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恋を終わらせる勇気

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-小川のりこ

2週に1回、近藤あきとし一緒に記事を担当しております、小川のりこでございます。

 

買い物から帰ると、私より先に学校から帰って来た、12歳の我が愛息子、たっちゃん(龍月:たつき)がテーブルに座っておりました。

そして手にはカルピスウォーターの缶ジュース・・・。

 

わたくし:「あれ?? たっちゃん、それどないしたん。」

たっちゃん:「ええやろ( ̄▽ ̄)」

わたくし:「誰かにもらったん??」

たっちゃん:「車のこしょうか何かで困ってる人いたから、少し手伝ってん。そしたらおれい言われて、そばの自販機でお礼にって買ってくれた。」

わたくし:「おお! お前は良いことをしたのだね。」

たっちゃん:「うむ。思わぬごほうびや( ̄∇+ ̄)v」

 

困っている人にためらうことなく声をかける。我が子ながら立派な行動だなぁと感心致しました。

 

が。小川ママには少し不安がございます。

この付近って、結構不審者が多いんですよね。最近は子供に狙いをつけた事件もありまして、やたらと知らん人には声をかけないで欲しいという気持ちもございます。

 

でもあまりそれを言ってしまうと、せっかく人助けをした息子の気持ちが落ちてしまうし・・・・。

 

とりあえず今回は、いきなり声かけてきた息子にさらっとお手伝いをお願いするくらいだから、子供好きか子ども慣れしている人だったと思いますので、さらりとそういう危険性もあるというお話をいたしました。

 

この世の中は、やはり良い人の方が圧倒的に多いと小川は思っていますが、それでも事件が多いのも確かですから、このあたりの育児のバランスって難しいです・・・(~_~;)

 

 
では、今回の記事です。
 
19歳の頃、私にはすごくすごく大好きな男性がいました。この頃父の暴力はまだ続いていて、そしていじめでの傷も抱えたまま初めて社会に出たので、ものすごく人に対して警戒していました。
そんな新入社員の私にやたらと関わって来て、いろいろ世話を焼いてくれたのが、その彼でした。
 
優しく気遣ってくれて、食事にも誘われて、私はどんどん彼に惹かれていったのですが、私自身が傷だらけだったため、彼に依存をし過ぎてしまい、彼が次第に私と距離を置くようになって来たんですよね。でも私は自分の傷のことなど当時は気づいていませんし、恋愛もよく分からないし、なぜ彼が私と距離を置くようになっていったのかが全く理解できず、どうしても彼から離れられませんでした。
 
彼の方は、私がずっとしがみついていることが辛かったと思います。でも私は彼の優しさに包まれた、安心出来た生活をいつまでも忘れることが出来ず、それが無くなる恐怖に支配され、その後も5年以上も、誰の忠告も聞かず、誰の心配をも無視をして、彼にしがみ続けたんですよね。
 
その恋は、もう終わってしまったもの。
 
それを認めることが出来ず、認めてしまうことが辛すぎて、次にも進めず、ただただ過去の想い出にしがみつき、目の前の彼の表情や状況や、彼自身を見ないで自分の痛みだけに目を向けることしか出来ませんでした。
 
何年も何年も私は彼に執着し続け、この恋を自ら終わらせることが出来なかったんですよね。
最後はしんどくなりすぎた彼が、しがみつき泣き叫ぶ私を罵倒して、逃げるように去って行きました。
 
その後は、自傷行為や摂食障害が止まらなくなり、両親に精神病院に連れていかれ、生きる場を失って、私は風俗に行くようになったんです。
 
それでもその後も1,2年、私は彼を忘れることが出来なかったんですよね。
 
これは私の実体験です。
でもこれは、私だけの体験ではないと、カウンセラーをすることで気づかされました。
 
一つの恋を終わらせるのは本当に難しいことだと自分の体験からも、とても強く思います。
 
もっともっと傍に居たかった。
もっともっと一緒の時間を過ごしたかった。
 
考えてしまうのはそんなことばかり。でもそれだけを思い出していると、離れられなくて辛すぎるから、私たちは、彼にまだ気持ちが残っている場合、どれだけ酷い人だったかを考えます。
 
