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やきもちで苦しい時のバージョンアップのための処方箋

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で〈大人の恋愛術〉をお届けしています。

 

朝、晩、冷えてきましたね。お風邪など召しませぬように、どうぞお気をつけてくださいませ。

 

さて、今日は、「やきもち」の話。

 

いちご

 

やきもちは、妬くのも、妬かれるのも、辛いもの。できれば、そんな感情などハナにもかけないほど、フラットな気持ちで生きられたらカッコいいのに、って思いますけれど、そうもいかないのが人間なのですよね。

 

一緒に歩いている彼が脇目を振るような美人さんが通れば、

 

「えっ!ちょっと待ってよ!」

 

とうろたえますし、彼の携帯がひっきりなしに入ってくるLINEの着信音でうるさければ、

 

「いったい誰?!」

 

って気になります。ましてや、彼のシャツに口紅がついていたり、車の助手席に長い髪の毛が落ちていたりすれば、

 

「え?どういうこと?どういうこと?」

 

と堰を切ったように問い質したくなるものです。もちろん、聞きたいのは、「浮気ではない」という説得力のある説明で、誰よりも「私」を愛していると確信させて欲しいわけです。

 

それがどうにもごまかしがきかないほど、大好きな彼が誰か他の女性を愛している、という現実を突きつけられれば、それはもう狂わんばかりに怒りが心の中を駆け回るわけで、いてもたってもいられません。

 

「まさか!」「そんな!」「あり得ない!」「私の方を愛しているはずなのに!」という否認の後にくる、身体を突き抜けるような怒り、憤り、そして、その後に押し寄せる悲しみ、惨めさ、絶望に圧倒されてしまいそうです。

 

自分の中に、びっくりするような攻撃性があるのに愕然とする人もいるでしょう。

 

大丈夫です。人の心の中には、そういう側面もあります。そのことをわかり、納めることができるのが、「成熟」ですから。あなたの中に、そういう思いがあることで、ご自分を責めることはありません。

 

 

いちご   いちご

 

最初は、浮気した彼(女)、そして浮気相手に向かっていた怒りも、時間とともに、「愛を失ってしまった」もしくは「愛を得られなかった」自分に向かいます。

 

「私のどこがいけなかったのですか?」

 

と、どうしても聞きたくなってしまいます、ね。

 

やきもちを妬くのが苦しいのは、それが必ず自己嫌悪と自己攻撃につながるから、なのです。しかも、具体的に、比べる対象がいて、その人と比べて自分が劣っている、「相手にはあって自分には無い」ということを思い知らされるから、です。

 

誰だって、そんな惨めな気持ちは味わいたくありません。なので、この「負けた」「惨めな」自分をめった刺しにしたくなります。負けを受け入れたく無い気持ちと同じだけ、自分を攻撃したくなります。

 

恋愛も、仕事の関係性も、相性や、それぞれの人生におけるステージとの見合いもあるので、うまくいかなかったことを一概に「いい」「悪い」で判断できるものではありません。

 

そこを、あえて、「相手にはあって自分には無い」から「負けた」という視点で見るとしたら、それは、相手は、それを持つことを自分に許したけれど、「自分は、それを持つことを自分に許せなかった」と考えてみてください。

 

例えば、結婚20数年のご夫婦だったとします。ベテラン主婦のあなたは、毎朝、お弁当の用意から、お洗濯が間に合っているか、子供たちのお稽古ごとの段取りも整っているか、家族みんながそれぞれの予定をこなせるように回すのに、毎日きゅうきゅうとしています。自分の見た目や、ちょっとした言葉遣い、細やかな思いやりは、二の次になっていたかも知れません。

 

そんな時に、夫が、一回りも違う会社の部下と楽しげにおつきあいが始まっちゃったとします。

 

「こんなに私が家族のために頑張ってきたのに、男はみんな若いコがいいのね!」

 

という憤りはごもっともなのですが、「家族を思い働く」ことと「若いコ」を天秤にかけて、「若いコ」の方がよかった、と結論づけるのではなくて、「彼は、その両方の要素が欲しかったのね」という風に考えてみるのです。

 

そう考えてみると、「家族を思い働く」ことを一生懸命にやってきて煮え湯を飲まされるのは不本意な話ですけれど、「若いコ」の持つ要素を、今のあなたが発信していけばいいということが見えてきます。

 

年齢は遡れませんけれど、元気に、自分のやりたいこともやってイキイキとする、楽しそうに生きる、彼をもう少し大切に扱う、など、「お母ちゃん」役割でないあなたをもっと大切にすることを「自分に許す」ことで、問題が収束していくことが多いです。

 

 

いちご   いちご   いちご

 

「やきもち」は、「一番に愛されたい」という競争心からくる感情です。

 

愛する人に「一番に愛されたい」とみんな思うけれど、一番に愛されないと悔しいし、一番に愛されると今度は「私が一番でごめんなさい」という罪悪感を感じます。勝っても負けても、悩むんですね。負けるのは惨めで嫌だけれど、勝つのも怖い。

 

だから、愛されたいけれど、愛されるのが怖い。

 

私たちは、みんな、そんなどっちつかずのココロを抱えています。

 

いっぱいやきもちを妬いた経験のある人は、自分が羨ましく思った人にどれだけ攻撃的な気持ちになったかよく知っているので、自分が幸せになりそうになると、攻撃されそうで怖くて、つい手に入りそうな幸せを壊してしまいたい衝動にかられたりしますね。

 

「やきもち」は、あなたが、手に入れたいものを自分が手に入れることを許していない、というサイン。

 

だとするならば、「やきもち」は、バージョンアップのタイミングをお知らせしてくれるアラームでもあります。

 

誰が、あなたに、あなたが次に手に入れたいものを教えてくれていますか?

 

そろそろ、それを自分に許してもいいのではありませんか?

 

あなたが、ネクストステージで、本当に欲しいものを受け取れますように。ラブラブ

 

 

 

love and abundance,

みずがきひろみ

 

 

 

 

ドキドキココロを学んでバージョンアップしたいあなたのために、、、


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