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犠牲が愛に変わるとき

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日のコラムを担当しています。

Merry Christmas!

皆さまはどのようなクリスマスを過ごしておられますか?

私は、子供の頃のある時期を米国で過ごしたこともあって、クリスマスは家族と過ごす日というイメージがあります。今では、我が家も大人3人の家庭で、それぞれに仕事やプライベートの予定を抱え、「家族が集う」ことができにくくなっていますが、子供の頃に、クリスマスの朝、家族揃って雪の積もった道を散歩しながら、家々のクリスマス飾りを見てまわった、静かで落ち着いた時間が今でも私にとっての「クリスマス」なんですね。


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さて、本題。

今日はクリスマスにちなんで「犠牲」のお話です。

私は、クリスチャンではありません。なので、キリスト教の教義に詳しいわけではありません。そんな私でも、キリスト教といえば、

「左の頬を打たれたならば、右の頬を差し出せ」

という「愛」の教えであると理解しています。


でも、この教義、今の時代の「自己愛」ブームからすると、

「それって自分を大切にしていないってことじゃない?」

ってツッコミを入れたくなるところがありませんか?

(いえ、クリスチャンに喧嘩を売っているわけではありません。)


パートナーシップでも、仕事でも、趣味でも、はじめのうちこそ、相手に「尽くす」こと、「合わせる」こと、相手の欲求を「受け入れる」ことが嬉しいし、楽しいけれど、そればかりでは、時間とともに犠牲感が出てくるものです。

「私ばっかり」。

「俺ばっかり」。

「私だって優しくしてもらいたい」。

「僕だってわかってほしい」。


そんな気持ちのスレ違いから、つい相手に望むものがムクムクと大きくなります。


「私の話を聞いてほしいの」。

「僕の好きにやらせてほしいんだ」。


そんな気持ちを素直に言えればまだいいのですが、なかなか難しいですよね。


だから、

「なぜ、あなたは帰りが遅いの!」

と怒りたくなるし、

言えば喧嘩になると思えば面倒くさくて何も言いたくなくなるし、で。



こうなると食事を用意するのも、

片付けるのも、

パンツを洗うのも、

家に早く帰宅するのも、

そして、話すことさえ億劫で、


優しい笑顔を向けることも「犠牲」っぽく感じられてきます。



「もうひと頑張りして、彼に優しくみましょうよ」

なんて言おうものなら、

「それって犠牲になりませんか?」

と睨まれてしまいそうです。



「犠牲」になることを心配しているときは、

愛を出し惜しみしているとき

なのです。


まだ余力があるのに、

傷つくことを怖がって、その愛をひっこめているのです。


本当は、もっと愛せるのに。


でも、心はどこかでもっと愛せるってわかっているから、

出し惜しみをしていることにちょっぴり罪悪感もあります。


そこで、

「犠牲しないものね」

と自己弁護したくなるのです。



「犠牲」をしているときは、

何かが「欲しい」と思っていて、

相手からそれをもらおうとしています。


心はそれを知っているから、

心地よくないです。



でも、

この人に何かできないかしら?

それがたとえ、

ただ祈ることであったとしても、

と思えることってとても幸せだと思うのです。



   



それでも、

彼に対してはやりすぎるほどやっているし、

これ以上、手を出したり、口をはさむことは本人にとってもよくないよ、

と自分も周りも思うほどだとしたら。



きっとあなたが出し惜しみしているのは、

違う場面の、違う人に対してかもしれません。


お父さんかお母さんか、

もっとあなたが愛を送りたいのに、出し惜しみしている人はいませんか?



もし、あなたがこれ以上無理というくらい

仕事でハードワークをしているのに、

結果がなかなかついてこない、

仕事仲間とつながれない辛さを感じているとしたら。


パートナーや大切な家族、友人の誰かに対して、

もっと心をとめたいと思っていないか振り返ってみてください。


私たちは、

やっていないことでの罪悪感から、

他のことで犠牲をし、

その罪悪感を償おうとします。



もし、

犠牲を愛に変えたいとしたら、

あなたがあまり気にとめていないところで、

出し惜しみしているところはありませんか?



無意識はつながっているから、

違う場面の罪悪感が、

あなたにこの問題で犠牲を払わせているかもしれません。



こっちのほっぺたを差し出して(愛を与えて)、

それでもうまくいかなかったら、

あっちのほっぺたを差し出す(愛を与える)。



デッドゾーンを抜けて、

もう一度ロマンスを感じるための最後の最後は、

与えて、与えて、与えて、


なのです。


皆さまが愛を感じられるクリスマスでありますように。




今年1年、このブログを読んでいただきまして、ありがとうございました。

また来年も、皆さまがご自身の愛を感じて、自分らしく生きられるお手伝いができますようにチャレンジをしていきたいと思います。

どうぞ来年もまた、よろしくお願いします。



No Love, No Life.人生にもっとロマンスを!
みずがきひろみ


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