木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。 />
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彼や旦那様に、お願いごとや相談したいことがあるとき、女性が「話しがあると言うと、彼はいつも逃げる」「きっと彼は、私の話しなど聞きたくないのだ」と落ち込んでしまうことがあるようです。
もっと深刻になってしまって、「私はきっと嫌われている」「私がダメなんだ」となってしまい、自分から別れを切り出してしまう人もいるぐらいです。
どうしたら、つらい悲しい思いをせずに、男性に話しを聞いてもらえるのでしょうか?
どうしたら、男性は逃げずにきちんと、女性と向き合ってくれるのでしょうか?
そのことについて、今日はお話ししたいと思います。
例えば、彼がいつもデートに遅れてくるとしましょう。
当然、それは嫌なので彼にその癖を直してほしいと思います。
彼の遅刻癖について、話しをしようと彼に「話しがあるの」と言うと、大概の彼は及び腰になるでしょう。
話しをちゃんと聞いてくれなかったり、「話しが・・・」と言った途端に、逃げ出したり。
男性は女性から「話しがあるの」と言われると、逃げたくなるようなのです。
女性としては、彼を責め立てたいわけではなく、遅刻癖を直してもらいたいだけなのに、男性は「話しが・・・」と言われた途端に責められると感じて、逃げの体制になるのです。
どうしてか?
女性は話し合いをするときに、「今まで何があったか」ということを、とても重要視します。
(もちろん、全ての女性がそうだというわけではありません)
ですから、過去にどれだけ彼が遅刻したかということが、どうしても話題に上ります。
彼を責めるつもりではないけど、今までの出来事が重要なので、つい話してしまうのです。
男性は、「今まではさて置き、これからどうするか?」ということを重要視します。
なぜそうするかというと、男性同士で話しをする時に、過去の話しを持ち出すと言うことは、お互いに勝負して勝ち負けを決める。
つまり、傷つけあうことが普通だからです。
だから彼女から「話しが・・・」と言われると、傷つけられるぞ!と感じて、逃げの体制になるわけです。
女性としては、彼を責めることが目的ではなく、彼の悪い癖を直してもらいたいだけなのに・・・
どうすればいいか?
彼の遅刻癖を直してほしいのなら、過去の遅刻の歴史を語るのではなく、「デートに遅刻されると私はとても悲しいので、これからは遅刻しないでね」と、男性の話しのスタイルに合わせて、「これから」についてお願いするといいですよ。
男女の話し方の違いを理解しておくと、彼にじっくりと話しを聞いてもらえる可能性があがります。
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