブリ?かわいいじゃん。俺は大好きだな」という人が現れたらどう思います?


「え?そんな人はいやだ!無理!あかん!キモい!どっかいけ!」になりません?笑


もちろん、その反応はいいんです。感情的な反応だから。

でも、問題は「ゴキブリ=自分」なところ。

なんで自分をそんなに嫌悪してしまうんでしょう?


特にこの問題では「セクシャリティ」が重要なカギを握るようです。


すなわち、「女“性”としての自分を受け入れていない(嫌っている)分だけ、好意を寄せられると嫌悪してしまう」のですね。


女性であることを受け入れる、当たり前のようで、難しいことなのです。

(これは男性にも当てはまる法則で「男であることを受け入れる」ことがテーマになるケースも少なくありません)。


なぜかというと、この言葉には「大人の」という枕詞が隠れていて、私たちの成熟性に関する問題でもあるからなのです。


大人の女性としての自分。

子供ではなく、大人の自分。

女の子ではなく、女の自分。


それは性的な意味だけではなく、心の成熟性も重要です。


この問題を見つめていくには、たとえば、お母さんとの関係やお母さんの性格なども関係していくることが多いようです。


たとえば、お母さんが性的なものを否定していたり、嫌悪していたりすると、自分が性欲を持ったり、エッチをしたりすることに罪悪感、嫌悪感を持つようになります。

あるいて、お母さんとべったりな関係(過保護、過干渉)の場合、大人の女性になることを堰き止められてしまうことも少なくありません。

また、お母さんを嫌って自立することは、同時に大人の女性の見本を否定してしまうことになるので女性としての自分を受け入れられなくなります。

また、お母さんが子どもで、自分がその面倒を見ていたような「早く大人になってしまった女の子」の場合は、子供時代を置き忘れてきたのでパートナーシップでは大人の女性として振る舞うことが難しくなったりします。


どれも可能性であり、100%そうなるというわけではありませんが、同性の親の影響がこの問題では否定できないところです。


こうした問題を解決していくためには、根っこにある女性を嫌悪するマインドを癒していく必要があります。

一つはその嫌悪を生み出した原因を取り除くこと。お母さんが原因であれば、お母さんとの関係性を見つめなおしていくことがその一つの方法になります。

また、過去の性的なトラウマやその他の原因があるという場合も同じです。

これはカウンセリング/セラピーを利用される場合の主なアプローチになります。



さて、日常できること。

このタイプの女性は、一見、女性であることを嫌悪しているようには見えないことが多いんですよね。オシャレが好きだったり、女友達と恋バナを楽しんだり、雑貨に目がなかったり、つい新作のスイーツはチェックしてしまったり。

全然他と変わったところはありません。それくらい潜在的なところです。

だから、恋がしたいbのにできないとか、葛藤も強くなります。


そこで、あえて「男の子目線のアイテム」を持ってみることをお勧めしています。

それは、「(女の子ではなく)男性が“おっ!”と興味を持つアイテム」です。

たとえば、ファッションでも今のラインナップに1,2種類、男性から見てセクシーだと思える服を用意してみる・・・それは露出が大きかったり、体のラインが出る服だったり・・・。

あるいは、ちょっと恥ずかしいな、と思える大胆な下着を数種類買ってみる。

(“ちょっと”くらいがちょうどいいようです。)


この時点で気持ち悪くなってしまうかもしれませんが(苦笑)、でも、とても大切なことです。全部取り替えるのではありませんから、気軽にできませんか?


また、これはテクニックも必要かもしれませんが、少し濃いめのメイクをする日を作ってみてもいいでしょう。


そのほかの方法でも構いませんが、「女の子」や「女子」を意識するアイテムではなく、「女」を意識させるアイテムを取り入れることで、潜在意識に「私は女なんだ」という部分をしみこませていくことができます。

しばらく時間がかかるものですし、最初は抵抗があるかもしれませんが、リスクがそれほど高くない方法なので、おすすめしているものなんです。


素敵な恋のために、「大人の女である自分が大好き!」になることを目指してほしいなと思うのです。


参考になりましたら幸いです。




>コラムやスケジュールなどが読める“根本裕幸”のブログはこちら!



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