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まだ超自立のパートナーに消耗してるの?「超自立の裏の依存とは?」

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こんにちは

カウンセリングサービス近藤あきとしです。


「魅力UP術」のテーマで、2週間に1度ずつ小川のりこカウンセラーと交代で執筆しております。

どうぞよろしくお願いします。



● まだ超自立のパートナーに消耗してるの?「超自立の裏の依存とは?」

 

前回の記事では、

4/23 「愛してほしかったのは【悪い子の私】」​

http://ameblo.jp/love-counseling/entry-12152872615.html

 

問題のあるパートナーを見捨てることが、子供時代に両親に拒絶された(と感じた)「悪い子の私」を見捨てることと同じに感じてしまう、ということをお話ししました。

 

 

そうなると「私を見捨てた親と同じことはしたくない」と思っている分だけ、悪い態度をとる彼を見捨てられなくなります。

 

 

これは彼との関係から離れて、みなさんの心の中だけで言えば、彼を愛して、助けて、関わり続けることは、みなさんの心の中の見捨てられた「悪い子の私」を愛そうとしていること、助けようとしていることと一緒なんです。

 


良い子の私○←(愛してくれた)←両親

悪い子の私×←(愛してくれない)←両親

 


これも前回お伝えしましたが、ここには悪い子の私を愛してくれなかった両親への怒りと恨みがあるんです。×を○にしたいわけですね。

 

 

そして子供時代に感じたこの構図を現在の男女関係でも同じモノにしてしまうと・・・


悪い子の彼○←(愛している)←私

 


となりますが、先ずこの構図自体が誤解から成り立っていると気づくことが大切です。

 

 

本来の自分では愛されないという誤解を手放して、両親を許すことができた時、別れを選ぶかどうかも含めて「見捨ててしまう」という感覚から二人の関係を捉えることから卒業できますからね。

 

 

もし皆さんの中に、こういった恋愛のパターンを繰り返しているかたがいるとしたら、なぜ今の彼を好きになったのか?という理由が分かってきたのではないでしょうか。

 

 

◇◇◇

 

 

ここに出てくる彼のように、つき合いだしたら距離を取り出したり、冷たい態度をとったり、音信不通になったりする男性というのは、超自立的に生きてはいるものの、その裏には依存的な気持ちを隠し持っているものです。

 

 

表面的には、超自立の彼に対して、振り回される彼女という図式ですが、その下には、本当は女性に甘えたい彼(依存)と、そのお世話をする彼女(自立)という、もう裏に隠れた関係があったりします。

 

 

依存のポジションにいる時には、自分の思うように人が動いてくれることを愛情だと感じます。つまり彼の場合「パートナーの行動=愛」だと思うわけです。

 

 

この彼の場合「僕が何をしても許してくれることが、彼女が僕を愛している証拠だ」と思っています。

 

 

そして、それが受け入れられない時に疑いと不安感を感じるのです。

 

 

ただし、もともとは彼の方に、おそらくは子供時代からの大きな不安があるはずなんですね。

 

 

昔(多くは子供時代)感じた不安を抑圧して心の奥にしまっていて、その不安と今起きている出来事を結びつけしまうんです。要は彼が勝手に不安になっているということです。

 

 

彼のような人は、パートナーが誰であるかにかかわらず、自分の不安を持ち出して、男女関係の問題を自分で作っているんですね。

 

 

だから、彼女側がいくら頑張って解決してあげても問題は無くなりません。

 

 

◇◇◇

 

 

「彼は最初は良い人だと思ったのに、つき合いだしたら人が変わったように冷たくなってしまった」という話はよく聞くお話しだと思います。

 

 

誰でもそうですが、好きな異性とつき合いだして心の距離が恋人同士の近さになると、それまでの恋人未満の距離感では感じなかった感情が動き出します。

 

 

上のようなタイプの男性は、感情が動き出すと、先ほどの過去の不安がせり上がってくるのを心のどこかで感じます。すると、彼女と親密さを感じるほど同時に不安も強く感じてしまうわけです。

 

 

そして不安から逃げたい気持ちが大きい分だけ、連絡を取らなくなったり、仕事を言い訳に会わなくなったりしていきます。

 

 

愛情を感じること、それを表現することからどんどん遠ざかっていくのです。

 

 

じゃあ何でそんな男性が恋愛をしたいのか?と言うと、

彼が自分の母親との関係で感じた怒りや恨みをパートナーに対して復讐していることもあれば、彼が母親から貰えなかったと思っているモノをパートナーから貰おうとしている場合もあります。

 

 

その場合、彼女は彼の母親役になってしまっているので、「無償の愛」を求められてしまうのですが、男女関係でどちらかがそれを与え続けたら間違いなく疲弊しきって、遠からず限界がくることは想像できると思います。

 

 

もちろん彼の中にも、彼女のことを好きな気持ちはあるのですが、本当の彼の気持ちは先ほどの不安のさらに奥にあるのです。

 

 

つまり、彼が自分の中の本当の愛情に気づくには、彼が自分の不安を自分で解消し「彼女を信頼する!」と心から決めることが必要なんですね。

 

 

子供の心から大人へ、本当の意味で成長・成熟が求められるというわけです。

 

 

次回は、こういった彼との問題解消を目指すために必要なことについてお届けいたします。

 

 

 

 

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は5月21日です!お楽しみに^^
来週は小川のりこカウンセラーが執筆いたします。

※バックナンバーは⇒コチラから

読者さまからステキな感想をいただきました。
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html




それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!


心理カウンセラー
近藤あきとし

 

 

 

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 


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