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感情を感じるということ

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恋愛テクニック

こんばんは

カウンセラーの平です。

日曜日の恋愛心理学を原カウンセラーと隔週で担当しています。

ライン ライン ライン ライン

当社はみなさまにカウンセリングを提供していますが、私どものカウンセリングの特徴は、ご相談者のお話をただひたすら聞くだけではなく、感情の解放や処理を行うための心理療法を取り入れていることです。

 

面談カウンセリングはこの感情の処理に主眼をおいて進めていきますが、カウンセリング・ルームには必ずティッシュボックスが置いてあり、それが大活躍するほど、みなさんに泣いていただくことがよくあります。

 

もちろん、いじわるなことをして泣かせるわけではありませんよ。

 

そうではなく、ずっとがまんし、抑圧してきた感情に心理療法を通じて触れていただくのです。すると、ダムが決壊したかのように感情が放出され、その結果として涙が出てくるのです。

 

でも、なぜ、わざわざ感情を感じる必要があるのか‥‥? これを読んでいるみなさんは、そう思われるかもしれませんね。

 

私たち人間は、どうも、たった一つの感情を感じたくないばかりに、命まで捨てることがあるようなのです。

 

命を捨てるというのは極端な例かもしれませんが、感情を感じたくないがために、会社を辞めたり、パートナーと別れたりということはみなさんもしたことがあるかもしれません。

 

このブログでも何度かお話したことがありますが、私たちが会社を辞めたいと思うとき、ほんとうに辞めたいのは会社ではありません。

 

会社で感じる不快かつ堪えがたい感情を感じることをやめたいのであり、会社を辞めることで、その感情は感じずにすむようになるわけです。

 

同じく、パートナーと別れたいと思うとき、あなたが別れたいのはパートナーではありません。

 

パートナーと一緒にいるときに感じる「つまらない」とか「ロマンスをまったく感じない」などの不快な感情を感じたくないがために、彼(彼女)と別れる決意をするのですね。

 

恋愛相談をうかがっていると、彼女側・奥さま側からはよく「彼は私のことをまったく理解してくれていない」という不満が出てきます。

 

一方、彼側・ご主人側からは、「自分の顔を見るたびに、彼女が文句を言ってきてウザイ」などという不満が出てきます。

 

彼女や奥さまと、「なにをわかってもらっていないんですか?」というお話を進めていくと、ほとんどの人が「仕事ばかりでいつも私は放っておかれる」など、淋しさという感情を訴えられます。

 

そのため、「自分を大事に扱ってもらっていない」と思い、「私より優先し、大事にしているように見える仕事や旦那の実家」がまるで敵のように感られ、攻撃を始める‥‥というパターンが少なくないようです。

 

彼やご主人のほうはといえば、一生懸命に働き、経済的にこの家族を支えているのにもかかわらず、それを認めてもらえないどころか、「いつも残業ばかり!」と責められていると感じています。

 

そして、「こんなにがんばっている自分の気持ちをまったく理解してくれない」と思うと、彼女や奥さんのことを理解しようという気持ちも薄れていきます。

 

こんなとき男性陣は、淋しさや孤独などの感情を、非常に長い間、がまんし、抑圧していることが多いようです。

 

自分の淋しさや孤独をガマンしている男性陣は、女性に対しても「おれもガマンしているんだから、おまえもがまんしろよ」となりがちです。

 

そこで、男性陣はあえてこの感情を感じることにチャレンジすると、女性側の淋しさや孤独を理解し、受け入れることができるようになります。

 

さらに、がまんするのではなく、「自分の感情を理解してもらうよろこび」がわかるようになると、二人の関係は激変します。

 

たがいにがまんしあう“がまん選手権”のような関係から、うれしいことも、いやなことも、どんな感情も分かちあうことのできる関係となるのです。

 

あるご夫婦はこのような関係になることに成功した結果、ご主人が毎晩のように飲んでいたアルコールから解放されることができました。

 

つらいことがあったときは、奥さまの胸の中で「クソー、悔しい! バカにするなー!」などワンワンと泣きながら言えるようになったのです。

 

つまり、アルコールはがまんしていたご主人にとって、心の痛み止めのようなものだったのですね。

 

不機嫌そうにしていたご主人の心の奥に、こんな痛みがあったとは‥‥。そして、それを家族に見せないようにすることが、ご主人の愛情だったとは‥‥。

 

奥さまはまるで気づいていなかったのです。

 

男性だけでなく、自立の傾向が強い女性のみなさんもこのがまんが板につきやすいものです。

 

しかし、自分ががまんしていると、あなたのまわりの大事な人たちにも、必ずがまんを押しつけてしまうのです。

 

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