自己肯定感を高めると幸せになれる（３） 〜恋のチャンスを見逃さないようにしよう〜

 

『自己肯定感を高めると幸せになれる（２）〜都合の良い女になってしまわないようにご用心〜』では、自信がないと、相手とのつり合いを取ろうという心理が、尽くす女や都合の良い女になってしまうことがあるという話をご紹介しました。

都合の良いと言えば・・・


バブル時代に、アッシー君という言葉がありました。
アッシー君とは、送り迎えするだけの男のこと。


意中の女性から呼び出されて、
その女性が遊びに行きたい場所に送り、
その女性が遊び終わったら家に帰る為だけに呼び出され、
送り終わったらそこでバイバイ。


稀にアッシー君から彼氏に昇格することもあるらしいという噂を希望にかかえ、好きな女の子を送り迎えするのです。


（ところでアッシー君は今の時代も生存しているんですかね？）


このアッシー君は都合の良い女の男性バージョンと言えるでしょう。
アッシー君という名前はないけど都合の良い男性扱いされているというのは、今も存在しているみてたいですね。


＋＋＋

自己肯定の低いタイプの人は、恋愛をより上手くいくようにするため、好意を向けてくれているのを見逃していないかな？ということを強く意識してみましょう。


どういうことかと言いますと・・・


例えば、
アッシー君タイプの男の子が好きな女性に振り向いて欲しくて頑張っていたとします。


意中の女の子から
「今、渋谷なんだけど、終電乗り遅れたから、もし〇〇くんが近くにいたら車で拾ってくれない？」
と言われると、ちょっとでも振り向いてもらいたくて近くにいてなくても迎えにいき家まで送り届ける。


「今度友達と遊びに行くのに車を出してくれない」と言われたので車を出す。
出しても、女の子は友達と話してばかりで車を出した男の子をほったらかしにされる。
そんなことが何度もあっても、ちょっとでも良く思ってもらいたいので頼まれたら車をだすのです。


また、雑用を頼まれれば、それも引き受け頑張る。
ご褒美は毎々「〇〇君がいて助かったー」の一言だけ。
それでも、少しでも良く思って貰えればいいなぁーと思って頑張ったとします。


そんな甲斐甲斐しい頑張りがあって、好きな女の子がアッシー君タイプに振り向いたとしましょう。


『こんなに私のことを思ってくれるのは彼しかいないのかも・・・』
と。


そして、彼女は男の子に気持ちを伝えるべく、バレンタインデーに特大手作りチョコを作って、今まで自分にエネルギーを注いでくれた彼に特大手作りチョコを渡すのです。


ついに彼に甲斐甲斐しく頑張った日が報われる日がきたのです。


送り迎えだけしてバイバイされた日々。
明らかなに車が目的で声をかけられた日々。
雑用のために使われた日々。


その全てが報われる日が・・・。


「よかったら、これどうぞ」
と彼女がアッシー君タイプの彼に手作りの特大手作りチョコを渡します。


アッシー君、
「あ、ありがとう・・・それにしても、でっかい義理チョコやねぇ」
と・・・。

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これは説明の為に笑い話ちっくに作った話なのですが、自己肯定感が低いと自分に好意を向けてくれているという発想に結びつきにくいことがあります。


・好意を持ってくれている。
・気があるから何かをしてくれている。
・好意をもってるから話かけることが多々ある。
・気があるから仲良くなろうとしている
などなどの発想と結びつきにくいんですね。


その為、好意を向けてくれているという、恋のチャンスをスルーしてしまうことがあるのです。
恋のチャンスを見逃しちゃうのです。


見逃しても次もあう機会があり、2度、3度のチャンスがありそうな関係性の場合はいいのですが
コンパとか、
友達の結婚式とか、
同窓会などの、
次いつ会えるかわからないケースだと、恋のチャンスをスルーするのは、もったいないですよね？


そこで、それを防ぐ方法をご紹介。


私は自己肯定感が低いタイプかもしれないなぁ？というタイプの人は、
『自分はスルーしやすいタイプだから、自分に好意を持っているのかも？という可能性を常に意識しておこう』
と強く思っておきましょう。


それだけで、
自分に好意を向けてくれているという発想に結び着きやすくなり、好意を向けられているということをスルーしてしまうことを防ぎやすくなりますから。


向けられている好意を見逃さず、恋のチャンスを一つ、一つキャッチしましょうね。