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ネガティブ・ファンタジーを止めたい!

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こんにちは。みずがきひろみです。

立春を迎え、いよいよ春!そんな今が寒さも一番厳しいとき。はやる心をしっかりと抱きかかえて小さな一歩一歩をふみしめるように歩きたいと思う今日この頃です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

お知らせ!いよいよ【みずがきひろみの心理学サロン】2015年10回シリーズが2月26日(木)にスタートします!女性は「おしゃべり」がストレス発散になることを知っています。【心理学サロン】は、「対話」の中に「気づき」と「癒し」を見つける講座です。日常の中で心理学をどう使っていったらいいのか、ここでヒントとインスピレーションを手に入れてください!

第1回【心理学サロン】『「鏡の国」へようこそ~心理学を使ってヴァージョンアップしよう~』
日時:2015年2月26日(木)13:30~15:30
場所:東京・渋谷


お知らせ!3月のワークショップ@横浜は、「お金」とのおつきあいを見直す時間です。もっと意識的に、でも軽やかに「お金」とつきあいたいと思っていらっしゃる方のために「お金」との関係性をクリニックします。お楽しみに!

<昼の部>『お金と仲良くしていますか?(1)~お金の使い方からヴィジョンが見える~』
<夜の部>『お金と仲良くしていますか?(2)~感情のブロックをとる~』

日時:2015年3月8日(日)
   <昼の部>13:30~17:30 <夜の部>18:30~20:30
場所;横浜





さて、本題。

ネガテイブ・ファンタジーに悩まされることってありますよね?

メールをしたのにお返事がない。

怒らせたのかもしれない。(何度も送ったメールを読み返しては、地雷を踏んだかもしれないところをチェック、、、。←そんなことしたって送っちゃったものは取り返せないのに。)

どうしよう、、、。(10分おきに携帯をチェック。←そんなことしなくたって返信があって受信すれば音が鳴るでしょーが。)

2時間たってもお返事がない。これは絶対にイヤな想いをさせたんだ!(←ちょっと待て!まだ2時間でしょ。自分だってメールに気づいていたって丸一日返事もできないくらい立て込んでいることもあるじゃない。)

自分で自分にツッコミを入れても、このあたりから妄想の世界(そう!もうここからは明らかに妄想の世界なのだっ!)に落ちていくのを止められず。

今日はとうとうお返事が来なかった。きっともう私は愛想をつかされているんだわ。(←はぁ?3日前にデートしたばかりじゃないの?あの時彼は何も言っていなかったはず。)

いつもなら最後に彼の方から次のデートの約束を切り出すのに、あの時は、彼は何も言わなかったもの。きっともう会いたくないと思ったからなんだわ。(←単純に忘れるってこともあるよ。)

私に夢中で追いかけようとしていたときにはそんなことなかったもん!きっともう飽きたから忘れるのよ!(←それは、、、。24時間365日あなたのことしか考えていないってことはないかもしれないけど。おつきあいしていたら、心ここにあらずの時だってあるでしょうに。だからってまた「会いたくない」とか「つきあいたくない」にはならないはずだけど、、、。)

ううん!これは絶対に他に目移りしているオンナがいるのよ!この前だって、いっしょにご飯を食べている最中にしょっちゅうメールをよこしていた人がいたわ。彼が可愛がっている仕事の後輩なのよ。そういえば、この間、緊急で会議だ、とかで慌てて出ていったときもあのオンナが一緒に行くって言っていたっけ、、、。(←とうとう「絶対」になっちゃったよ。何が「絶対」なんだか、、、。)

*( )内は自分の、自分へのツッコミ。

かくして「捨てられる」シナリオは全部心の中で出来上がり、惨めな気持ち、怒り、寂しさ、悲しみ、といった失恋に伴う一連の感情をしっかりと前もって味わうことができて、フラれたときのための予習がバッチリ整うことになるわけです。

あーあ。

なんで、こんなネガティブストーリーの予習ばかりしなければならないのでしょうね。理性的になれば、こんなおバカな時間の使い方!って思うのに。



私は、自分がこのネガティブファンタジーのスパイラルに落ちたときは、二つの感情をチェックすることにしています。

一つは、罪悪感。

そう、この厄介な「罪悪感」という感情、いろいろなところで、罪作りな問題を起こしてくれます。問題があるから罪悪感をもつというより、罪悪感が問題を作り出すと言ってもいいくらいです。