どれだけ自分を傷つけたか。どれだけ辛かったか。
 
そうやって私たちは、大好きな彼を最悪な人に変えることで、
 
「こんなろくでもないヤツのことなんて、さっさと忘れて次に行かなきゃ!」
 
と、無理やり相手との気持ちを切ろうとするのね。でも思えば思うほど、実は出来ません。
自分の感情は決して誤魔化せないし、誤魔化したとしてもそれは一時のこと。感情には嘘はつけないものだからね。
 
それでも私たちは、そんな辛い恋に終止符を打たなければ前に進めない。幸せになれないということもどこかで知っているものです。
 
私もどこかで気づいていました。自分だけがしがみついていて、相手は私から離れて欲しいんだろうと。でもそれを認められるほど私は大人ではありませんでしたから、どんなことをされても何を言われても、息が出来なくなるほど苦しい時であっても私は彼を手放すことが出来ず、最後の最後まで泣き叫び続け、みっともない自分を見せて終わってしまいました。
 
私もそうだったのですが、やはり人によっては、今後1人ぼっちになるような恐怖感や、孤独感。次また一から恋を始めるめんどくささや、もう二度とこんなに好きになれる人が出て来るかわかないなどの不安で、離れようと考えることすら難しいものなんですよね。
 
それでもね。
 
この恋はもう無理だ・・・。
思い続けることは、苦しい・・・。
 
そう思うなら、そして本当はもう終わらせなきゃいけないんだろうと、わずかでも自分が思えることが出来るなら、そこに必要なのは後は勇気だけなのね。もちろん、その一歩がどれだ難しいことかということも承知の上であえて伝えます。
それがなかなか出来なかった私が言うのもあまり説得力はないかもしれませんが、
 
でも本当に彼を愛しているのなら、その愛の形を考え直す必要もあるよねきっと。本人にとってはそれはとても残酷なことだけど。
 
勇気を持って決断すること。
それは、
 
 
彼をもう愛さないこと。
 
 
どうしたらと考えてあげないこと。
自分の愛をもう彼に与えないことです。
 
 
好きが少しでもあると、簡単に出来ることではありません。当然です。でもね。その人でなくともあなたを愛したい人、あなたが愛したいと思う人は、これからも必ず現れます。
私自身が誰に何を言われても、テコでも何年も動けなかったから、新しい出会いがあるなんて、信じるのはなかなか出来ないかもしれませんが、これですべての恋があなたから消えるわけじゃありません。
 
だからどんな恋であったとしても、
 
 
彼を愛した自分のことだけは、あなたが今後もしっかり愛してあげて下さい。
 
 
私がダメだったから選ばれなかった。
私にそこまで魅力が無くて離れていったんだ。
 
そんなふうに、決して判断してはいけません。
 
 
何があっても、ここまで愛し続けてきた自分を粗末に扱わないことです。
そして、終わらせなきゃと思っている恋そのものも、粗末に扱わないこと。
 
 
辛ければ辛いほど、苦しければ苦しいほど、あなたは自分の出来る限りの努力はしたはずです。
いっぱいいっぱい泣いてきたはずです。
どんな結果になったのであれ、ベストは尽くしたの。
 
一生懸命愛したあなたの気持ちまで、否定しないで下さい。彼のそばに居たくて、時には助けたくて、自分のある限りの愛で彼を包んでいたのは確かです。その気持ちはどんな終わり方であれ、崇高なものです。
 
 
ドキドキドキドキそれでも終わってしまった恋でも、あなたはいい女です。そこは今も昔も変わりませんドキドキドキドキ
 
 
大丈夫♪ またいつか新しい恋が始まります(*゜-゜*)
 
 
後は一歩前へ。
終わらせるために一歩前へ。
 
振られても終わっても ”失敗” ではないからね。
ただ、とても大事な経験を積んだだけだけですからね。
 
 
この文章が、恋を終わらせられず、今も悩まれている多くの女性への、勇気を出す一歩になれば、小川はとても嬉しいです。
 
 

 

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

 

 

 

●●●● お知らせでございます ●●●●

 

子育て応援ブログ ~ほのぼの~
 

次回は、

11月23日

 

に担当いたします。

よろしくお願いいたします。
 

 

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