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彼ができると、穏やかな私が怒りっぽくなるのはどうして?

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こんにちは カウンセリングサービス近藤あきとしです。

いつもありがとうございます。

 
土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。

 


●彼ができると、穏やかな私が怒りっぽくなるのはどうして?

 

前回のブログでは、「彼氏ができると、寂しさを抑えられなくなったり、依存的な私が出てきてしまうのは、子供時代に満たされなかった感情が蘇ってきたから。」というお話をしました。

2018/11/6「どうして彼の前だと依存的になってしまうの?」
https://ameblo.jp/love-counseling/entry-12417748396.html

この記事を読んでくださった方からこんなメッセージが届きました。


「私は恋愛をすると、いつも彼に怒りをぶつけてしまいます。理由はその時々で違っていて、彼の元カノに嫉妬したり、彼が二股をかけているんじゃないかと疑ってしまったり。私は普段は穏やかで冷静な性格だと思っているのですが、彼に対してだけは激しい口調で責めて追い詰めてしまいます。」


寂しさや依存的になってしまうことで悩んでいるのではなくて、彼の前だと怒りや激しい感情が止まらなくなってしまうようですね。

なぜパートナーが出来るとこんな自分が出てきてしまうのでしょう?

前回の記事の中にヒントになる部分がありました。

>なぜなら、自立という生き方のネガティブな側面は「嫌な感情はなかったことにして一人で何とかしてしまおう」というものなのですが、パートナーができると(親子関係と同じくらいの距離感になるので)隠してきた感情の蓋が勝手に開いてしまいます。

>そして、自分で自分を抑えきれなくなり、気がつくと彼との関係が破たんしていることになりがちなのです。



私たちの感じる感情の強さと、相手との距離感(親密感)は深く関係しているんですね。

例えば、会社での人間関係というのはある程度の距離がある関係ですよね。


友人だともう少し近いかもしれないですが、それでもパートナーに比べるとまだ距離があります。

これがパートナーとなると、家族と同じかそれ以上に近い距離感になります。
 

すると隠してきたはずの感情が動き出してしまうんです。家族との間で感じていた感情が。
ようは誤魔化しきれなくなってしまうんですね。


となると、この方は過去に家族との関係でとっても激しい感情、特に怒りを感じてきたのではないかと思われます。




例えば、子供時代に過干渉なお母さんといつもぶつかってケンカをしていたとしたら、大人になり家を出てからは過去の激しい性格の自分を感じたくない分だけ、穏やかで冷静な自分という仮面を作って生活するようになります。
 

会社や友人との関係では距離があるので大丈夫なのですが、いざパートナーができるとガーッと問い詰めてしまう・・・

 

または、躾の厳しいお父さんに対して反発する気持ちが強くて、怒りや恨みつらみの気持ちを抱えてきたとしたら、普段はそんな思いに気づきたくないですから、大人しくて物分かりのイイ人を演じるようになるかもしれません。


でも彼氏の前になると隠してきた自分がひょっこり顔を出して、怒りをぶつけてしまう・・・


そして彼がびっくりして引いてしまって、なんだか関係がギクシャクして、いつの間にかお別れに向かってしまう。そんなご相談をお聞きすることもありますね。

こういう場合、「私、本当に彼から愛されているのかな?」という気持ちが心の奥にあったりするんです。

もしかしたら、ずっと小さな頃から


・お母さんに全然信頼されていなくて、自分の気持ちを認めてもらえなくて「お母さん私のこと好きじゃないのかな?」
 

・お父さんに抑えつけられてばかりで、自由を感じられなくて「言うことを聞かないと愛してもらえないのかな?」
 

そんな気持ちをずっと感じてきたのかもしれません。
(あくまで子供の目線から感じたことなので誤解もたくさん含まれています)

あるいは「私、邪魔者だったのかな?私なんてこの家にいない方が良かったのかな?」そんな風にどこかで拗ねている自分がいたのかもしれません。


頭では「そんなこともあったけど、今は両親とも普通に話しているし、全然気にしていないんだけどな。」そう思っている人もいるのではないでしょうか?

もちろん大人の自分はそう思っています。でも「私の方を見て欲しい。もっと愛して欲しい。」そう感じているのは、心の中の小さな傷ついた自分なんですね。

「私は愛されてなかった」そんな痛みを心の奥に隠しながらも普段は温厚な自分を演じていても、パートナーができると、その痛みが自動的に浮上してきてしまうんです。

だから彼のことをつい疑ってしまったり、彼の愛をコントロールしたくなって「本当に私の方をちゃんと見てるの?」と激しく問い詰めたくなってしまうんですね




前回もご紹介した、インナーチャイルドを癒すセラピーは、今現在の大人の自分が、「愛されていなかった」と感じている傷ついた「内なる子供」の自分を受け入れ、愛してあげることで、過去の満たされなかった感情を満たしていくことができます。

そして、抑え込んできた寂しさ・悲しさなどの感情を解放し、心の痛みを癒すことで大人の女性としての魅力や価値を受けとることができるようになるのです。

すると、彼を疑ったり、怒りをぶつけたり、コントロールすることを手放して、自由を与えられるようになるんですね。

ここまで来ると不思議なことに、以前よりも彼からの愛情をしっかりと感じられるようになります。

「この人は私をちゃんと見てくれる、愛してくれている、そのままの私を受けとめてくれている。」

お互いを傷つけあうのではなく、労わりあい、認めあい、受け入れあうことができるようになります。


それでも、全てが一度に満たされることはないので、時折インナーチャイルドが怒ったり、拗ねたり、納得していない部分を見せてくることもあると思います。

その時はなだめたり、褒めたり、慰めたりしながら、「ここが満たされてなかったんだね」と自分自身を受け入れることで、少しずつ心が満たされていくと、パートナーに甘えることもできるし、甘えさせてあげることもできる、とてもバランスとれたあなたになれますからね。
 

 

 

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

 
心理カウンセラー  
近藤あきとし

 

★近藤のブログはこちらから

 

***

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は12月8日(です!お楽しみに^^

来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。

 

※バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます

 

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

 
読者さまからステキな感想をいただきました。  
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html

 

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このブログの執筆者

心理カウンセラー◆近藤あきとし

スマホ用プロフィール写真切り取り

超自立男性との恋愛・コミュニケーションに関わるお悩み・慢性的な生きづらさの解消などを得意とする。 理論的な“心理分析”と、感覚を使った“心理セラピー”を活用する多面的なサポートが好評。 問題の裏に隠れた「真実の物語」を読み解き「自分の本質を生きる」ことを目指すカウンセリングを提供している。

 

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