Quantcast
Channel: 恋愛テクニック
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

過去の恨みを投影してしまう時

$
0
0

ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-渡辺晴美

担当:渡辺晴美


こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。

毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。

小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。


いつも御覧頂きありがとうございます。


7月、8月は花火大会などが多く開かれますね。

私は小学生のころ静岡に住んでいました。安倍川で行われる花火大会に行った記憶があります。

遠くで見る花火も素敵ですが、間近で見る花火って本当に迫力がありますよね。

皆さんも花火を見に行かれる事があれば楽しんできてくださいね。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

~あの時と同じ・・・~


以前、道を歩いていると、前に付き合っていた人が乗っていたのと同じ車が横を通り過ぎました。
その車に対してなんだか嫌な気持ちになってしまいました。

高校生のころ、私は彼女のいる人とお付き合いしていました。
一見大切にしてくれているようで、でも結局は彼女に会えなかったときの「おさえ」だったんですよね。

それだけ自分の価値を低く見積もっていたんでしょうね。
そんな遠く癒された恋なのですが、その車を見たことで、大切に扱われなかったころの自分を思い出したのでしょうか

車に対して一瞬嫌なイメージを感じてしまいました。

皆さんにとってもそんな出来事はありませんか?

*

別れを切り出されたときのレストラン

好きになって勇気を出したけどフラれてしまった人と同じ言葉

前の彼が大好きだった曲



など、過去の辛い出来事を思い出させるような何かに再び出会ったとき。
過去に自分に起こった出来事と同じ悲しい事が、「また」起こってしまうように感じたり、以前の人とは人なのに、前の前にいる相手が自分を傷つける存在のように感じてしまったりしませんか?

以前に経験したことと同じような状況を感じたとき、人は過去にあった出来事を重ねてしまいます。
経験だけならまだしも、どうしてもその時感じた感情までも重ねてしまうんですよね。

あの時辛い思いをした、傷つけられた、と言う事を重ねてしまい、同じような流れ、同じ目にあうと感じてしまうのです。

この罠にハマってしまうと、知らないうちに心の中では、同じ事が起こる想定で行動しますので、当然似たような事が生じてしまう可能性が大きくなってしまいます。

あの時傷ついた自分がイニシアチブをとって行動しているようなものなのかもしれません。



あの時彼は、こう言ったでしょ。

その後に、コーヒーを飲んでこう言ったの・・・。

・・・

そして、やっぱり別れようって言ったのよね。


そんな過去の自分が横でささやくわけです。

そして、少しでも似た流れがやってくればシメタ!
と言わんばかりに、絶対別れようって言うって!
などとささやいてきます。

それに耳を傾けて、自分自身が守りの態度を取ってしまいます。
その結果相手が変な風に感じて結局違う方向からケンカに・・・。

その結果別れてしまったとしても、「やっぱり」こんな雰囲気になると別れるんだ。
そんな事が心の中にインプットされてしまうのかもしれませんね。

*

でも本当に、それらの出来事は、再び自分を傷つけるために起こっているのでしょうか?
本当は違うんですよね。

あなたの心の中にその痛みがあって、その傷を癒して、幸せになる方を選択してくださいね。
そういうメッセージでもあると思いませんか?

先ほどの私のお話ですが、それは、ただ単に、道を通りかかった車に過ぎないんですよね。
違う車種だったら、なんとも思わなかったわけです
嫌な気持ちを重ねたのは私自身ですよね。

車と元彼の思い出を結び付けてしまっている状態ですよね。
確かに、その少し前に、あの男はろくでもないやつだったなぁ。
なんて事を思い出していましたから。


ここでは、前回のお話のように、時間が止まっている部分があったのかもしれませんね。

そして、その車が通り過ぎた瞬間に私はこんなことを自分に伝えました。

あの車は、元彼の車とは別の車なんだよ。
と言うことと、
あの彼は、自分の価値を低く見ていると言うことを教えてくれたんだよ。
今はその必要がないから、大丈夫。でも、もっと自分の価値を高めても良いと言うことかもしれないね。

と自分に伝えてみました。

*

過去の痛みと同じような経験がやってきたとき
過去の痛みと同じような出来事に出会ったとき

あなたはどんなメッセージを受け取りますか?

それは、もう一度傷つくのにふさわしいからやってきているのではなく、過去の自分を手放して新しく幸せの方に動き出すチャンスがやってきているのかもしれませんよね。


そして、どうしても過去の痛みの方に飲まれてしまいそうになりますから、意識して、自分が幸せになる方を選択する必要があるんです。

これは、真実ではないし自分が望んでいる幸せではありません。
だからこそ、「○○な幸せを欲しいと思っています」と言うような事を自分自身に教えてあげると、幸せへの道を意識的に選択する形になります。

過去の痛みと同じような痛みを感じそうな状況は、もう一度幸せを選択しなおしてくださいねと言うことなのかもしれませんね。

*

そして、その幸せをしっかりと意識した方が良いほど、幸せが近づいて生きているときかもしれませんよ。

初めての場所に行こうとしたとき、降りる駅やどちらの方向に向かうかなど、大体頭に入れておきますよね。
そして、近くに来たときに、間違いがないか確認したりしませんか?
あるいは、本当にこっちでいいんだっけ?なんて不安になったときに確信したりしますよね。

幸せへの道も同じような事が起こります。
その確認作業の一つが、過去の流れとの分かれ道なのかもしれませんね。

痛みの罠にハマってまた自分を傷つけるのではなく、幸せの方を選択してみてくださいね。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


渡辺のブログはこちら



Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

Trending Articles