
こんにちは

カウンセリングサービスの村本明嬉子です。
寒いです

爆弾低気圧というそうです。
皆さん、生きていますか?
今日は、縮めたいのに縮まらない、彼との距離のお話。
大好きな彼なんだけど、なかなか連絡が取れないし、なかなか会えない。
付き合っているのかいないのか。。。そんな距離感がずっと続いてる。
いつも、遠距離の人ばかり。
彼の存在を遠く感じてしまう。
心は彼のほうに向いているのに、彼の方にむいていることが幸せとイコールにならないことは、苦しいですよね。
こういった時は、まずは、思いっきりあなたの中の彼への「愛」を認めてあげて、心が欲するままに彼を求めてあげることが大切です。
ここにブレーキをかけていては、いつまでも、恋愛が次のフェーズには進めません。
ですから、その恋が難しくても、距離があっても、心が求めていることを大切にしてあげて、思いっきりそちらの方向へ進んでみることが大切なんです。
そして、今日お話したいのは、その先のこと。
とうやって、彼のほうへ進んでみるものの、同じ事の繰り返し。
いつも同じ距離を感じていて、いっこうに縮まらない。。。
そんな時。
「縮めたいのに縮まらない距離」のある恋愛を繰り返している場合、その「距離」を求めている、というケースもあるんです。
あなたの心のどこかが、「距離のある関係性」や、「求めても届かない愛情」を求めているということ。
頭の中では、その反対を望んでいるはずなのに。。。
そうだとしたら、なぜでしょうか??
それは、「誰かの再体験というシステム」のお話です。
例えば、
幼少期に、あなたとお父さん、またはお母さんと、とても距離を感じていたとします。
お母さんが親密感を嫌う人で、子供とあまり触れ合わなかったりすると、「触れられない」その距離は、子供にとてはとても遠いものになります。
お父さんは仕事が忙しくて、家にあんまりいないし、いても近づきにくかったり。
「家族」という場所に、居場所を感じられなくて、少し離れている自分がいたり。
そうすると、幼少期のその距離を無意識的に再現しようとするシステムが心の中にあるんです。
それが、再体験システム。
家族ドラマの映画やドラマでで、よく見かける心理構造ですね。
例えば、それが祖母の世代の場合もあります。
おばあちゃんが(当時の言葉で)お妾さんで、母親または父親は、祖父との間に距離を感じていた。。。とか。
祖父が戦争でなくなっていて、母親または父親は、祖父を知らない。。。とか。
両親のもう一世代上の世代の「距離感」は、あなたがご両親との間にパターンを作るように、ご両親のパターンもまた、作るんです。
そして、その「距離」が、再びあなたと、あなたのご両親との間で再現されて、それをあなたが繰り返している。。。
祖父母の時の距離が、両親を通して、あなたの中に繰り返されるということ。
そんな、遠い物語が、実はあなたの日常のパターンの中に再現される。。。ということもあります。
これを、追体験システムというんです。
もし、今感じているあなたとあなたの好きな人との距離が追体験システムだとしたら。
あなたが向かいたい方向は、幸せではなく「距離」のほうだった。。。という可能性があるんですね。
なんか、この話にザワザワする。。。
ピンと来る。。。
そんな方は。
このシステムのせいで、私はこういった恋愛をくりかえしていたのかも!と、認識してみることが大切なんです。
無意識のシステムは、意識化されると解除されます。
そうすると、心の興味は「距離」から、あなたが求める「幸せ」へと動き出します。
要は、
「もしかして、距離に興味があったの??」って気持ちにピンと来たら、
「一緒にいられる幸せに興味を持ってみよう」に変わって行く
ということです。
ですから、そうなんじゃないか?と知ることが、大切なんですね。
そして、「じゃあ、私が欲しい関係って、どんなだろう?」に興味を向けてみる。
そうすると、新しい感覚やパターンがうまれてくるかも知れません。
このパターンを超えて、あなた自身の幸せに届きますように


村本明嬉子
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