みなさん、こんにちは。カウンセリングサービス の大野愛子 です。
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。
彼から２週間ほど連絡がありません。
ＬＩＮＥも既読にならないし、メールの返信もありません。
仕事が忙しいのはわかりますが、彼はこうやって時々音信不通になります。
そのたびにわたしは不安になるのでつらいんです。もうダメなんでしょうか？
＊ ＊ ＊
上記のようなご相談を頂くことがあります。
２週間も連絡が取れないと不安ですよね。
つらいお気持ちお察しします。
残念ながらといいますか・・・
時々音信不通になる男性、少なからずいます。
男性は仕事が忙しくなると、彼女のことを後まわしにすることがあります。
ガッカリさせちゃいましたよね？
でも、これにはちゃんと理由があります。
一般的に男性は、ひとつのことに集中をすると、他のことには手が回らなくなります。
仕事が多忙になれば、彼女のことも、自分の食事や睡眠でさえもおろそかになっていきます。
女性というのは、いくつかのことを同時に並行して行うことが出来るのに対し、
男性は一つのことに集中すると他が見えなくなる傾向があります。
たとえば女性は、カレーを煮込みながら、洗濯機を廻しつつ、
テレビドラマをチラチラ見ながら、メールの着信にもちゃんと気が付けるという感じ。
男性は、ゲームをする時は集中してゲームだけをしたいという方が多いようです。
それぐらい、男女では目を向ける先、集中度が違います。
だからといって、彼女に２週間も連絡ナシというのは、ちょっとなぁ・・と思うわけです。
そこで、ちょっとお伺いすることがあります。
「前はどれぐらいのペースで連絡を取っていましたか」って。
今までわたしがお伺いしてきた限りでは、連絡が途絶えがちになる前は、
「１日１回ぐらいは連絡を取ってました」という方がほとんどです。
ですが、問題はその前なんです。
もうちょっと前の時期はどうだったのでしょうか？
女性のメールって、けっこうチャット状態になったりするんですよね。
どちらかが眠りにつくまで続いたり。
電話だって、好きな人の声をずっと聞いていたいですよね。
つい深夜までの長電話。
でも、それが女性というものなんです。
忙しい時の男性にしたら、ちょっとばかり、それがつらいことがあります。
それだけの余力がないというか、ちょっと億劫になるというか。
そこで、「わたしの存在って、そんなもの？」「どーでもいい存在なわけ？」
と決めつけてしまうのは、ちょっと待って欲しくて。
男性にしたら、「俺達付き合っているんだし、そんなに頻繁に連絡を取り合わなくても、大丈夫だろう」と、思っているふしもあるんです。
上の文章をもう一度読んでもらえますか？
「俺達付き合っているんだし、大丈夫だろう」なんですよ。
安心しているというか、信頼しているというか。
まぁ、甘えているとも言えますけれどもね。
多くの女性は、その彼の態度を見て、「前より冷たくなった」と思います。
だって、電話やメールやデートの回数も減ったら、そう言いたくもなります。
ですが、多くの男性は仕事が忙しくない時は、彼女のことも大切にしたいと考えます。
連絡をしないからといって、あなたのことはココロの片隅には、ちゃんとあるんですよ。
どうしても女性の方が不安になりやすいので、確かめたくなりますけれど、
「わたしのことなんかどうでもいいんだね！」と決めつけてメールを送るのは、
自滅的な行為です。
男性にしたら、「そんなにツライ思いさせているのか、ごめん」って。
その時に、「そうか。俺達、無理なのか」と思うんです。
だから、女性のみなさんは、くれぐれも焦らないでくださいね。
忙しい人をそっとしておく、というのもひとつの恋愛の所作なのですから。
でも、相手を不安にさせないことも、お付き合いする相手への思いやりだと思います。
音信不通が長期化するような場合は、ひとりで抱えずにご相談くださいね。
■■おしらせ■■
木曜日を一緒に担当しております大塚統子カウンセラーが
ワークショップを開催いたします！！
仙台方面の皆さま！ぜひご参加くださいませ。
--仙台開催 ワークショップのご案内--
講 師： 大塚統子
テーマ： 自己嫌悪からの解放～自分を癒すことは周囲を癒すこと～
日 時： 2014年10月25日（土） 18:30～20:30
会 場： 仙台市民会館 和室２
料 金： 3,240円
ゲスト： 濱田よし乃カウンセラー
ワークショップ詳細は ＞＞＞ こちら
お申し込みは ＞＞＞ こちら
リーフレットは ＞＞＞ こちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
━━
━━━━━━━━━━━━
◆大野愛子のプロフィール
◆カウンセリングを受けるには？
◆会場案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━