「私は地雷を踏んだのではないか?」と送信したメールをチェックしてしまう「私」は、自分が誰かを傷つけているのではないか、「加害者」になっているのではないかと常日頃から心配している「私」です。

自分が「悪い」から人から愛されないと思い込んでいて、だから、返信が遅い、来ない、といったことも「愛されない」証拠、「自分がヘマをしでかした」証拠だと決めつけてしまうのです。

では、私はどんな「悪い」ことをしたというのでしょう?

もちろん、大事な人を傷つけていることもあるでしょう。私の心ない一言が思いがけず相手にとっての痛恨の一撃になってしまうこともあります。相手からの心ない一言が私には痛すぎて、つい過剰防衛をしてしまうことだってあります。そんなとき、私の心は深いところで、大切な人を「(十分に)愛せなかった」のではないか、と自分を責めているようです。

とりたてて相手を傷つけるようなことをしたわけでもないけれど、「もっと力になれたはず(なのにやらなかった)」と感じていることもありますね。そういうことの方が多いかもしれません。あと一言、何か言えなかったか?あそこでなぜ優しい声をかけられなかったのだろう?そんな心残りも、「(十分に)愛せなかった」罪悪感につながります。

もしも、ネガティブファンタジーを作り出しているのが、私の「(十分に)愛せなかった」罪悪感だとしたら、ここからの出口は、「思いっきり愛する」こと以外にはありません!

かといって、言えなかった一言の罪悪感を晴らすために、ガンガンメールを送りつけたからといって「思いっきり愛する」ことにはなりませんよね。

相手がどういう状況にあるかはわからないけれど、じっと相手の「幸せ」をまずは祈ること。そして、一番大切にしたい対象が目の前にいるとは限りませんけれど、まずはすぐそばにいる人から、心を尽くして「愛する」こと。大切にできる人から順番に、それこそ十分に大切にすること。

不思議なもので、そんなことを繰り返しているうちにネガティブファンタジーのスパイラルからいつのまにやら抜け出せていることが多いものです。



もう一つ、私がチェックする感情は、怖れ、です。

怖れ、と言っても「彼に捨てられる」怖れではありません。こちらの方の怖れはすでに知っている怖れ(過去に捨てられる経験をしているし、、、)だし、すでにリアルに感じていて予習済み(笑)でもあるんです。

なぜ、先まわりをして「捨てられた」ときのシミュレーションをして感情的な準備をしなければならないのでしょう?

それほど「捨てられた」ときのショックは大きかろう、と心配しているんですよね?

ということは、それほど「好き」「愛している」気持ちを心のどこかで感じていて、それに一生懸命にブレーキをかけている、ということでもありますね?

それ以上好きになったら危険!危険!!危険!!!って心が大騒ぎしているかも?

だから素直になれない?

「あなたが大好き!ずっとあなたと一緒にいたい!こんなにあなたのことが好きなのにあなたが私を好きでいてくれなくなったら自分がどうなっちゃうかわからなくて怖い!」

って言うかわりに、

「もし、私と次に会う約束をするのを忘れるくらい私ってどうでもいい存在なら別れた方がよくない?」

なんて言っちゃったりしてません?

惚れる側になるのって怖いものね。
惚れられる側にいることに執着しちゃうよね。

でも、もう一度「罪悪感」のところを読み直してみてくださいね。

惚れる側になることにブレーキをかけるともれなく「(十分に)愛せなかった」罪悪感がついてくるんです。

惚れること、もっと、もっと愛する勇気をもてたなら、二人の関係性も次のステージへと新しい絆の扉をあけることができるのに。

あぁ。それが一番「怖い」かもね。

そんな「絆」を失ったら、これまでのハートブレイクでは済まないほど傷ついてしまうから。ブレーキ、ブレーキ。

本当に欲しいものが手に入りそうなときほど出てくる「怖れ」はホントに厄介。

怖がっている自分を抱きしめながらおまじないを唱えます。

「それでも、その絆、欲しい!!!」。



 ココロを学んでバージョンアップしたいあなたのために、、、

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