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2週に1回、池尾カウンセラー と記事を担当しております、小川のりこです。
夏に。
家族旅行で長野に出かけ、その時現地にて捕まえたカブト虫くんたちが、卵をたくさん産み、幼虫が産まれました。始めて見た幼虫は、本当に小さくて、20匹くらいいたんですね。
順調に育っております(/・ω・)/
始めはグロテスクに感じておりましたわたくしも、今じゃとてもかわゆくて。
ただこの子たち。栄養分いっぱいの土をいっぱい食べるため、結構頻繁に土を替えなくてはなりません。さなぎになったらそのまま放置なのですが、それまではまだまだ時間がかかりそう。
本日も5キロのお米二つ分くらいの大きさの土を買ってまいりました。
土を替える時だけ、幼虫君をしっかり拝むことが出来ますが、決して彼らを傷つけないように、土と一緒に取り出さねばなりません。
息子がこれがとても楽しみのよう♪
上手に取り出すことが出来ますかねぇ～。
では本日の記事にまいりましょ～♪
罪悪感。
こういったサイトでは、メジャーな言葉なのですが、実は一般ではあまり使うことがないと思います。でも私たちのこころの中には、多かれ少なかれ、皆さんこの感情はお持ちです。もちろん私たちカウンセラーも同じです。
悪かったなぁ。
本当は私が悪かったんだろうか。
ごめんなさいを言いたい。
誰かに（何かに）対して謝りたくなるような感じです。
何かきっかけがあって、明確なことに対しての罪悪感なら、私たちが意識できるものですが、そうでなく、無意識的にいつも抱えてしまっている場合もありますね。
それは、ずっとずっと昔。
幼い頃から感じていた誤解であることが多いのですが、子供の頃の私たちは、あまりにも純粋で、誰かを責めるようなことはありません。
責めるとすれば、自分自身になってしまうようです。
例えば、
お母さんがいつも大変なのは、私がいるからだ。
お父さんがいつも怒っているのは、ぼくがすぐに怒らせてしまうようなことをするからだ。
この例の場合だと、事実はお母さんが子供を愛するがあまり、自分をほったらかしにして、子供のことに一生懸命になりすぎて、余裕がなくなってしまっているんですね。その姿を見て、お母さんが大好きな子どもは、お母さんでなく、自分のせいにしてしまうことが多いようです。
お父さんはいつも怒っているのではなく、事実はお父さんは忙しく、家でも疲れていて上手に子供と会話が出来ない場合、子供から見ると、お父さんはなんだか怒っているように見えます。その場合、お父さんが声を少し荒げただけでも怖くて、こころに強く残ります。子供はなかなかお父さんの楽しそうな顔を見ることがないかもしれません。そうすると、自分に笑顔を見せてくれないのは、きっと自分が悪い子だから・・・などと判断してしまうことがあります。
そんな風に、私たちの幼少時代は本当に多くの誤解をして、自分を悪く扱ってしまいます。
もちろん、実際にご両親に言葉にして言われてしまった場合もあると思います。親としての立場や環境などいろいろあるとは思いますが、子供である私たちには分からないことだらけなので、いつどんな風に子供として解釈するか分かりません。
だから例え、後で誤解だと分かったとしても、その時の傷や、言葉がこころにあまりに強く残りすぎて、
ずっとそばにいた両親が言っていたのだから、他人が私を良い子だと判断するわけがない。
と何処かで感じ続ける場合もあるんですね。
そしてそれは、私たちが成長する過程で、いろんな形で出てしまいます。
悪い子だから、せめて少しでも人様の役に立つようにと頑張る。
悪い子だから、せめて何かをして愛してもらおう、そばに居てもらおうとする。
悪い子だから、せめて自分ではなく、他人にもっともっと力を注ごうと頑張る。
これは、罪悪感から行ってしまう行動で、補償行為 と呼ばれるものですが、自分がこころから喜んでそれを行うのではなく、自分の悪いと感じている罪を償うための行為なんですね。
例えそうではあっても、その人が一生懸命なのは確かですから、私自身は良くないことだとは思いません。された相手も、その行為に対して本当に感謝していたり、喜ぶことももちろんありますからね。
それに私たちは結構こういう行動を誰しも取っていると思います。
ただね。
罪悪感がとても強い場合は、この行動が日常になってしまうかもしれません。そして、この補償行為という行動は、本人にはあまりメリットがないの。
こころから、ただ相手を喜ばせたくてしている行為ではないので、相手が喜んでいても、こちらが素直に受け取れなくなってしまいます。
そしてこれが恋愛の時には、妙な形で表れてしまいます。
罪悪感を持って、誰かを好きになってしまうと、いつも相手の顔色をうかがうようにしてしまうことがあります。自分は本当に愛されているのか不安が常に付きまとうこともあります。
確かに愛してくれている彼なのに、それが事実なのかどうかとテストしてしまうこともあるでしょう。
