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感情の豊かな女になりたい〜レス解消に向けて〜

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の<大人の恋愛術>コラムを担当しています。

 

まずは、お知らせです。ベル

 

ベル6月15日(木)の【心理学サロン】は「期待」しちゃうココロについて学びます。ついつい他人にも自分にも「期待」しては、裏切られてがっかりを繰り返していませんか?前向きに解消するコツをつかんで下さいね。

 

第5回【心理学サロン】の詳細はこちら

 

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満月

 

今、このコラムを新幹線の車窓から、白い満月を見上げながら書いています。満月の夜は、狼男が吠えるとか。想いが満ちて、感情が溢れ出る、なんていいますね。今日は、もっと情感豊かに生きることを自分に許しましょうよ、というお話です。

 

パートナーシップのカウンセリングをしていますから、レスのご相談も多いです。

 

辛いですよね。人にあまり話せなくて、つい深刻になって自己攻撃に走りやすくもなります。みじめな気持ちになりがちですが、

 

「もっとパートナーと向き合いましょうよ」

 

というメッセージだと、勇気を出して、前向きに受け止められるといいですね。

 

レスになる要因はいろいろあります。

 

仕事のストレスやカップルのすれ違い生活、家の狭さやプライバシーを確保することの難しさなど、環境を調整することで二人の関係性が変わることも多いです。

 

心理的な要因としてよくあるのは、関係性が近くなるにしたがって、お互いにパートナーに自分の親、男性ならば彼女(妻)に母親を、女性ならば彼(夫)に自分の父親を、無意識のうちに重ね合わせていて、次第にセクシャルな気分が盛り上がらなくなる、というもの。

 

日頃から、子供抜きで、二人でデートをする習慣をもつ、お互いを「お父さん」「お母さん」ではなく名前で呼ぶようにする、などの工夫をしないと、「家族」という心地よさのなかで「男と女」のドキドキが後回しになりやすいです。

 

そうでなくても、セックスは意外に繊細で、メンタルなバランスの上に成り立っているので、ちょっとした一言、ふるまいが誤解を読んでレスになることもあります。それだけにレスを意識し始めると、「あんなことを言っちゃってよかったかしら?」「こんなことして彼の気分を害したかも?」などなど、いろんなことを考えてしまい遠慮がちになりますよね。

 

気を遣って、言葉を選んで、やっとのことで話を切り出したのに、あっさりお断りされたり、投げやりな態度で向き合ってくれないと、自尊心がめっちゃ傷ついて、「もう二度と愛してなんかやるものか!」と啖呵を切りたくもなります。

 

ここで、

 

「こんなに好きなのに〜。こんなにあなたともっと近づきたいのに〜」って泣ける素直さがあると、まだ可愛げがあるのですが、

 

大方は、痛すぎるから、何事もなかったかのようにプイっと離れて不機嫌になる、冷たくする、優しさをサボタージュする、別件で怒りまくる、のような復讐の仕方になるのではないかしら。

 

レスの問題と向き合うとき、一直線でレスそのものを扱うのはハードルが高いな、と私は感じています。

 

実際、カップルのお二人ともがレスという状況を「問題」だと感じて、それを話題にできるとしたら、感情的にかなり成熟していると言えます。

 

レスの問題は、お互いのコンプレックスと真正面から向き合うことになるので、避けて通りたいという気持ちになるもの。そこをお互いに思いやりを持ちながら受け入れていけたとしたならば、二人の絆はまたもう一段強いものになりますね。

 

 

満月   満月

 

「仲はいいのに、レスなんです」。

 

そんなお悩みをお持ちの方には、ちょっぴり感情のガードが堅いタイプが多いように思います。

 

決して「鈍感」なのではありません。

 

むしろ、もともと超繊細な感覚の持ち主でいらして、それだけにいろいろと感じすぎて、感情が動くのが怖いし、しんどいから、しっかりと理論武装もし、あまり情に流されないように生きていらっしゃるように見えます。

 

社会的には有能な方が多いです。

 

常識的だし、ご自分の意見もしっかりお持ちで、それを言葉にすることもできます。

 

冷静にものごとに対処できそうです。

 

「女は感情に流されるからダメなんだよ」。そんな男性からの批判を受けまい、と頑張って「しっかり者」をやっていらっしゃるような女性たち。

 

でも、本当は繊細で、一生懸命に突っ張ってリクツを盾にとるのですごく身体が疲れるみたいです。

 

そして、どうもお母さまが感情的なタイプであることが多いようです。(ヒステリックというか、、、。)

 

多分、「感情的な女」のイメージが悪いのでしょうね。子供の頃、理不尽に怒り狂うような、ネガティブな感情のぶつけ方に傷ついてきた分、女=感情的=嫌われる(自分がそれを嫌ってきた)という思い込みが強いのでしょう。

 

「ああはなるまい」と心に決めて、「感じない」ように頑張ったことで、パートナーとも「感情」をすべて見せ合い、分かち合うような関係性をなかなか持てないようです。

 

ご自身がご自分の「感情」を感じられていないということにすら、あまり気づいていらっしゃらないことも多いです。

 

かくいう私も、最初に心理学を学びに来たときは、そうでした。自分は、自分を「すごく感情的な人間だ」と思っていて、「もうこれ以上感情に振り回されるのはまっぴら」と思って心理学を学びにきたのですが、先輩たちには「大丈夫よ、感情を感じられるようになるからね」と、私が感情を感じられていないと言われてしまったのです。

 

 

満月   満月   満月

 

「感情」については誤解がたくさんあります。

 

よく「感情的」という時は、「怒りっぽい」ことを言います。でも、「怒り」は二次的な感情で、本来感じている感情を感じないための、「感情の蓋」のような感情なのです。

 

「仲はいいのに、レス」の場合、「ままならない苛立ち」の下に、深い寂しさが何層も横たわっているのですが、この、誰とも感情的につながれないという極寒地獄のような孤独感を感じたくないがために、「苛立ち」があります。

 

イライラを解消しようとあの手この手で自分を慰めようとすることで、ココロは孤独感に意識が向かないようにするのです。

 

でも、実は、この孤独感、さらには、その下に隠れている癇癪(欲しいものが手に入らないという激しい怒り)のさらに下に、ものすごくピュアで優しい慈愛があります。

 

この慈愛こそが、彼女たちの本質です。

 

そしてこの慈愛が、男性の愛と優しさと出会ってつながったときに、ものすごく嬉しい、嬉しい、嬉しい、と歓ぶ感情が溢れ出します。

 

よく男性は、女性が歓ぶ様子を見るのが嬉しい、なんて言いますよね。

 

女性が本当に感じたい感情も、男性が見たい女性の感情も、この愛が溢れ出す「喜び」なのです。

 

このお互いに全部見られて、知られて、分かち合う喜びを感じられるくらいハートをオープンにできるとしたら、コンプレックスなど吹き飛ばされてしまいます。

 

レスにまつわる「恥」や「劣等感」といったコンプレックスが全部、「笑い」のネタになるくらい、お互いのことを許し合えたとしたら、レスをもう「問題」ではなくなります。

 

どうしようもない寂しさも、身体が燃えるような怒りも、吐くような悲しみも引き受けられるハートがもてたら、いったいどれほどの歓びや幸せを受け取ることができるでしょう。

 

そんな大きなハートで、情感豊かに生きてみたいと思いませんか?ラブラブ

 

 

 

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