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「自分を与える」愛し方〜あなた自身がパートナーへの最高の贈り物〜

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こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。

GWに入りましたね。ご予定はありますか?今年は日並びもいいので、遠出を計画されている方も多いかもしれませんね。どうぞ思いっきり楽しまれてくださいね。


5月9日(日)は横浜で『クリエイティブマインドに火をつけよう』と企んでいます。
ちょっとしたイタズラゴコロが緊張した「場」や二人の関係性を救うことって案外多いもの。遊びゴコロ、イタズラゴコロはあなたの魅力のスパイスです。もっと使いこなしてみませんか?





さて、本題。

あなたは彼の前で大口をあけて笑うことができますか?
鼻水をたらすほどぐちゃぐちゃに泣くことはありますか?
思いっきり怒鳴ることはありますか?
うんと淫らな自分を彼に見せることはできますか?

そして、何より、

一番美しい、慈愛にあふれるあなたを彼に差し出していますか?

拗ねてる私、
いじけている私、
プンプンしている私や
ちょっぴりイヤミな私を見せるのはイヤだけれど、

でも、案外できちゃっているのに、

本当に柔らかくて、
あたたかくて、
清らかで、
眩しいくらいのあなたを彼に見せてあげていない、ってことはありませんか?

カウンセラーというのは本当に幸せなお仕事で、クライエントさんの心の襞の奥の最も繊細でやわらかいところにある愛の姿と出会うことが多いです。

誰にも言わず、理解されず、でも息づいている愛が心の奥底にあって、それがカウンセリングルームでふっと現れてくれるのです。

いつも文句ばかりいう彼女。
彼女といると、
自分はダメなんだなぁ、と思う。

彼女のことが大好きで、
彼女を幸せにしたいと思うのに、
彼女の笑顔が見れない。

僕が頼りないのだろうか。
僕が弱っちいのだろうか。
頑張りが足りないのだろうか。

弱音を吐いたら、
情けない男だと思われる。

そんな風に依存的になるな、って言われそう。
だから、甘えられない。

でも、彼女の
「もっと、もっと」にもうついていけない。

どうしてこんなに彼女のことを思っているのに、
彼女のために頑張っているのに、
彼女は笑ってくれないのだろう?


こんな風にパートナーに思わせてしまう「彼女」。
冷たい女だと思われますか?


   

もし、この「もっと、もっと」が彼の才能を彼以上に評価しているからだとしたら、
彼女こそが彼のヴィジョンを見ていたとしたら、
彼の強さを育てたのは「彼女」です。

もし、彼が彼女の「もっと、もっと」に怒りを感じてきたとしたら、
怒りは、情熱のもとにもなるので、
彼女は、彼の情熱のもとでもあり、対象でもあります。

変な話、この「笑わない」彼女こそが、
彼の成長の源泉であったりするのです。

でも、とても多くのご夫婦が、この段階で、お互いに「相手から愛がもらえていない」と勘違いされます。

そして、別れ話になったり、どちらかが浮気を始めたりして、「夫」や「妻」がただの役割になり、子供がいる場合には「お父さん」「お母さん」という役割を隠れミノにしながら「愛されていない」という悲しみや「想いが通じない」という寂しさを見ないように生きています。

それは、「自分」を与えきってはいないから。
まだ、心いっぱい、自分を余すところなく相手に差し出してはいないから、なんです。

「彼女」は、彼の「彼女への愛」ゆえの「努力」に報いる笑顔を出し惜しみしていますし、

彼も、自分の愛を「彼女」に十分に受け止めてもらえないことの寂しさや怒り、そしてそれゆえに感じるどうしようもない無価値感を言葉にできていません。

「彼女」は、もしかしたら、彼を叱咤激励するのに忙しくて、彼の自分への「愛」の深さに気付けずにいるのかもしれません。もしくは、少しでも。彼の愛をうけとめてしまうと、今度は、そこで彼の成長が止まってしまうのではないかという不安があるのかもしれません。いずれにしても、「彼女」の課題は、彼の自分への「愛」を信頼すること、です。

一方、彼の方は、寂しさや怒り、無価値感といったネガティブな感情を彼女と分かち合ってはいません。一人で心のなかでふつふつと怒りを感じるばかりで、いっしょにそれと取り組むべきパートナーに伝えていないのです。

男性は往々にしてネガティブな感情を感じるのが苦手で、この段階で逃げたくなる人が多いのではないでしょうか。でも、この彼の一番美しいハートは、この寂しさや怒りや無価値感のさらに下にあります。

これだけ傷つき、これだけがっかりしているのに、彼女の笑顔が見たいと汗をかいているこの人は、いったいどれだけ「彼女」を愛しているのでしょう。どれだけ深い愛情の持ち主なのでしょう。

でも、

「こんなにあなたの笑顔が見たいのに!それくらいあなたが好きなのに」

と泣きながら伝えるのは、男の沽券にさわりますか?

そんな柔らかく繊細で美しいハートを見せるのは、死ぬより怖いこと、かもしれませんね。

「彼女」が彼の自分への愛を信頼するのがめちゃめちゃ怖いように、
彼も、自分の一番ピュアな愛情を表現するのは、死ぬほど怖いから、

ついその手前で、

もしくは手前の手前でコミュニケーションを止めてしまいます。

そして、

「彼女」は一番美しい「慈愛」を彼に表現できず、

彼は彼で、寂しさや怒りを表現できないがゆえに一番ピュアな愛を表現できず、

お互いに一番美しい自分の想いを相手にプレゼントしないまますれ違う、

という残念なお話は少なくありません。


     

「自分を与える」というのは、そんな柔らかで繊細で傷つきやすいピュアな愛まで、すべてを差し出すこと。

「負けた」みたいに感じるからイヤ。

そうかもしれません。

そこで受け取ってもらえなかったらもう立ち直れないかもしれない。

わかります、わかります。

それでも、です。

怒りも寂しさも、悲しみも怖さも、全部開示します。

だって、そのネガティブな感情すべてが、あなたの一番美しい愛が傷つかないように、と守りに入っている証拠なんです。

はっきり言ってかっこ悪いです。

それでも、です。

もし、あなたにとって、その相手がそれほど大事な人なのであれば、最後の最後は捨て身で相手の前に立つことでしか伝えられないものもあります。

それで、あなたが望む関係性が手に入るかといえば、必ずしもそうではありません。

ただ、心は通じます。そして、そんな愛は、時に、まったく思いがけない形で戻ってくるものなんです。

自信は、感情のリスクをとった分だけ受け取れるもの。

自分の想いを差し出す勇気をかき集めてみませんか?

それが、あなたがパートナーに差し出せる最高のプレゼントになります。



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みずがきひろみの毎日、好きなものについてつぶやいています。






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