こんにちは。みずがきひろみです。気がつけば、今年も半年が過ぎ、後半戦に突入しました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?お知らせ!
第6回【みずがきひろみの心理学サロン】は、ハードワークを癒す「場」です。ついつい頑張り過ぎて消耗してしまう、恋愛では気を回し過ぎて疲れてしまう、心配のあまり過干渉になりやすい。そんなパターンを作り出すココロにアップローチします。もっと自由に、シンプルに夢中になりたい!そんなあなたを応援します。

さて、本題。
一世一代の大勝負が迫っていると感じると私たちのココロは、極度の緊張にさらされます。ただ、怖い。むちゃくちゃ怖い。怖い、怖い、怖い、怖い~って感じです。
頭の中が真っ白。
脊髄反射的に、ただこの「怖さ」から逃げたい!
ずっと憧れだった人と初めてのデート。
もう何を話したらいいのかわかりませんよね。
相手の言葉も頭の上をスーッと通り抜けるみたいで。
ちゃんと反応したいのに、得意のはずの笑顔も強ばったまんま。
ウンともスンとも言えず、通り一遍の会話で別れて、帰りの電車に乗った途端にドドーッと疲れが出てきて、でも、どこか安心した自分もいたりして。
そうかと思えば、「絶対に楽しませなくっちゃ。いや、楽しまなきゃ」とばかりにやたらにテンションが高くなっちゃって、あれやこれやあることないことしゃべり倒して、頑張って相手に近づいてみたものの、なんとなく白けて空気が流れる。
家に帰ってから自分を呪い殺したくなるのはこんな時です。
あれが夢のデート?
実現したらどんなに幸せだろうと思ったのに、、、。
それが、何だかわからないうちに終わった?
どれほど甘く優しい想いに包まれるか、
どれほど楽しい時間になるのだろう、
そんな予想に反して、
心は、自分の殻の奥深くに隠れてしまいます。
私たちは、本当に、それこそ心底欲しいものを前にするととんでもなく怖いと感じるようです。
だから、最後の最後、あとちょっとのところで、自分を逃がさないために、エイッヤーって勢いにまかせて駆け上がろうとします。それは、反射的に逃げないための対策でもあるのですが、進むか引くかの違いはあれ、やっていることは一緒です。
でも、恋愛は、パートナーシップは、関係性は、相手のあるものだから、目をつぶって飛び込んだからといってうまくいくとは限りませんよね。特に、大人の恋愛では、難しいかもしれません。だって、恋愛で傷ついたことのない大人は、おそらく一人もいないから。自分の愛を受け容れてもらえなかった経験のない人は人を愛したことのない人だけで、それもしんどいはずです。
あなたが怖いときは、相手も怖いと感じている可能性がものすごく高い、
ということを忘れないでくださいね。
自分が相手にすごく惹かれていると、つい心は過去の傷ついた経験を思い出して、自分の心を守るために、自分が受け容れてもらえないリスクばかりを考えます。自分がダメな理由なんて百万通りも出てきますから、自分のコンプレックスに目が覆われて、肝心な「相手」が見えなくなってしまいます。でも、ここで、
自分の傷より相手への愛を大事にできますか?
というところが最大の勝負所なのです。
愛するのも怖いけれど、愛を受け取るのも怖いものです。こちらはこちらで、
「自分は不十分なのではないか」、
「がっかりされたら辛い」、
「自分が相手を傷つけることになったらどうしよう」、
など、不十分であることの怖れがたくさん出てきます。
ロマンスの時期は、相手をインフレして見ていますから(それが楽しいのですが)、そんなに自分をいいものに見てもらうというのは、嬉しいけれど、なかなか文字通りに受け取るのは大変だったりします。
自分をちっぽけに感じていて、あなたのことを素晴らしく思っていたりしたら尚更です。
素晴らしい人が自分を好きになってくれたということは自分ってなんて素晴らしいのだ、とシンプルに喜べればいいのですが、「こんな私(僕)で本当にいいの?(ゴメンナサイ)」なんて気持ちが出てくる人の方が多いのではないかしら。
お互いに痛い想いをしたこともある大人どうしの恋愛ならば、自分の痛みにも相手の痛みにも優しく触れられるくらい成熟したいと私は思うのです。
自分の痛みに触れないですますために、逃げたり突進したりするのではなく、自分に痛みがあることを受け容れられる自分になりたいのです。それを隠すのではなく自己開示できる自分になりたいです。
「私には、こんなところもあるけれど、、、」って。
「できるかどうか自信がないけれど、、、」って。
相手にも痛みがあるかもしれないって慮れる自分になりたいのです。自分で勝手に判断しないで、相手の気持ちを受けとめる勇気を持ちたいのです。
「あなたにも都合があるかもしれないのですが、、、」って。
「あなたは、どうなのでしょうか?」って。
そのために
怖さの中にしばしとどまる勇気が欲しい、
です。
そんな私を支えてくれるのが、
「ありがとう」という想い
です。
これまで自分を支えてきてくれた人たちへの「ありがとう」を思い出してみてください。
これまで頑張ってきた自分への「ありがとう」も。
そして、相手の存在そのものに「ありがとう」、です。
想いを受け取ってほしいとき、まずは、あなたが自分に与えられている想いを受け取ってみましょう。
心がグーンと広がるの、感じませんか?
お知らせ!
第6回【みずがきひろみの心理学サロン】は、ハードワークを癒す「場」です。ついつい頑張り過ぎて消耗してしまう、恋愛では気を回し過ぎて疲れてしまう、心配のあまり過干渉になりやすい。そんなパターンを作り出すココロにアップローチします。もっと自由に、シンプルに夢中になりたい!そんなあなたを応援します。
第6回【心理学サロン】「やり過ぎない勇気をもつ」
日時:2014年7月17日(木)13:30~15:30
場所:渋谷区総合文化センター大和田 学習室2
料金:3,240円
ゲストカウンセラー:近藤あきとし、嶽きよみ、松尾たか


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