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「彼の気持ちがわからない」ときは「自分の気持ち」もわからない

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mizugaki

 

こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の<大人の恋愛術>を担当しています。

 

まずは、お知らせです。

 

ベル 3/26(日)10:00〜20:00<癒し>のCS1DAYワークショップで「罪悪感」から抜け出しませんか?人生がくれる最高の歓びを受け取り続けたい。だから罪悪感より「愛」を選びたい。そんなあなたにお届けする<癒し>の1日セミナーです。もう幸せになることを遠慮しない、そう思ってもらえたら嬉しいです。

 

<癒し>のCS1DAYワークショップの詳細はこちら

 

ベル4/20(木)13:00〜15:00【みずがきひろみの心理学サロン】は「怒り」の扱い方を学びます。「怒り」はパワフルなエネルギーなのでつい腰が引けてしまいますが、ちょっと知識があるだけでこんなに対処しやすくなります。自分の「怒り」にも人の「怒り」にも優しい眼差しを向けられるとラクですね。

 

【心理学サロン】の詳細はこちら

 

 

さて、本題です。

 

チューリップ黄

 

「夫婦げんかは犬も食わない」とか「ケンカするほど仲がいい」なんて言いますね。

 

確かに、「これを言ったら嫌われちゃってもう二度と会ってくれないんじゃないかしら」と不安になるようだとおいそれと口答えもできません。

 

言いたいことを言う、相手が傷つくようなことだって言えちゃうのは、距離が近い証拠には違いありません。

 

とはいえ、あまりにもお互いを斬り合うようなケンカが続くのもいかがなものでしょう。あからさまな暴力はもちろん、否定的な言葉の応酬が続けば、やっぱり「傷つかない」ということはありませんから。

 

パートナーシップがロマンスのステージから、お互いに自分の期待を押し付け合い、それぞれの「やり方」(生活の仕方、考え方、感じ方、見方など)の優劣を競うような、大競争時代に突入すると、どうしたってケンカが絶えなくなります。

 

お互いの一言がイチイチ引っかかるんですよね。

 

 

ロマンスの時代ならば、アバタもエクボだし、まだ彼を立てたい気持ちもあるから、彼が言っていることが「ちょっと違うかも」と思っても、

 

「そうねー」

 

なんて余裕つけて笑顔で受け流していたけれど、何度そうやって相手が自分で気づいてくれるのを待っても、一向に「わからない」のに業を煮やし、

 

「あなたは食事を作るのを手伝ってくれているけれど、結局、自分のしたいことしかやっていないのよね。汚すだけ汚して後片付けしないし、、、」

 

と、つい本当のことを言ってしまうのが、ケンカの時代の始まりです。

 

 

「何をー!せっかく疲れているのに手伝っているのに、その言い草は何だ!」

 

とか

 

「女のくせに生意気だっ!!」

 

と高圧的な態度で威嚇されるとつい怖くなって何も言えなくなって、ただ恨めしげに見ているか、

 

「本当のことを言っただけなのに」と挑戦的な目で睨みつけるか、

 

手元にあった座布団を投げて、応戦を試みるか。

 

 

いずれにしても、「私が正しい」のに上から押さえつけられて「悔しい」気持ちでいっぱいです。

 

ところが「上から押さえつけている」はずの彼も、

 

「女のくせに生意気だっ!!」と怒鳴っているときは、自分が彼女から「上から目線」でやっつけられているような「気持ち」になっているのです。

 

それを必死ではねのけようとする言葉が「女のくせに生意気だっ!!」という言葉だったりします。

 

ケンカのときは、立場は逆だけれど、不思議と二人とも同じ気持ちを感じているみたいなのです。

 

 

チューリップ黄   チューリップ黄

 

カウンセリングをしていますと、パートナーの浮気のご相談をたくさんいただきます。

 

浮気をされてしまった奥様からの訴えによくあるのが、

 

「彼が罪悪感を感じているようには見えませんけれど、、、」

 

という言葉。

 

 

悪びれずに外泊をして、咎めれば、「そんなに言うなら別れればいいじゃないか」なんて嘯く相手のどこに「僕が悪い」なんて罪悪感があるんだろう、、、?と思うのがフツウですよね。