そしてどこかでやっぱり感じてしまうんです。
悪い子の私は、何かをしなければ、（何かを一生懸命したとしても）愛されるわけがない。
と。
そして、それを証明してしまうかのような行動を取っちゃうことがあります。
どうせ私じゃない方がいいんでしょう。
他の女性の方が綺麗よね。
横に他の女性がいれば、浮気したくなって当たり前よね。
私なんてもう飽きたのよね。
私はきっと騙されているのよ。
いつしか自分の中では消されない事実になって、
そういう目で彼を見てしまい、言葉にしてしまい、不安で不安でたまらなくなって・・・・。
でも言われた彼らは本当に心当たりがなかったり、全くそんなことを感じたこともなかったりすると、
疑いの目でずっと見られていた。
彼女は僕を愛してはいないんだ。
俺は彼女を不安にさせるだけの存在なんだ。
俺と一緒にいても、彼女は笑顔にはならないんだ。
感情のコミュニケーションに慣れていない彼らは、何も言わずにあなたの前から去ってしまったり、距離を置いたりするかもしれません。
でも彼らも何を言わないものだから、私たち女性は当然誤解してしまいます。
やっぱり浮気していたんだ。
やっぱり騙されただけなんだ。
やっぱり飽きられたんだ。
と・・・・。
私たちカウンセラーは、多くの恋愛している女性のみならず、男性からもお話をたくさんお聞きします。でも恋愛をしている女性は、いつも自分の恋に真っ直ぐで魅力的です。騙され、飽きられるような女性はほとんどおられません。あなたと関わった男性も、それをちゃんと分かっていると思います。だから惹かれたんです。
そこからお互いの誤解で、大きな喧嘩や言い合いによって別れたり、罵倒されたりした経験をお持ちの方もおられるかもしれませんが、それは相手の本心じゃありません。
皆さんの中でも、喧嘩して、彼についきつい言葉を言ってしまった方もおられると思いますが、それも本心じゃないでしょう？ 痛みがあまりにありすぎて、つい口走ってしまったに過ぎないと思います。
それは男性の場合も同じ♪
どんな言葉であなたを傷つけてしまったとしても、それは本心じゃないことの方が多いですよ。
男性も女性も、本当は知ってるはずです。
相手の本当の優しさや愛情を。
でもごめんなさいをいっぱい持ちすぎると、分かんなくなってしまうんですよ。
本当はどうだったのか。事実は何だったのか。
そしてそれを、1人で考えてしまうと、ほとんどの場合、良い解釈は出来ません。
私が悪いんだから、彼はもう嫌いになったに決まってる…。
こころはそんな風に感じてしまうから。
罪悪感。
悪いことをした、罪を犯した・・・と感じてしまうこころ。
そんな気持ち、あなたがそう思ってしまっている気持ちを、もうそろそろ許してあげませんか？
いつまでもいつまでも背負う必要はないんですよ。
それにね。もし本当に何か悪いことをしてしまったと強く感じるあなたがいたとしても、もうとっくに時効だと思いません？ 今までそれで苦しんで来たのだから。
でもそれを持っていた自分を否定はしないでくださいね。それが持っていたからこそ、自分より誰かに一生懸命になりすぎて、しんどかったことはたくさんあるかもしれません。でもきっと何処かで役に立っていたのだと思います。それにあなたはあなたなりに頑張っていたのだから。
人間ですから、罪悪感を一切持たなくなることはありません。でも不必要に持つ必要はありません。
迷惑をかけたかもしれない。
悪いことをしちゃったこともあるかもしれない。
それは時として誰もが犯してしまうこと。誰しもが自分を守るために嘘をついてしまったり、自分の傷が痛すぎて相手のせいにしてしまったりすることなんて、当然あるんです。
それが人なのですから。
それにね。覚えていて下さいね。
罪悪感を感じてしまうのは、あなたが良い子だからです。
あなたが優しい子だからなの。
でなければ、私が悪いんだ…と、いつまでも苦しむことはありません。
悪い子の自分ばかりを見ることなく、あなたの良い子の自分にも、時には目を向けてあげて下さいね。そして、これからも、時々出ちゃう罪悪感と、仲良く共存して下さい。
あ～。
また、罪悪感にまみれてどんどん悪い方へ考えちゃうよー。
でもこれって、違うんだよなぁ本当は。私が私をいじめてるだけなんだよな～。
って。
難しいことかもしれませんが、罪悪感を持っていることを、そこまで悪いこととか、身体から徹底的に追い出さなきゃいけない感情だとか、そこまでは思わないで下さいね。
この文章が、皆さんのこれからのお役に立てれば幸いです。
・・・と言いつつ、こんな書き方でいいのかなぁ・・・。分かりにくくないかなぁ。他の人ならもっと上手に書くんじゃないだろうか…。とおのれの文章をあまり良く思えないわたくしもここに居ます。
書いてるわたくしも罪悪感持ってます。
はっはっは・・・・(^-^;
♪小川のプロフィールでございます～♪
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