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どんな痛みがあっても、それはもう一度魅力として輝くことができる

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こんにちは

「魅力UP術」のテーマで、2週間に1度ずつ小川のりこカウンセラーと交代で執筆しております。
どうぞよろしくお願いします。


どんな痛みがあっても、それはもう一度魅力として輝くことができる


●魅力的になるのが怖い?

前回は、嫉妬してしまうときと魅力の関係についての記事をお届けしました。



この関係について、今日は少し違った観点から見てみたいと思います。

日々カウンセリングをしていると、クライアントさんの中には、ご自分の魅力に気づいていない人が思いのほか多いということに気づくことがあります。


・とても可愛らしい女性なのに「私は全然キレイじゃない」と感じている人もいれば、

・誠実で頼りがいがありそうに感じるのに「自分はもっとしっかりしないと!」と思っている人もいます。

・暖かい心を持っている人なのに「私は本当に冷たい人間なんです」と言う人もいれば、

・男らしく落ち着きがあるのに「なんで自分はこんなに自信がない情けない男なんだ」と自己嫌悪でいっぱいの人もいます。

どうしてこんなことが起こるのでしょうね?

これは自分が見ている「私はこういう人間だ」という自分のイメージと、周りの人から見た自分のイメージが違っていることから起こるのですが、

深層心理的にみると、また別の意味合いが隠されているのです。

それは「本当に魅力的な私」になるのが怖い、ということなんですね。


●初めての「出る杭は打たれる」という体験

カウンセリングの時にこの話をクライアントさんにすると、たいていは首をかしげて眉をひそめた顔になりますね。
 
今ブログを読んでいるみなさんからも

「魅力的になるのが怖いどころか、私には魅力がないから今まで苦しんできたし、恋愛も上手くいかないんですよ!」

と言われてしまいそうな雰囲気を感じてしまいますね。

ただし、それは意識の表面上での認識で、みなさんの潜在意識・無意識のレベルでは、とっても恐れを感じているんですね。

もう少し掘り下げた言い方をすると、みなさんの過去に魅力を抑えこんで隠してしてしまいたくなるような、あるいは「隠さなければいけない」と思うような出来事があったケースが少なくないのです。
 
たとえば、子供時代というのはほぼ感情100%で動いています。

ほとんどの子供は目立つことを何とも思わないですし、むしろ自分が自分がと、自己主張をしたい時代ですよね。

家族と一緒にいるときであれば子供がわがままを言っても、親もまず子供を一番に優先してくれる。そんな家庭も珍しくはないでしょう。

ただ学校へ通うようになると、クラスメートや他の子供たちも自己主張したいわけですから、お互いにぶつかり合って問題が生じてきます。
 
もしも、あなたが家族と一緒のときと同様に、クラスで自由にものを言って、やりたいように振舞っていたら、周りから除け者あつかいされたかもしれませんし、いじめを受けたかもしれません。

先生から「みんなと同じにしなさい」と怒られるかもしれません。「出る杭は打たれる」という体験を生まれて初めて感じるのです。

あとは、勉強がみんなよりも出来たり、女の子であれば他の女子より成長が早かったりしても同じようなことになりがちですね。

本人の意思とは関係無しに必然的に目立ってしまいますわけですね。みんなに注目されてしまうのです。


●魅力を隠さないと・・・

注目されることで自信をつけていく人もいますが、人によっては、そのみんなの注目が【嬉しい視線】ではなくて、【嫌な視線】まるで自分を攻撃しているかのように感じる場合もあります。

そんな体験があった後、クラスメートと打ち解けるきっかけを失ってしまって、ずっと自分だけみんなと違う感じがして、学校生活はずっと孤立していたという人もたくさん出会ってきました。

こんな体験をすると、私たちは同じミスをして痛みを感じたくないですから、自分の中の目立ってしまう要素を抑圧しようとします。

「思っていること言いたいことを、そのまま言うのはやめておこう」

「背が高いと目立っちゃうから背中を丸めて小さく見せよう」

「勉強が出来るとみんなが仲良くしてくれないから出来ないフリをしておこう」

自分の一部を抑えこんで、周りから見えないように隠そうとしてしまうんです。

みなさんのクラスメートや友だちに、

体格が良くて大きな体に恵まれているのに、いつもオドオドしていて気弱そうな雰囲気の男の子や、

本当は背筋をピンと伸ばすとスラッとしてモデルのようなスタイルなのに、いつも猫背でうつむいて目立たない印象の女の子、

あきらかに音楽や美術の才能があるのに、大人しくていつも自信が無さそうな子がいたなあ、という記憶に思い当たることはありませんか?

その子たちは、みんな何かしらの痛みの体験から、目立ってはいけないという感情を感じた時に、「隠さないと」と思ってしまうのです。


●もう一度魅力として発揮するには

本来こういった要素はすべて「魅力」のはずなんですよね。

言いたいことが言えるのは、裏表のない素直さや本質を見る目があること、

体が大きいことは、頼りがいや受け止めてくれる安心感を感じますし、

背が高くスタイルが良いことは、美しさや自己表現するパワーがある、と言えます。

ほんの少し意識的に見方を変えるだけで、私たちが隠そうとしてきた自分の一部はとても大きな魅力になります。

でも、過去に体験した出来事から「これがあると嫌な感情を感じる」ということにしたところから、私たちは自分で自分の魅力を否定するように、無意識的にエネルギーを使い始めていたのです。

今日はみなさん自身の過去に、自分の魅力を「隠さないと」と思った地点がどこかになかったか、これまでの体験を振り返って探してみましょう。

そして隠してきた魅力を当時とは違う見方で再評価してみてください。

あの時の痛みはもう手放して、あなた本来の魅力をもう一度発揮する許可を出してあげてくださいね。

あと少し書ききれない部分があったので、続きを次回書きますね。

再来週まで少々お待ちください。


最後までお読みくださいましてありがとうございました!
次回の登場は5月9日です!お楽しみに^^

来週は小川のりこカウンセラーが執筆いたします。


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