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最初は好きだと思ったけど、付き合うと嫌になっちゃうんですよね。どうして?

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みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。

 

流れ星 流れ星 流れ星 

 

たとえばA子さん。

 

お付き合いが長続きしないんですよね。三ヶ月~半年ぐらいでイヤになっちゃうんです。早いと一ヶ月ということも。

 

だいたいは、向こうからのアプローチでお付き合いが始まるんです。最初は好きだと思ったんだけど、なんかイヤになっちゃうんですよ。

 

長続きしない恋愛ばかり繰り返しているようで。これって、私になにか問題がありますか?

 

***

 

このようなご相談、少なからずあるんですけれどね。
とある傾向があったりすると、ちょっと気になるケースだったりもするんです。

 

それは、「いつも私を好きになってくれた人と付き合う」という傾向。

 

向こうから好意を見せてアプローチをしてくれているうちに、自分もなんとなく意識するようになって、お付き合いが始まったというケースが多かったりします。

 

最初は好きでもなんでもなかった人なんだけど、自分に好意を寄せてくれているのを感じたとたんに「異性」として意識してしまうことはよくあることです。

 

これは、女性としての自分に自信がないときに起こりやすいケースなのだと思っていただきたいのですが。

 

・最初は「私も好き」と思ったんだけど、お付き合いが始まったら、「あまり好きじゃないかも」と思う瞬間が増えてしまった。

 

・相手の気持ちに応えなきゃいけないと思っているうちに、なんだか相手を重く感じるようになってしまった。

 

・付き合ってみたら、「なんか違うかも。この人タイプじゃないわ」と思うようになって、一緒にいるのがなんだか苦しくなってきた。

 

など、このようなことが起こることがあるんです。
それって、なぜなのでしょうか?

 

***

 

じつは、その理由はさきほどから何回か書いているのです。

 

彼を好きになったからお付き合いを始めたように感じているけれど、じつは「私を好きになってくれた人だから、好きになったのかもしれない」ということ。

 

自分を好きになってくれた人に、好意をもつのは私たちの自然な心の動きです。

 

ですが、「私を好きになってくれたことが、彼を好きになる理由」だと、彼そのものが好きかどうかはまた「別問題」だったりもするのです。

 

そういう経緯でお付き合いが始まった場合、最初はいいんですけれども。

 

相手のことをどんどん知っていくにつれて、「なんか思っていた人と違う」「私の好きなタイプとは違う」「こんな人だとは思わなかった」というズレが出てくることが多いようです。

 

そうした恋愛を何回が繰り返しているうちに、「私、好きな人には好かれなくて、好きじゃない人には好かれるんです」という感覚をもつようになります。

 

自信がないために、自分から能動的に好きになることを止めてしまっているんですよね。だから、仕方なく受け身になるしかない。

 

受け身になるから、自分を好きになってくれる人の中から付き合う人を選ぶしかなくなる。すなわち、愛されるのを待つようになってしまうんです。

 

世の中には、「愛されてこそ女の幸せ」というセオリーや風潮もあります。一理あると思いますし、間違っているとも思わないのですが。

 

どこか根底に、「自分なんかを好きになってくれる人は、めったにいないだろう」という感覚があると、つい目の前にいる相手をつかんでしまいやすくもなるのです。

 

すると、相手がどんな人であるか見極めるまえに、「付き合ってみなきゃわからないわよね」という理由でお付き合いを始めてしまうことが多くなります。

 

「自分なんて、たいしたことがない存在だから」

 

とくにこのような思いが強くあるときには、「こんな自分を好きになるような男なんて、たいした男じゃないわ」と、どこかで思いやすくもなるのです。

 

ちょっとハッキリめに書きますと、自分をちっぽけに見ている分だけ、相手の男性もちっぽけに見えてくるということです。

 

最初はいいんだけれど。恋の高揚感がおさまってきた三ヶ月目あたりになると、「王子様だと思っていたら、ちょっと違うわ。いや、だいぶ違うわ。」になってくるのです。

 

すると、「やっぱり好きじゃないかも・・」という結末になったりもするのです。

 

***

 

このようなタイプの人は、「自分が好きになっても、好きになられることはないだろう」という心の傷をもっている人が多いようです。

 

だからこそ、その逆の「好きになってくれた人の好意」はとてもありがたいと感じる気持ちが強くなるのでしょう。

 

このような人がカウンセリングにお越しになった場合、女性としての自分に自信をつけていくことも大切ではあるのですが・・・。

 

もう少し深いところに存在しているであろう、「私が好きになっても、相手には好きになってもらえない」という感覚が、いったいどこからやってきたものであるのか。

 

カウンセラーとしては、そんなことが気になったりもするのです。そして、そのあたりのお話しをちょっと聞いてみたいなと。

 

好きになってくれた人を好きになることが、悪いわけではないのです。でも・・・

 

もし、うまくいかない恋愛をくり返しているのであれば、心の深いところにあるその理由を覗いてみてもいいのかもしれませんね。

 

ご参考にしてくださいませ。ご相談お待ちしております。

 

 

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→大野愛子のプロフィール&ブログ 

Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。
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