こんばんは、阿部純也です。
毎週火曜日に『モテオーラ養成講座』を鶴園みあ、秋葉秀海カウンセラーとともに担当しています。
僕の出身は北海道なんですが、先日の大雪では東京で家から見える景色が故郷と完全に一致しました。どこの雪国ですかここは(笑
意外だったのが、年に数回しか使わないであろう雪かきスコップを皆さん常備してるんですよね。
大雪明け、ご近所さんがこぞって雪かきに励む光景が印象的でした。
今週もまた降るようですから、車など運転される方は充分にお気をつけ下さいね。
毎度ながら更新時間が遅れることが多くてごめんなさい。今週は「自然な笑顔ができない理由」をお届けします。
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もうじき3ヶ月になる娘が、最近よく笑うんです。
それまでは ( ̄ー ̄)ニヤリ という不適な笑みだったのが、明らかに笑顔を作って時には声を出して笑う。
これがまた、いい笑顔をするんですよね。
疲れてる時でも思わずつられてこっちも笑ってしまうような笑顔。
天使の微笑みとはよく言ったもので、モテオーラ全開です。
かと思えば、ふいに泣き出したりするので「なんでだよ!」と突っ込んでみたり。
不思議なんですよね。自我が芽生えるずっと前から、人はこんな風に笑う。
一説では、本能的に周りから愛されるためとか、外敵から身を守るためなどと言われますが、もしそうだったとしたら一切泣かないはずでは……とも思ってみたりします。
少し気になったので根拠を調べてみると、どうやらおサルさんの中にそういう現象があるみたいですね。
霊長類の中に「グリマス」と呼ばれる表情があって、弱いおサルさんが敵意がないことを示す時に笑顔になるのだとか。
ボス猿のような強いオサさんはグリマスをしないんですって。
人がなぜ生まれて間もなく笑顔をするのかは謎ですが、でも確かに笑顔は心理的に安心感を作ります。
笑顔が人に好感をもたらす心理実験も、事例がたくさんあります。
なので恋愛心理やビジネス心理ではもちろん、日常生活や職場でも「笑顔、笑顔」と言われることは多いですよね。
そのせいで、とも言えるのかもしれませんが、本来は安心感や好感を与えるはずの笑顔でも、まったく逆の「怖い」と感じさせることもあります。
営業スマイルなんて言葉もあるわけです。
そこで、いまや焦点に当てられるのは「自然な笑顔」というものかもしれません。
それじゃ今度は「自然な笑顔を作ろう、作るにはどうしたら?」というのですから、人間社会はなかなかに複雑です(笑
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娘を育てていて思うのは、自然な笑顔になるのって、大人と一緒で安心感がある時じゃないかなあと思っています。
娘は「側に誰もいない」とか、不安要素があるとすぐにグズりだしますしね。
カウンセリングの中でもそうですが、めちゃくちゃ深刻な相談だったり、絶望した状態だったり、無表情で来られた方が、その時間の中でふっと笑顔を見せてくれたり笑ってくれることがあります。
それがまた、力の抜けたすごくいい笑顔なんですよね。
その人のそんな顔を増やしていけたら、それだけで事態は好転していくだろうなと思ったりするんです。
なんでその笑顔が生まれるのかなっていうところに、やっぱり安心感が大きいと思うんです。
誰にも相談できなかった話ができた、わかってもらえた、泣いても怒っても平気だった、何度同じような相談しても受け入れてくれた。
カウンセリングってそういう安心感を作りやすい環境だから。
もちろん、例外はありますし僕も100%は応えられないんです。安心させてあげられない人もある。
でも、カウンセリングサービスの強みって、一人がダメでも他にカウンセラーがたくさんいるチーム団体というところかもしれません。
なんだか宣伝みたいになってますが、何が言いたいかというと、笑顔について悩んでいる人がいたら、それは「いまのあなたに、安心感って少なくない?」ということなんです。
まったく気を遣わず、話していて笑い合える人ってどれぐらいいます?
たくさんはいなくていいと思うんですよね。
でも、1人もいないのはとてもキツい。
年齢を重ねてくると、昔はそういう仲間や友達がいたけど、気がついたら疎遠になってたということも多いかもしれません。
そんな時はぜひ、我々を頼ってみてくださいね。