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素直な気持ちでコミュニケーションする

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恋愛テクニック
こんにちは、カウンセリングサービスの秋葉秀海です。毎週金曜更新の「大人の恋愛術」を、みずがきひろみ カウンセラーと隔週で担当しています。


息をあわせる。
以前、こんなテーマで講演をしたことがあります。

相性がいい間柄を喩えて言う、「息の合った」関係。思うことを言葉にしなくても察し合えるくらい通じ合った関係というのは、理想的な大人のカップル像のひとつとも言えるかもしれません。今週の「大人の恋愛術」は、そんな「息のあった関係」をテーマにお話をしてみたいと思います。

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息のあった関係
一番近い他人、それが夫婦である、とよくいいます。


離婚や浮気、セックスに関する問題、不満など、私たちにとってパートナーとの間に起こる問題というのはとても大きなストレスの原因となります。


けれど、そもそも価値観も違う、考え方も違う、そして誰かに頼らなくても生きていける。そんな大人同士のカップルが、ケンカもなく衝突もなく、すれ違いもなくいつもうまくいく、ということの方が珍しいのかもしれません。


いっぽう、相性が良くて仲がよい。言葉を交わさなくても以心伝心、気持ちが伝わっているような関係。そんな間柄を「息のあった関係」と喩えることがあります。ところが、周囲からは理想的なカップルに見えるふたりなのに、
ある時突然、破局を迎えてしまうというケースがあります。


「あんなに仲良さそうだったのに」と、周りを驚かせるふたりの間に何があったのでしょう。
そこには、「息のあった関係」に潜むワナが隠れているのかもしれません。


あるべき姿を演じてしまう
どんなカップルも、恋愛初期に感じていたロマンスの感覚は時間とともに薄れていき、代わって不満や疑いがふたりの間に割り込んできます。


パートナーとの距離をもっと縮めたい、信頼や絆、安心感を築きたい。そんな風に願いながらも、「本当に愛されてるの?」と心に芽生えた不安は、信頼を揺るがせるし、「私に興味なくなった?」という疑念は不信感を生みます。


こうして、パートナーとの間にネガティブな感情が生まれると私たちは、そのネガティブから遠ざかろうと少し距離を置いたり、反面、不安を消したい気持ちからいっそう執着する気持ちが強くなってきたり。


また、彼(彼女)が離れていくのでは?という不安から、素直な気持ちや望みを伝える代わりに、理想的な彼女(彼)を装っては、衝突を避けるため、気に入らないこと、不満なことがあってもそれを飲み込んでは我慢し、「あるべき姿」を精一杯演じてしまうことも。


「息の合った関係」というのは、とっても素敵な関係なのですが、もしそれが、相手の気持ちばかりを察して自分の気持ちは二の次に、素直な気持ちを押し切って「あるべき姿」を演じることで成り立っているとしたら、知らず知らずのうち、その心には、我慢や無理と言う見えない疲労が積み重なっているのかもしれません。


小さなお子さんをお持ちのお母さんはよく、「となりの部屋で寝ていても、子どもが目を覚ましたのはすぐに分かる」といいます。

元来私たちには、言葉や目で見るだけでなく、感覚を通じて相手の気持ちや様子を察知する力が備わっています。けれど、そんな力をいつもONにしていると心が休まらないので、普段はOFFにしてあまり感じないようにしているのかもしれません。


息の合った関係というのは、そんな、察する力をお互いがうまく使ってそれぞれの気持ちを感じ取っているのかもしれませんが、その結果パートナーばかりを優先して自分を後回しにしていると、自分では気がつかないままに蓄積した不満や、鬱積した我慢が、ある日突然噴出して、パートナーシップを修復不能にしてしまうこともあるのではないでしょうか。


素直な気持ちでコミュニケーションする

私たちは、パートナーとの間に親密な関係を築きたいと願いながら、時として怖れや不安、罪悪感をベースにした関係を築いてしまうことがあります。


「息のあった関係」


それは、言葉にしなくても以心伝心、心が通い合う関係。とっても素敵な関係です。


そんな、素敵な関係をパートナーシップとの間に築いていくためには、まず第一歩として、パートナーの気持ちを察することができるくらい、意識をパートナーに向けること、そして、それと同じくらい、あなた自身が自分の気持ちにも素直になるということが大切。


素直な気持ちでパートナーに接する、ということは時にリスクをはらんでいます。ひょっとしたら、ケンカや衝突が増えてしまうこともあるかもしれません。


けれど、大きく不満が蓄積して修復できない爆発を起こしてしまうよりも、小さな爆発で済んだほうがダメージは少なくて済むでしょう。


また、そんな衝突を少しづつ重ねていくことで、"衝突しても、ケンカをしても私たちなら大丈夫"という信頼感がふたりの間に芽生え始めるはず。


ケンカをするほど仲が良い、といいますが、親密な関係性においては、ケンカできるほどの信頼と強い絆がそこにはあるのです。


パートナーとよりよい関係、息のあった関係を築いていきたい、そう願うなら。
まずは、あなたの素直な気持ちにアクセスしておくということが大切なのではないでしょうか。


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<今日のセルフカウンセリング>

今日は、あなたの素直な気持ちにアクセスするセルフカウンセリングをご紹介します

ノートを用意してください。


できれば、今日1日を振り返るために、夜寝る前に少し時間を取ってみることをお勧めします。
ノートに、次の問いかけの答えを書いてみましょう。


・今日、もっとも腹が立ったことは何ですか?それを誰に伝えたいですか?
・今日、もっとも悲しかったことは何ですか?それを誰に伝えたいですか?
・今日、もっとも嬉しかったことは何ですか?それを誰に伝えたいですか?


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自分ばかり、相手のことを思い遣っている。
時として私たちはそんな風に考えて不公平に思ったり、不満を感じたりすることがあります。

以前は、私も常にそう考えては「自分ばかりが我慢してる」と秘かに憤慨したりしてました。でも、カップルというのは殆んどの場合、どちらか一方ばかりが我慢をしている、ということはないのです。

そんな風に考えてみると、、少し、彼を(彼女を)見る目が変わってくるのではないでしょうか。

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「息を合わせる」をテーマにお話をさせていただきました、今週の「大人の恋愛術」。次週は、みずがきひろみカウンセラーの登場となりますので、次回・秋葉秀海の登場は、3月2日(金)となります。

今回も、最後までお付合いいただきありがとうございました。それではまた、こちらのページでお会いできることを楽しみにしています。


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ベルスペシャルワークショップ開催のご案内ベル
3月10日(土)開催のスペシャルワークショップを担当させていただくことになりました。


テーマは「自分とつながるセルフカウンセリング」。大人の恋愛術でご紹介しているセルフカウンセリングをもっと詳しくご紹介したり、実際にそれを使って実習をしたりと、2時間楽しんでいただけるワークショップです。


自分とつながることは、パートナーシップや対人関係をよりよくする上でとても大切。

この機会に是非、自分とつながる体験をしませんか?


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コチラもおススメ_秋葉秀海のオフィシャルブログより

・息を合わせる『パートナーシップを高めるコミュニケーション①』

・息を合わせる『パートナーシップを高めるコミュニケーション②』


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