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さて、本題です。
なぜだか相手の「怒り」の的になってしまう、ということはありませんか?
後から考えれば言わなくてもいいことを言ってしまったり。言えばすむことを言わずに大目玉をくらったり。
新聞が片付けられるべきところにないと彼がイライラするなんてわかりきっているのに、気づいていながらなぜかそこに戻さなかったり。
奥さんは水曜日はお花のお稽古だとわかっているのに、帰宅してすぐ玄関に飾ってある花を見ない。ここで一言、「今日のも綺麗だね」と言えたら、「あなたは私のことになんか興味ないんでしょ!」ってイヤミを言われずにすむのに。
たまのことなら、それはタダのポカ。
相手に対して関心がなければ、それはよそ見運転で事故を起こすようなことかもしれません。
でも、ちょくちょくあって、しょっちゅうそれで相手をイラつかせたり、相手から怒られて、あなたもいい加減にウンザリしているのに、同じようなことで相手があなたに向かって怒りを爆発させているとしたら。
そして、あなたも、振り返るにつけ、私がこの新聞を放っておいたら、私がこの電気を消さなかったら、私が電話に3コール以内に出なかったら、相手が怒ることくらい目に見えていたな、知っていて、なぜだかスルーしたな、と思うとしたら。
この「スルー」はなんだか意味がありそう。
だって、わざわざ相手の地雷原を歩いて、しかもピンポイントで地雷とわかっていて踏むようなことをしているのだから。
なぜ、怒られたいのかしら?
なぜ、怒らせたいのかしら?
そんな不可解な行動のヒントは、地雷爆発後の感情の中にあります。


怒られてあなたはどんな気持ちになりますか?
ゴメンナサイ。
ワタシハワルイコデス。これ、「罪悪感」です。
ワタシハダメナコデス。これ、「無価値感」です。
どうしてそんなに罪悪感を味わいたいのでしょう?
どうしてそんなに自分をダメだと思いたいのでしょう?
イヤな感情なのに不思議ですよね。
しかも、「あぁ、もうイヤ!」ってウンザリしているのに、どこかちょっぴりホッとしている自分がそこにいたとしたら。
いえ、もし、あなたそこで落ち着いた気持ちがないのなら、それはそれで違う感情のパターンですからいいのです。でも、ウンザリしながらなんだか安心していることもあるんです。訳がわからないですよね。
よく私たちカウンセラーは、そんなとき、「イヤな感情は癒されるために出てくる」なんて言います。「ゴメンナサイ」の気持ちも、「ダメナコ」な惨めな気持ちも誤解で、「本当はそうではない」と言ってもらうために出てくるのです。
「こんな私を許してください」。
「こんな私でOKだと言ってください」。
そんな切ない想いが聞こえてきます。
誰にOKと言ってほしいのでしょう?
もちろん、すぐ目の前の怒っているアヤツ。いつも何かとあなたの不出来にイラついては、「何とかしてくれよ」と言う彼(女)。
かな?
そうなんだけれど、それだけではないかも。
ありのままのあなたに、出来がよくても出来がよくなくても、OKと笑顔で言ってほしいのは、まずは、あなたの(心の中の)お母さんではないでしょうか。
パートナーと親しくなって、親に対して感じたかった親密感が出てきそうなくらい距離が近づいたとき、
「相手に愛されるために頑張ろう」
ではなくて、
「ダメな私を愛してほしい」
という気持ちが出てきませんか?
本当は「怒られたい」のではなくて「怒られるような私を愛してほしい」なのかもしれませんね。



では、怒らせたい気持ちってどうなっているのかしら?
もし、怒った後の感情にそのヒントがあるとしたら、相手が怒った後にどんな気持ちになるか聞いてみるといいでしょう。
「どうせ何度言ったって聞いてもらえない」。無力感かしら?
「頑張っても誰も愛してくれない」。無価値感もありあそう。
もちろん、誤解です。
それが上がってくるのも癒されるためだとしたら。
そして、もし、あなたがわざわざ地雷を踏んでそれを感じさせようとしているとしたら、相手が心の中に押し殺したそんな無力感、無価値感をあなたはどれほど癒したいと思っているのでしょうか。
自分が的になって「怒り」を解放してもらおうとする捨て身のパターンは、なんだかいじらしくて、切ないです。
それしかやり方がわからないから、ついそうなっちゃう。
それも誤解なのだけれど。
私たちはそんな力のない子供時代のやり方を、案外、大人になっても無自覚に続けているものです。
もしも、わかっているのに、やっぱり地雷を踏みたくなってしまったら、
ついつい踏んでしまったら、
そんないじらしいあなたの心の中の子供を思いっきり抱きしめてくださいね。
「あなたはOKだから」って。


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