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「頑張っているのに上手くいかない恋愛ばかり」の理由(その2)

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こんにちは

カウンセリングサービス近藤あきとしです。

 
「魅力UP術」のテーマで、2週間に1度ずつ小川のりこカウンセラーと交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 
●「頑張っているのに上手くいかない恋愛ばかり」の理由(その2)

 


前回からの続きになります。

2017/5/27『頑張っているのに、上手くいかない恋愛ばかり(その1)』
http://ameblo.jp/love-counseling/entry-12278179580.html


前回は、なぜか頑張っても報われない恋愛のパターンがある人には、いくつかの共通の心理があるというお話をしました。

その代表的なタイプの一つが【これまで、ずっと認めてもらえなかった体験から、認められたい欲求を心に隠し持っている】というものでした。

このタイプの人は、過去に両親や周りから認めてもらった経験が少なかったことで、パートナーに対して


「これだけ優しくしてあげたんだから、私の要求も満たしてくれるよね」
 

と「褒めてほしい。認めてほしい。」という欲求を無意識的に向けてしまうことが多いのです。

でも思い通りの反応が返ってこないと
「褒めてもらえるまで頑張ってやる!」と与え続けるか、
「なんで褒めてくれないのよ!」と怒りモードになるかの、どちらかになりがちです。というところまでお伝えしました。



「そのままの私じゃ愛されない」
という誤解がここにはあるわけですが、

そうなると、パートナーに対して、また職場の上司や顧客に対しても、関係性のなかでこの心理が出てきてしまうことがあります。

「自分がコレをするのが好きだからしてあげた」ではなくて、

「こうしないと私は愛されないから」「認められないから」「選ばれないから」というように、関わり方や行為のベースが「不安から」になってしまうのです。

そして、欲しいモノをもらえるまで『ずっと与え続ける人生、頑張り続ける人生』を歩き続けることになります。

ただ、こういった心理を抱えたままの状態で、褒められても愛情や承認など欲しかったモノを与えてもらったとしても、それで心が満たされたり、安心して生きていけるかというと、なかなか難しいんですね。

なぜかというと、

「今は良くても、頑張るのを止めたら失ってしまうんじゃないか?」
「いつか消えてなくなってしまうんじゃないか?」

という「不安」があるからです。

例えば、
パートナーに何度も愛情を確認したくなったり、相手がどこで何をしているか知っていないと気が済まない人や、

 

部下や同僚に仕事を任せられない、自分が全部チェックしないといけないと感じる人は、

 

こういった不安感を心の奥に持ち続けていることがとても多いのです。

「自分の目の届かないところでどうなっているか分からないのは不安だ」
「私の知らないところで何か良くないことが起こるのではないか」


潜在意識でそんな不安を感じると、パートナーのスマホをチェックしたり、行動をすべて把握しようとしたり、

 

人任せにできなくなってオーバーワーク・ハードワークをしたり、スケジュールをびっしり詰め込んで休めなくなったり、

相手を信頼できないことでどんどん不安が大きくなっていくんですね。



私たちが信頼を感じられるということ、それは『必要なものが必要な時に自分のもとへやってくるという信頼』を感じられるということです。

そのルーツは子供時代に『両親から欲しい愛情を欲しいだけもらえた』という信頼感です。

ところが往々にして、私たちが子供時代に欲しかった愛情と、両親が与えてくれた愛情は違っていることがとっても多いんですよね。

欲しかったモノをもらえなかったことで「自分は愛されていなかった」と誤解をするんです。

自分が欲しいモノを欲しい形でもらえないと、子供は「自分は何も与えられなかった」と思ってしまいます。
そこに両親からの愛情が「なかった」と勘違いしてしまうんです。

自分で自分を満たすことがむずかしい、幼い子供には仕方のないことではあります。

でも、もしかしたら私たちが欲しかったモノとは違うけれど、両親が与えてくれた愛情がそこには「あった」はずなんですね。

あるいは子供の欲しい形であげたかったけど、その時の家族の状況や経済事情、また両親自身の生育環境の影響で十分に与えることができなかったという事情があったかもしれません。

そんな子供の目線からは見えなかった様々な事情が、大人になった今なら分かってあげられます。同じ大人同士としての目線から、あの時の両親の気持ちを理解することができるんですね。



私たちは「ない・なかった」という潜在意識の思い込みで周りを見ていると、思い込み通りの「与えてもらえない自分・不足した世界」を証明するような物事ばかり見つけてしまうものです。

それを続けていると、常に「不安」を感じながらの人生を生きることになってしまいます。

不足と欠乏の「不安」の世界から抜け出すには、「ある・あった」という視点で自分の人間関係、周りの世界を見つめ直してみることです。

愛されていたという前提で見つめ直してみると、お母さんの愛情の与え方ってどんなやり方だったかな?お父さんの人への優しさの表現ってどうだったっけ?と「愛があった」という視点で過去に向き合うことができるんですね。

与えられていたけど気づいていなかった愛情、ヘソを曲げて受け取っていなかった優しさに一つひとつ気づいていけると、本当は愛されていたという深い信頼が戻ってきます。

両親・家族との関係、過去の人間関係の痛みを癒していくことで心理パターンが変わり、人生のパターンが変わっていくのは、こういった理由からなんです。

私たちの人生の問題というのは、過去の満たされなかった想いを受け入れ、誤解をとき、心の痛みを癒すタイミングを教えてくれているんですね。そこで感じる寂しさや苦しさにもちゃんと意味があるんです。

もしあなたが、これまでカウンセリングを受けて知ったこと、本やブログで読んだことを試してみたけど、状況が変わらなかったり問題が改善していないのであれば、まだ思考レベルで分かったところ止まりなのかもしれません。

人生に今までとは新しい流れつくってみたいと思ったのであれば、悩みや問題が伝えている意味を潜在意識レベルで読み解いていくこと、深い感情から心を癒していくことに取り組んでいきましょう。

「パートナーが大好きだから、これをしてあげよう」
「あの人が喜ぶのが嬉しいから、もっと与えてあげたい」


やっていること・行動は同じでも、心の奥で感じていることが違うと、受け取れる幸せも喜びもまったく違ってきますからね。


次回は、頑張り屋さんのもう一つ別のタイプ【恵まれていることが申し訳ない】についてお送ります。
 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

次回もお楽しみに。
 

 

それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!

 
心理カウンセラー  
近藤あきとし

 

★近藤のブログはこちらから

 

 

 

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は6月24日(土)です!お楽しみに^^  来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。

 

※バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます

 

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

 
読者さまからステキな感想をいただきました。  
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html

 

 

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