木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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ドラマや映画でよくある展開。
「もういいっ!!」と彼の元から走り出す女性。
「待てよっ!!」と彼女を追いかける男性。
「もう私のことは、放っておいてっ!!」となおも逃げる女性。
「放っておけないじゃないかっ!!」と更に追いかける男性。
彼女に追いつき、腕をとり引き寄せる男性。
その途端に「わーーーーーーっ」と泣き出す女性。
その途端に「わーーーーーーっ」と泣き出す女性。
めでたしめでたし・・・
みたいなことって、現実にはなかなか起こりづらい。
なぜかというと、女性の言葉をそのまま受け取る男性が多いからです。
そのまま?
「もういいっ!」と言われれば、「もういいのだ」と受け取る。
「放っておいてっ!と言われれば、「放っておいてほしいのだ」と受け取る。
「放っておいてっ!と言われれば、「放っておいてほしいのだ」と受け取る。
確かに、「もういいっ!」と言っているときの女性は、本当にそう思ってる部分がある。
でも、必ずしもそうとは限らない。
でも、必ずしもそうとは限らない。
「もういいっ!」と言いつつ、ちっともよくないということが多々あるのである。
「放っておいてっ!」と女性が言っているとき、確かに放っておいてほしい気持ちもある。
でも、本当に放っておかれると「本当に放置するわけ?」と怒ってしまうことも多々発生する。
でも、本当に放っておかれると「本当に放置するわけ?」と怒ってしまうことも多々発生する。
女性側が相手の男性に対して好意を持っていない場合、「もういいっ!」と言うのは、本当にもういいからであるし、「放っておいて!」と言うのも、本当に関わらないでほしいからである。
でも、女性側が相手の男性に好意を持っている場合は、額面通り言葉を受け取ると、女性が激怒することがあるのです。
でも、女性側が相手の男性に好意を持っている場合は、額面通り言葉を受け取ると、女性が激怒することがあるのです。
では、お互いに好意がある場合は、額面通りに受け取らずに彼女を追いかければ、ドラマのようになるかというとそうではない。
お互いが好意を持っている場合であっても、逃げる女性、追いかける男性、引き寄せようと腕をつかんだ瞬間に大暴れされるということもある。
お互いが好意を持っている場合であっても、逃げる女性、追いかける男性、引き寄せようと腕をつかんだ瞬間に大暴れされるということもある。
そうすると、だいたいの男性は、彼女から手を放す。
そして彼女はさらに彼から離れ、一人取り残されるということになる。
そして彼女はさらに彼から離れ、一人取り残されるということになる。
そして後日、「どうしてあの時、追いかけてくれなかったのよっ!」と彼女に激怒されることもあれば、「もうお別れしましょう」と彼女からメッセージが届くこともある。
「俺、どすればよかったんですかね?」というのは、カウンセリングでとてもよく質問されるのです。
これはあくまで、おつきあいしているもしくは、結婚している二人の場合であって、お互いに好意はあるんですよという場合に限るお話しです。
女性側に好意がないのに追いかければ、それは通報案件となりえますからね。
女性側に好意がないのに追いかければ、それは通報案件となりえますからね。
放っておいてと言われて、放っておいてはいけません。
とにかく追いかけましょう。
そして、腕をつかんで引き寄せようとしたときに、大暴れされますが、そこは・・・頑張って更に引き寄せましょう。
ひっかかれても、パチパチ叩かれても、踏ん張りましょう。
そして、ありとあらゆる罵声を浴びせかけられるかもしれませんが、その言葉は聞き流して、「俺はお前が大切なんだ!」とギュッと抱きしめる。
とにかく追いかけましょう。
そして、腕をつかんで引き寄せようとしたときに、大暴れされますが、そこは・・・頑張って更に引き寄せましょう。
ひっかかれても、パチパチ叩かれても、踏ん張りましょう。
そして、ありとあらゆる罵声を浴びせかけられるかもしれませんが、その言葉は聞き流して、「俺はお前が大切なんだ!」とギュッと抱きしめる。
というお話をすると、たいていの男性からは、「嫌がって暴れているのに、さらに引き寄せたりなんかしたら大惨事になりませんか?」と聞かれます。
大丈夫です。すでに大惨事ですからね。
大丈夫です。すでに大惨事ですからね。
私たち人間が、大好きな人と離れるとき、そこには嫌われてしまったんだとか、わかってもらえないとか、何らかのネガティブな感情があります。
その感情を感じたくないので、好きな人と距離をとろうとするのですが、その時に好きな分だけ、怒りを使って離れようとします。
それくらい怒りを使わないと、好きだから離れられないんですよね。
その感情を感じたくないので、好きな人と距離をとろうとするのですが、その時に好きな分だけ、怒りを使って離れようとします。
それくらい怒りを使わないと、好きだから離れられないんですよね。
男性はこの怒りに恐れをなします。
「ああ、俺のこと嫌なんだな」と思うわけですが、その恐れよりも、彼女がもっている「私のこと嫌いなんだ」「私の気持ちわかってもらえないんだ」というネガティブな気持ちごと抱きしめるということができれば、二人の距離がグッと近くなるのです。
「ああ、俺のこと嫌なんだな」と思うわけですが、その恐れよりも、彼女がもっている「私のこと嫌いなんだ」「私の気持ちわかってもらえないんだ」というネガティブな気持ちごと抱きしめるということができれば、二人の距離がグッと近くなるのです。
彼女が暴れたときこそ、より踏ん張って抱きしめましょうねなんて言うのですが、なかなかできる人はいませんね。
それだけに、それができれば勇者になれるんですけどね。
それだけに、それができれば勇者になれるんですけどね。
女性側も、「もういいっ!」と言って走り出すまえに、「あなたに何を言ってもわかってもらえないから悲しいのよ。あなたに愛されてないんじゃないかと思ってしまうのよ」とコミュニケーションできるといいですよね。
なかなかの勇気が必要です。
なかなかの勇気が必要です。
現実はドラマのようにはいきません。
やはり本当の気持ちを理解しあうには、コミュニケーションが必要なのです。
やはり本当の気持ちを理解しあうには、コミュニケーションが必要なのです。