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怒られてばかりを卒業したい

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こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。

わぁ、風が爽やか!って喜んでいたと思えば、ムシムシしていきなり雨!なんていう空模様に目をぱちくりさせています。私の気分みたいですって?そうかも。

お知らせ!次回の【心理学サロン】は5月22日(木)です!お楽しみに。

第4回【みずがきひろみの心理学サロン】『怒りを愛で溶かしたい』の詳細はこちら>>>>>>>




さて、本題。

このひと月ちょっと、カウンセリングの場面でとても多かったのが「怒られてばかり」「攻撃されている感じ」「注意されてばかり」で凹むというお話でした。

ダメ出しされてばかりだと凹みますよね。

最初は、ちょっとバツの悪そうな顔をしながらもかわいく「ごめんなさい」と言っていたはずが、似たような状況が繰り返されると、それを指摘する相手の言葉が針のように思われてきます。

相手も、「何度も同じようなことを言っている!」という想いがあるからでしょうが、「ごめんなさい」と謝っているのに、それでは収まらなくてグジグジと文句を言い続けたり、たたみかけるように責めてしまいます。

「どうしてもわかってほしい」
「どうしてもやってほしい」
「どうしても自分が正しいと認めてほしい」

という心の叫びが「怒り」となって噴き出してきます。

「申し訳ない」と思っていても、この「怒り」があまりに大きいと、

「ちょっと、そんなに悪い?そんなに酷い?」

と反発心が首をもたげます。「申し訳ない」と思った気持ちも吹き飛びます。

「どうせ許されないならいいもん。私なんてどうせこんなもんだから」

とことあるごとに反発して、しまいには関係性を切るか、無気力にうずくまり、怒られても怒られても動かなくなります。

「悪い人」「ダメな人」まっしぐら、の態度になりがちです。

怒っている方は、本当は、

「あなたがなんとかしてくれないと自分がもたないんだよ。なんとかしてよ。助けてよ。わかってよ」

がホンネなのです。そうは聞こえませんけれど。



もし、あなたが「怒られてばかりだわ」と感じているとしたら、

「私、自分のどこがそんなに『悪い』と思っているのかしら?」

と、ちょっと立ち止まって自分に聞いてみるといいかもしれません。

人の罪悪感には大まかに2通りあって、

「何かまずいことをしでかしてしまった」

と言ったりやったりしたことへの後悔と、

「やればよかったのに(言えばよかったのに)やっていない」

という自責の念があります。

そして、どちらかといえば、後者の「できるのに、やっていない」という想いの方が圧倒的に多いし、手放しにくいのです。いつも心の底にわだかまり、ジクジクと自分をいじめ、それがボディブローのようにじわじわと効いてきて、自尊心が損なわれていきます。

自分いじめがしんどくなりすぎると、いっそ他人に責められた方がラクとばかりに、誰かの地雷を踏むように、巧妙に失敗して、そこで不興を買ったのを言い訳に、できるのに、わかっているのに、「やらない」。そして、「怒り」をかう。その繰り返し。

「怒られてばかり」なのだとしたら、もしかしたら、あなたが自分で「やるべき」と思っていて(しかも、多くの場合「できる」とも思っていて)、なのにやっていないことがあって、心の奥底で罪悪感が疼いているのかもしれません。

この「やるべきなのにやっていない」は、倫理道徳的な意味だけではなくて、「才能」「素質」を使っていない、発揮していない、というのもあてはまります。

あなたは、自分の「最高」を生きていますか?

という話ですね。(アイタタタ、、、と感じたのは私だけ?)



もし、「怒られてばかり」という状況が、

自分が自分に「もっとあなた本来の『最高』な自分を生きて!」と喝を入れているサインだとしら、、、。

ここは、あなたがシンプルに自分はいったいどんな自分でありたいのか、そんなヴィジョンを思い出す絶好のチャンスなのかもしれません。

パートナーが「怒ってばかり」の人になってしまったとしたら、

ここは、もう一度、あなたが自分はパートナーに対して、どんな自分でありたかったのか、その「願い」を思い出すタイミングなのかもしれません。

お付き合いが長くなると、小さなボタンの掛け違いが繰り返されて、かすり傷が増えれば、自分の気持ちにも相手の気持ちにも素直になれなくなるものです。

でも、あの最初のロマンスのときは、

ただ、相手の喜ぶ顔が見たい!

って思ったはず。

そして、そんな自分でいられたとき、最高に気分がよかったはず。楽しかったはず。

そんなシンプルなヴィジョンをもう一度取り戻したいって、一番願っているのは「私」かもしれません。

「怒られてばかり」を卒業しようと思ったら、悔しい気持ちも悲しい想いもみんな抱きしめながら、シンプルに生きることをもう一度選択してみませんか。





お知らせ!次回の【心理学サロン】のテーマは「怒り」。「怒り」を手放すことにチャレンジしませんか?

第4回【みずがきひろみの心理学サロン】『怒りを愛で溶かしたい』

日時:2014年5月22日(木)13:30~15:30

場所:渋谷区総合文化センター大和田 学習室2
料金:3,240円
ゲストカウンセラー:近藤あきとし、嶽きよみ、松尾たか




みずがきひろみが仕事やパートナーシップについて日頃思うことを書いています。


みずがきひろみの毎日、好きなものについてつぶやいています。





















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