Quantcast
Channel: 恋愛テクニック
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

ムカムカ・イライラ・バカヤロー!怒りの感情

$
0
0

こんばんは清水三季央(しみずみきお)です。
今回は、男女関係で問題がある時に、多く登場する怒りという感情についてお伝えします。



◆怒りの感情

彼に嫌なことを言われた。八つ当たりされた。こちらが悪くないのに怒られた。彼やご主人のためにガマンした頑張ったのに想いを裏切られた。彼やご主人に嘘をつかれた。浮気していたのがわかった。好きな彼と他の女子が仲が良さそうな雰囲気だった。男性のことが思い通りにならない。こちらの想いをわかってくれない。ライン等の連絡をしてくれない。

こんな時、ムカムカしたり、イライラしたり、バカヤロー!ってモノや誰かに八つ当たりしたくなったり、爆発したくなったり、怒りの感情に悩まされることってあるのではないでしょうか。

多くの人が少なからず苦しまされる怒りという感情について考えていきましょう。



◆怒りのしくみ

怒りの感情がある時、その感情のさらに奥に痛みの感情が隠れているようなのです。愛してほしいのに愛してもらえない、わかってもらいたいのにわかってもらえない、助けてほしいのに助けてもらえないという、悔しさや悲しみ、寂しさ、絶望感、求められていない気持ち、喪失感等です。

この痛みの感情が強すぎると、いつまでもその感情に向き合うのは辛い過ぎるので、怒りという感情を使って、ある意味では自分を守ろうとしていると捉えることもできます。

 

 

◆怒りへの対処

怒りを感じている真っただ中では難しい場合もあるのですが、少しでも落ち着いた時に、まずは自分の心の中に、怒っているもう一人の自分がいるとイメージしてみましょう。怒っている自分をどうにかすることは一旦置いておいて、その自分は愛してほしいか、わかってほしいか、助けてほしい、こんな気持ちを持っているんだなと、自分が自分を理解してみて下さい。上手に理解できると、怒りが弱まっていきます。

 

さらに取り組むとしたら、個人で取り組む場合は、怒りが強い場合は控えた方が安全ですが、怒りの感情の奥にある、痛みの感情をゆっくりと感じていきます。悲しさ、悔しさ、寂しさ、絶望感等ネガティブな感情を上手に感じていくことができると、怒りの感情の奥にある痛みを弱めることができます。怒りの奥の痛みが弱まると、怒りの感情もなくなったり弱まっていきます。(カウンセリングの現場でも、イメージ療法という技法を使って、同じことに取り組んでいきます。)


◆怒っている自分を理解できると?
 

男性や他人との人間関係は、実は自分と、自分の心の中にいるもう一人の自分との関係を表しているとも言えるんですね。ですから、怒っている自分を理解することができると、自分以外の誰かからも、「怒っている私」のことを理解してもらえるような気がしてきたり、実は理解してくれている人がいることや、過去にいたことに気づくことができたり、実際に誰かに理解してもらえるという出来事に遭遇するようになるかもしれません。

本当は自分で理解できない時に、誰かがあなたのことを理解してくたら一番いいのですが、そうならないとしたら、悲しいけれど、自分で自分を理解していくしかない場面も人生にはあるのです。悲しいけれど、それでも自分で自分を見捨てないで、自分だけでも自分の味方になって、自分を理解してあげて下さいね。

 

 

◆終わりに

最後までお読み頂きましてありがとうございました。今回は怒りについてお伝えしました。怒りというのは人が生きる上で扱うことがとても難しい感情ですが、そのしくみは意外とシンプルなところがありますから、コツがつかめると対処も楽になっていきます。まずは頭で理解するところから始まりますので、ヒントにして下さい。皆さんの男女関係が幸せでありますよう祈っております。

 

◆臨床経験1万5千件以上、東京地区実績NO1
清水三季央のカウンセリングを受けてみませんか?
【カウンセリングルーム】 東京都目黒区駒場4-6-8-2F
【アクセス】 渋谷から京王線・駒場東大前駅、新宿から小田急線・代々木上原駅 いずれも徒歩約15 分
【予約センター】06-6190-5131(受付12時~20時30分月曜定休日)
お会いできることを楽しみにしています!

清水三季央(しみずみきお)オフィシャルブログ

オフィシャルツイッター

ご予約方法

プロフィール  清水のプロフィール

お客様からのご感想  カウンセリングのご感想
心理学講座  職場や家族や人間関係、男女関係などオールジャンルの心理学    
男女関係の心理学  恋愛・失恋・婚活・結婚・浮気・離婚など男女関係の心理学
やさしい心理学  気軽に読んでいただけるシンプルな心理学
 

■Q&Aのコーナーのご案内
※すでにお申し込みいただいたお客様、ありがとうございました。いただいたご相談から厳選し、回答させていただきますので、しばらくお待ちくださいね。

 

水曜日「男心のウラオモテ」担当の清水三季央が、みなさんのご相談にお答えするQ&Aのコーナーを行うことになりました。男性心理以外のご相談も大歓迎!清水に回答してほしいご相談がある方は、メッセージ  でご相談をお送りください。

件名に「清水三季央への相談」と明記してください。

いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。

 

なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りくださいね。(IDは公開いたしません)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744