 

でも、あるんです。

 

もし、「罪悪感メーター」なるものがあるとすれば、メモリが振り切れるほどに振り切ってしまっているんです。だから、

 

「僕、悪いヤツです。それが何か?」みたいに平気な顔をしています。

 

 

でも、そんなとき、

 

「あなた、私にこんなにヒドいことをしているのよ。ねぇ、わかっているの?自分がどれほど私を傷つけているのか、少しは応えて!」

 

と彼の胸ぐらつかんでドンドン叩きたい気持ちになっている「あなた」は、本当は何を感じていらっしゃるのでしょう?

 

「ヒドい!ヒドい!」と怒る気持ちの下に、

 

自分の愛を受け取ってもらえない深い「悲しみ」があって、

 

さらにその下には、彼の心を失うほどに「私は不十分だったのではないかしら?」という「罪悪感」が横たわっていませんか?

 

「ヒドい!」という激しい「怒り」の下に隠れちゃって、すぐには見えませんけれど。

 

 

彼も、

 

「そんなに言うなら別れればいいじゃないか」の言葉の奥に、

 

「だって、僕はあなたを幸せにしてあげられなかったし。僕では不十分だったんじゃない?」が隠れているのです。

 

 

ケンカの真っ最中は、私たちは自分の根っこにあるネガティブな感情を感じていません。

 

えっ?あんなに白熱しているのに?って思われますでしょう?

 

でも、そうなんです。

 

ホットなケンカは、根っこにある「私の愛では不十分だったのではないか」という深い悲しみを「感じない」ためのもの、なんです。

 

 

態度は、

 

「あなたが悪いんだからあらためなさいよ!」

 

「別に、悪くないよ。不都合ならそっちがいなくなればいい!」

 

というどっちが「正しい」かの競争に見えますけれど。

 

 

根っこのところでは、二人とも

 

「私の(僕の)愛では不十分なのかしら」

 

という怖れと悲しみがいっぱいあるんです。

 

 

よく「パートナーは同じことを感じている」なんて言いますね。

 

それはこういうことなんです。

 

 

チューリップ黄   チューリップ黄   チューリップ黄

 

「十分に愛せなくてごめんなさい」。

 

最後の最後に絞り出すように伝えたこの言葉に、

 

「僕も十分なことをしてあげられなかった。本当にすまない」

 

という言葉が返ってきたりします。

 

 

別れの場面ではなく、

 

別れてずっとたってからではなく、

 

 

まだ関係性をやり直せるときに、この素直さと正直さをもって相手と向き合えていたなら、と残念に思うことがあります。(それもプロセス、つまり自然の流れ、なんですけどね。)

 

 

心理学で「サレンダー」という言葉を使うことがあります。「身(心)を委ねる」という意味です。

 

私たちは、つい胸のつぶれるような悲しみを感じたくなくて、相手や状況をコントロールしようと焦るし、頑張るんです。その一つが「ケンカ」なんです。

 

相手に気持ちを訴えて、訴えて、それでもわかってもらえなくて、ついには相手の気持ちもわからなくて途方にくれる、そんなときは、

 

「自分の(根っこの)気持ちもわかっていないのかもしれない」

 

と考えてみるのはどうでしょう。

 

相手に「わかってもらう」のをいったん横に置いて、自分の怖れと悲しみに自分の心を委ねます。「自分の気持ち」を感じるがままに任せます。これが「サレンダー」です。

 

相手に対しても、自分(の心)を、あえて守りません。

 

怖い気持ちは怖いままに、傷つくことを厭わずに、悲しみを引き受けてみます。

 

「彼の気持ち」ではなく、「自分の気持ち」をわかろう、感じようとしたとき、

 

「彼の本当の気持ち」がスルッと感じられて、お互いに素直になれる瞬間が訪れます。

 

 

これは、一人でやるのは辛いし、わかりにくいことも多いですから、カウンセリングを上手に使って越えていただけたらいいな、と思います。お役に立てそうでしたら、お声をかけてくださいね。

 

皆さまのパートナーシップが豊かなものになりますよう祈っています。

 

 

 

lots of love,

みずがきひろみ

 

 

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